転職なら社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】|求人、転職に関する情報満載! 2024/04/26 UPDATE 毎週水・金曜更新!

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【好奇心の自己PR例文】履歴書や職務経歴書、面接でアピールするポイント

自己PRは、転職活動で必要となる職務経歴書や、面接でも必ず聞かれる重要な項目です。ただ、いざ自己PRを考え始めてみると、「なかなか浮かばない…」と悩んでしまう方も多いようです。

そこで今回は、「好奇心」をアピールしたい場合の自己PR文作成のポイントと、例文をご紹介します。

アドバイザー 粟野友樹
アドバイザー 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

「好奇心」とは?

「好奇心」とは、自分が知らないもの、今まで出会ったことのないものに強く興味を持ち、もっと知りたいと思う気持ちを指します。ビジネスにおいても、知りたいとどん欲に思う姿勢や、未知の分野でも臆せず飛び込んでみようと思う気持ちは、高く評価されます。

また、「新しい分野にチャレンジして成長できる」「未知の分野を目指して自分を高められる」ということでもあり、成長性や向上心、そして伸びしろの大きさをアピールすることにもつながります。

なお、「好奇心」は若手だけでなく、ベテラン層においても評価される可能性があります。一つの分野で長く経験を積み上げると、どうしても視野が狭まったり、自身のやり方に固執してしまったりする傾向がありますが、新しい領域に興味を持ち、柔軟に取り入れようとする姿勢は好印象につながるでしょう。

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自己PR作成のポイント(履歴書、職務経歴書、面接)

自己PR作成のポイントと、履歴書、職務経歴書、面接用に作成する方法をご説明します。

自己PRの作り方

自己PRは、まず「キャリアの棚卸し」を行い、これまでの経験・スキルや得意分野を明らかにすることから始めます。次に応募先企業の人材ニーズを掴み、棚卸しした経験・スキルや得意分野からアピールできそうな強みをピックアップして言語化。最後に自己PR文として、エピソードを交えて作成します。

「自分の強み」に活かせる3つの力

自己PRに盛り込む「自分の強み」を考える際、大きく次の3つに分けられます。

 ・他人に関わる力 (協調性やチームワーク、指導・育成力など)
 ・自分に関わる力 (責任感、行動力、計画性、粘り強さなど)
 ・課題に対する力 (論理的思考力、分析力、企画力など)

「好奇心」は自分に関わる力になります。

自己PRの作り方 4ステップ

1.キャリアの棚卸しをする
2.応募先企業のニーズを考える
3.自分の強みを言語化する
4.1~3で整理した情報を元に自己PR文にまとめる

履歴書、職務経歴書、面接用の自己PR作成の流れとポイント

まず、職務経歴書用に200~400文字程度の自己PR文を作成しましょう。履歴書はスペースが限られているので、職務経歴書用の自己PRのうち特に伝えたいことを中心に、100文字程度にまとめます

面接の自己PRは職務経歴書用と同様になりますが、伝える時は表情や姿勢、話し方を意識しましょう。また、自己PRに対して、「なぜそう感じたのか?」「苦労したポイントは?」など、さらに踏み込んだ質問が来る可能性があるため、付随する質問を想定しておくと万全です。

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好奇心を伝える際の注意点

単に「好奇心が旺盛です」と伝えるだけでは、ビジネスパーソンの自己PRとしては不十分。それが仕事にどう活かしたのかがわからず、評価のしようがないからです。好奇心が旺盛だからこそ、どんな新しいことにチャレンジし、どんな学びを得て、その結果どんな成果を上げることができたのか、一連のエピソードを具体的に伝える必要があります。

好奇心を仕事にどう活かしたのか、これまでの経験を振り返って洗い出し、具体的なエピソードとともに自己PRにまとめましょう。例えば、「新しい営業手法をどんどん取り入れることで自分なりの営業スタイルを作り、新規開拓につなげた」「新しい技術を身につけるために、勉強会やセミナーなどに積極的に参加している」などとアピールできれば、成長性や向上心の高さが伝わります。

一方で、好奇心は必ずしも前向きに捉えられるとは限りません。「好奇心旺盛なのはいいけれど、地道なルーティンワークはできないのではないか」「新しいことばかりに目が行くということは、飽きっぽいのではないか」などと懸念を持つ企業もあります。そのため、エピソード内に懸念を払しょくするような情報を加えておくと尚いいでしょう。

例えば、「好奇心旺盛で、未知の分野にも臆せず飛び込んでいく一方で、そこで得た情報を既存顧客に共有し、地道に信頼関係を築く努力もしている」とか、「今の仕事には直接関係ない新しい技術もどんどん習得して自身を高める一方で、その内容を社内で共有して技術力の底上げにも注力している」などと伝えられれば、応募先企業の納得度が高まるでしょう。

【職種別】「好奇心」の自己PR例文

「好奇心」を強みにした自己PRの例文を、職種別にご紹介します。

営業の自己PR例文

好奇心が旺盛で、どんな顧客に対しても臆せずアプローチできるのが私の強みです。周囲が誰もアプローチしてこなかった未開拓の業界や企業群などにもまずは飛び込んでみて、白地を探すことを得意としています。そこで新規開拓につなげるとともに、新しい顧客とのやりとりで得た情報を、既存顧客に共有することで信頼関係構築につなげています。

新しいやり方を取り入れることも好きで、新しい営業手法やプレゼン方法などを独自に調べ、普段の営業に積極的に取り入れることで自身の引き出しを増やしています。最近では、プレゼン資料を動画で作るケースが増えていると知り、大手メーカーでのプレゼンに導入。商品特性をよりわかりやすく伝えることができ、新規受注に成功しました。

商品企画の自己PR例文

私は好奇心旺盛で、普通の人がしり込みしてしまうようなことにも果敢に挑戦するタイプです。新商品の市場リサーチの際には、自ら街に出てターゲットと思われる人の声を聞いて回り、2日間で約200人の声を集めました。Web調査では見えてこないターゲットの生の声に触れたことで、よりターゲットのニーズにあった精度の高い企画立案につながりました。また、商品パッケージのアイデアを得るために著名な芸術家やクリエイターに話を聞きに行ったことや、美大に飛び込んでアンケート調査をしたこともあります。従来型のやり方から一歩はみ出してみることが、独自の企画につながり、他社との差別化につながると考えています。

Webエンジニアの自己PR例文

私は好奇心旺盛で、仕事に必要な新しい知識を積極的に取り入れています。そのため、常にアンテナを立てさまざまなメディアから情報収集を行っているほか、セミナーや勉強会、ハッカソンにも頻繁に参加。そこで得た人脈を広げていくことで、さらに最新の情報を得る努力をしています。ただ知識を得るだけでなく、社内に持ち帰って共有することにも注力。定期的に有志の勉強会を開催して、社内のWebエンジニアの知識向上に努めています。周囲に教えることで、自分自身への知識定着にもつながっていると感じます。

その他の自己PR例を見たい場合

自己PRがなかなかうまくまとまらない時は、他のケースの自己PRも参考にしてみてください。あなたのキャリアに合った自己PR例が見つかるかもしれません。

自分に関わる強み】自己PR例文サンプル集
やり抜く力 忍耐力
継続力 粘り強さ
実行力 活動意欲
集中力 ストレス耐性
主体性 挑戦心・チャレンジ精神
改善・成長意欲 前向き思考
学ぶ姿勢 度胸がある・本番に強い
感情をコントロールする力 タフさ(精神力)
使命感・責任感 目標指向性・達成意欲
パッション(情熱) 探究心
好奇心 変化対応力・柔軟性
行動力 積極性
他人に関わる強み】自己PR例文サンプル集
親しみやすさ 気配り・ホスピタリティ
素直さ 誠実さ
真面目さ 約束を守る
協調性・チームワーク力 指導・育成力
働きかける力(巻き込み力) わかりやすく伝える力
傾聴力 プレゼンテーション力
調整・交渉力 コミュニケーション力
リーダーシップ
課題に対する強み】自己PR例文サンプル集
論理的思考力 課題発見力
企画力 計画力
想像力 提案力
分析力 広い視点で捉える力
正確性 スピード

診断ツールを使ってみる

どうしても思いつかない場合は、診断ツールを使ってみるという方法もあります。

リクナビNEXTでは、無料で使える自己分析ツール「グッドポイント診断」をご用意しています。簡単な質問に答えていくだけで、強みを5つ明らかにすることができます。診断結果は8,568通り。診断ツールを活用して、自分の強みとなるキーワードを探してみましょう。

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記事制作日:2021年10月8日 EDIT&WRITING:伊藤理子

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