転職なら社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】|求人、転職に関する情報満載! 2024/11/08 UPDATE 毎週水・金曜更新!

履歴書と職務経歴書の違いと書き分け方法を解説【完全作成ガイド】

職務経歴書と履歴書の写真

転職活動では履歴書と職務経歴書を提出するのが一般的です。では、履歴書と職務経歴書にはどのような違いがあるのでしょうか。

2つの書類の違いを理解しておくと、明確に書き分けができるので応募書類がより伝わりやすくなります。

転職活動を始めるにあたり押さえておきたい、履歴書と職務経歴書の項目の違いや書き分け方のポイントについて解説します。

アドバイザー 粟野友樹
アドバイザー 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

履歴書と職務経歴書の違い

履歴書と職務経歴書の、フォーマットや役割、項目の違いについて解説します。

履歴書と職務経歴書のフォーマットの違い

履歴書と職務経歴書はフォーマットが異なります。

履歴書はフォーマット化されていますが、職務経歴書はフォーマット化されておらず、A4サイズ1~4枚程度に経歴をまとめるという違いがあります。

履歴書に比べて職務経歴書は自由度が高いため、自身の経歴に合わせて読みやすくまとめる必要があるでしょう。

なお、フォーマットは決まっていませんが、職務経歴書は時系列で経歴を伝える「編年体式」、最新の経歴から伝える「逆編年体式」、経験・スキルごとにまとめる「キャリア式」の3つの形式があります。

自分の経歴に合わせて、アピールしやすい形式を選ぶことが重要です。

▼履歴書イメージ

履歴書の書き方見本

▼職務経歴書イメージ

職務経歴書完成イメージ

履歴書と職務経歴書の役割の違い

履歴書と職務経歴書は、役割や重視されるポイントが異なります。

一般的な役割の違いについて、比較表にしました。

履歴書職務経歴書
目的氏名、連絡先、年齢、学歴や職歴、保有資格など基本的なプロフィールを伝える具体的な職務内容や経験・スキル、実績や自己PRなどを伝える
フォーマット履歴書形式自由形式
枚数A4サイズ×2枚またはA3サイズ×1枚(二つ折り)A4サイズ1~4枚程度
重視されるポイント基本的なプロフィール、本人希望欄実務経験、経験・スキル、実績、自己PR
書き方のポイント正確性、読みやすさ具体性、読みやすさ、アピール力

履歴書と職務経歴書の項目の違い

履歴書と職務経歴書に設置されている項目一覧です。

履歴書の○は必須項目ですが、△はフォーマットによってあるものとないものがあります。

職務経歴書も、○は必須項目、△は必要に応じて入れましょう。

なお、履歴書と職務経歴書のフォーマットは、テンプレート紹介ページからダウンロードできます。ぜひご活用ください。

履歴書職務経歴書
日付
写真
氏名
生年月日
現住所
電話番号
連絡先
学歴
職務要約
職歴
免許・資格
志望動機
自己PR
趣味・特技
本人希望欄

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履歴書と職務経歴書の作成方法

応募書類の作成には、想定よりも時間がかかることもあります。

履歴書と職務経歴書を効率的に作成する方法をご紹介します。

自分に合うフォーマットを決める

履歴書は、転職回数が多い人向けの学歴・職歴欄が大きいものや、自己PR欄や志望動機欄が重質しているものなど、複数のフォーマットがあります。

自分の経歴やアピールしたいことに合わせてフォーマットを選ぶと、履歴書を作成しやすくなるでしょう。

職務経歴書も、前述の通り「編年体式」「逆編年体式」「キャリア式」の3つのフォーマットがあります。

編年体式は古い経歴から記載していくので、社会人経験が短い・転職回数が少ない方向けです。

逆編年体式は、最新の経歴から記載するので、すぐに社会人経験が豊富・転職回数が多い方向けです。

キャリア式は複数の職種経験を持っていたり、転職回数が多かったりする場合に適しているでしょう。

テンプレートをダウンロードし入力する

自分に合うフォーマットが決まったら、テンプレートをダウンロードしましょう。

必要項目を入力するだけで履歴書や職務経歴書を作成できます。

テンプレートはExcelやWordで作成されているので、オフィスソフトの操作に自信がある方は、自分の経歴に合わせて余白や枠、表や見出しなどを調整することで、さらに見やすい応募書類にブラッシュアップできるでしょう。

履歴書用写真を用意する

履歴書には証明写真の貼付が必要です。

履歴書を紙で送付する場合は、プリントアウトした写真を貼りますが、データで送信する場合は、撮影データを履歴書ファイルに挿入する方法が一般的です。

履歴書用写真の撮影方法は、大きく分けると3種類があります。自分に合った方法を選びましょう。

写真スタジオ

照明機器や背景などの専門的な環境が整っており、カメラマンが表情などのアドバイスをしながら撮影するため美しい仕上がりになりますが、時間と費用がかかる点がデメリットです。

依頼すればデータで納品してもらうことも可能です。

証明写真機

機械の中に座ってボタンを押すと、証明写真を撮影できます。数分で履歴書用写真がプリントアウトされるので、忙しい場合に便利です。

明るさや肌補正機能もあるため、スピード・費用・仕上がりのバランスの良い方法です。事前に設定することでデータを手に入れることも可能です。

証明写真アプリ

スマートフォンのアプリを利用して履歴書用写真を撮影する方法です。手軽でコストがかからない点がメリットですが、照明や背景などを工夫する必要があります。

郵送や手渡しする場合は応募書類を印刷する

履歴書や職務経歴書は、PDFファイルにしてメールなどで送付するケースが増えましたが、応募企業によっては郵送や面接で手渡しを指示されることもあります。

応募書類を紙で提出する場合は、コンビニやオンデマンド印刷を行っている店舗を利用することで、プリントアウトできます。

職務経歴書をA4サイズで印刷した場合は、履歴書もA3の二つ折りにサイズを揃えると採用担当者が扱いやすくなるでしょう。

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履歴書と職務経歴書の書き分け方のポイント

履歴書と職務経歴書には重複する項目もあります。書き分け方のポイントを解説します。

職歴

履歴書の職歴欄はスペースが限られているので、入社・退職した年月と企業名を1行ずつ記載するのが基本です。

職歴欄に余裕があれば、配属部署や仕事内容を簡潔に記載してもいいでしょう。

一方、職務経歴書は会社概要や具体的な担当業務、役割や実績などを具体的に記載します。表組みやリストなどを活用して、職歴を分かりやすくまとめましょう。

免許・資格

応募する仕事に活かせる免許・資格は、アピールになるので履歴書と職務経歴書のどちらにも書いておきます

職務経歴書の場合は、免許・資格名以外にも、操作経験できるツール・アプリケーション名や使用OS、経験言語や開発環境など、実務経験を裏づけるスキルを記載すると効果的です。

自己PR

履歴書の形式によっては、自己PR欄が設けられているものがあります。

履歴書の自己PR欄は記入できる文字量に限りがあるため、職務経歴書に記載する自己PRの要約を履歴書に記載するようにすると、一貫性も保たれるでしょう。

職務経歴書の自己PRには、採用担当者が応募者の人物像をイメージできるように、具体的なエピソードを交えることが重要です。自分の強みや仕事に対するこだわりを伝えましょう。

志望動機

自己PR同様に、履歴書の形式によっては志望動機欄が設けられているものがあります。

職務経歴書に志望動機欄を設けることは一般的ではありませんが、志望意欲の高い企業に応募する場合や、社会人経験が短くアピールできることが少ない場合などで、志望動機を入れるケースもあります

職務経歴書用の志望動機を先に作成し、文字数が限られている履歴書用に要約します。

応募企業ならではの志望理由や入社後に活かせることを伝えて、入社意欲や熱意をアピールしましょう。

履歴書と職務経歴書の違いに関連するQ&A

履歴書と職務経歴書の違いについて、よくある疑問にお答えします。

Q.転職活動で、履歴書と職務経歴書は両方必要ですか?

多くの企業で、履歴書と職務経歴書の提出を求められます

ただし、応募する企業や職種によっては、リクナビNEXTの応募フォームからの応募で履歴書を不要としたり、レジュメをもとに選考したりするケースもあります。

応募書類については、リクナビNEXTの「選考の流れ」を確認してみましょう。

Q.履歴書と職務経歴書はどこで買えますか?

履歴書や職務経歴書は購入することもできます。

市販の履歴書や職務経歴書を使いたい場合は、文房具店やECサイトなどで自分に合った様式を探してみましょう

ただし、市販の履歴書や職務経歴書を使うと直書きになるため、何枚も作成する場合は手間がかかる点に注意が必要です。

なお、購入しなくても、リクナビNEXTの履歴書・職務経歴書ダウンロードページより無料でダウンロード可能です。

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