履歴書作成、プロが伝授!5種類の無料テンプレート&詳細書き方ガイド

経歴に合わせた5種類の履歴書のテンプレートをご用意しました。Excel、Word、PDF形式から、お好きな形式をダウンロードして効率的に作ることができます。
また、リクナビNEXTの簡単自動作成機能を使えば、入力内容からレジュメが自動生成され、PDFでダウンロードすることができます。
履歴書作成のコツを理解して、書類選考通過を目指しましょう。
目次
自分に合った履歴書テンプレートをダウンロードする
厚生労働省が発表した履歴書テンプレートです。履歴書の形式に迷ったらこちらをお使いください。
▼ダウンロードはこちら
このテンプレートは、性別欄が任意記載欄になっているので未記載とすることも可能です。
また、「通勤時間」「扶養家族数」「配偶者」「配偶者の扶養義務」の項目がないので記入する必要がありません。
▼その他4種のテンプレートはこちら(クリックで開きます)
経験豊富な方向けの履歴書テンプレート
学歴・職歴欄が大きく、資格欄がコンパクトになっている履歴書です。転職回数が多い方や、資格よりも業務経験をアピールしたい方に向いています。
▼ダウンロードはこちら
経験に加えて意欲や強みを伝えたい方向けの履歴書テンプレート
経験欄に加えて、志望動機欄と自己PR欄が設けられた履歴書です。資格欄が大きくないので、業務経験や意欲、強みを伝えたい方に向いています。
▼ダウンロードはこちら
資格や意欲、自己PRを伝えたい方向けの履歴書テンプレート
資格欄、志望動機、自己PR欄にゆとりがあるので、複数の資格・検定を持っている方や、異業種・異職種転職を実現したい方に向いています。
▼ダウンロードはこちら
第二新卒など経験が浅い方向けの履歴書テンプレート
学歴・職歴欄が大きくなく、代わりに志望動機や自己PR、趣味・特技欄が設けられているので、新卒や社会人経験が浅い方に向いています。
▼ダウンロードはこちら
リクナビNEXTで書類を自動作成
履歴書と職務経歴書を作成するのが面倒な方は、リクナビNEXTにレジュメ登録するのがお勧めです。
リクナビNEXTに、プロフィールや職務経歴などを入力すると、入力された内容に従って自動で書類(レジュメ)が作成され、PDF形式でダウンロードすることが可能です。
レジュメ完成イメージ

ご利用方法
リクナビNEXTにご登録後、プロフィールや職務経歴、自己PRなどを入力し、レジュメ登録を完了させてください。完了すると、レジュメダウンロード画面からダウンロードできるようになります。
【デバイス別】ダウンロードした履歴書の使い方

ダウンロードした履歴書の使い方をご説明します。Excel、Word形式と、PDF形式で使い方が異なります。
Excel・Word形式で履歴書を作成する場合
ExcelやWord形式をダウンロードした場合の、履歴書の作り方を解説します。
パソコンで作成
ExcelやWord形式のテンプレートをダウンロードし、必要項目を入力したら、「ファイル」→「名前を付けて保存」を選択して、「ファイルの種類」をPDF形式にして保存します。
PDF形式は異なる閲覧環境でも表示崩れなどの心配がなく、コンビニエンスストアなどで印刷することができるからです。
ファイル名は採用担当者が分かりやすいように、「履歴書+氏名」などにしておきましょう。
スマートフォンで作成
スマートフォンにはExcel・Wordファイルが開けるように、専用のアプリをインストールしておきます。
また、クラウド環境にファイルを保存しておけば、他の端末で編集することができるので便利です。
PDF形式で手書きの履歴書を作成する場合
PDF形式のファイルを編集する場合は、専用のソフトウェアが必要です。
ソフトウェアを持っていない場合は、ダウンロードしたテンプレートを印刷し、手書きで履歴書を作成します。
なお、応募書類をメールで送付するケースが増えています。手書きの履歴書をメールで送付する場合は、コンビニエンスストアの複合機などで読み取りを行い、データ化しておきましょう。
作成した履歴書を印刷したい時はどうする?
プリンターがない場合は、プリントショップやコンビニエンスストアのプリントサービスを利用して、作成した履歴書を印刷することができます。
スマートフォンでもアプリから印刷することができるので、お近くのプリントショップやコンビニエンスストアのプリントサービスを調べてみましょう。
履歴書の書き方見本と基本的なルール
履歴書に設置されている各項目の書き方の見本とルールについて解説します。
履歴書の書き方見本

項目別の基本的なルール
年月日
郵送または持参する当日の日付を記載します。西暦ではなく元号を使うのが一般的ですが、統一されていれば西暦でも構いません。
氏名・ふりがな
氏名は姓と名前の間にスペースを入れておくと分かりやすくなります。ふりがなは、履歴書のフォーマットに記載されている表記(平仮名・カタカナ)で統一しましょう。
証明写真
原則、3カ月以内に撮影したものが良いでしょう。サイズは2.4×3cmまたは3×4cmが一般的です。写真スタジオや証明写真機以外にも、スマートフォンの証明写真アプリなどで撮影し、プリンターやコンビニエンスストアなどで印刷するという方法もあります。
連絡先欄
携帯電話番号やメールアドレスを記載します。確実に連絡の取れる連絡先を明記しておきましょう。
学歴欄
転職の場合、義務教育まで書く必要はありません。高校から学校名を正式名称で、略さずに記入していきましょう。大学の研究テーマや卒論は仕事に活かせるなら記入しても構いません。
職歴欄
原則は、在籍期間が短くてもすべての入社、退社歴を書きます。応募職種に活かせる経験業務は、社名・部署名の後に簡潔に記入しておくという方法もあります。
また、在職中の場合は「現在に至る」「退職予定」と記載しましょう。最後の職歴の1行後に右寄せで「以上」と記入するのも忘れずに。
▼関連記事
・【履歴書の職歴欄】職歴の基本的な書き方は?
・職歴に空白期間がある場合の履歴書の書き方
・自営業をしていた場合の履歴書の職歴欄の書き方は?
資格・免許欄
履歴書の資格・免許欄は、取得年月とともに、正式名称で書きましょう。実務に活かせるものは必ず記載を。自動車免許は応募資格に必須のケースもあるので、保有しているのであれば忘れずに。
勉強中の免許・資格は、取得予定時期を明記しましょう。資格を取得しておらず、資格欄に何も書くことが無い場合は「特になし」と記載します。
▼関連記事
・履歴書への運転免許の正しい書き方
志望動機欄
志望動機を書く際は、「なぜその会社を志望するのか」「なぜその仕事を志望するのか」「会社にどう貢献できるのか」の3つを意識して書くと、動機がより明確になります。
おおむね200文字程度が目安ですが、文字が欄内に収まりきらない場合は、志望動機書を作るという方法もあります。
▼関連記事
・志望動機・理由の書き方と例文
自己PR欄
履歴書に自己PR欄がある場合は、応募先企業に対しての意欲や自身の強みやこだわり、これまでに得た経験や知識などをしっかりとアピールしましょう。
▼関連記事
・無料自己分析ツール「グッドポイント診断」
・転職活動に役立つ「自己分析」のポイント(整理シート付)
・履歴書や職務経歴書に使える!自己PRの書き方・例文集
趣味・特技欄
人柄が分かり、面接担当者と話が弾むような趣味や特技を持っている場合はぜひ記入を。仕事に役に立つ内容であればなおベターです。
本人希望欄
本人希望欄は、譲れない条件がある場合に記載します。
また、応募する求人に複数の勤務地や職種がある場合は、本人希望欄に希望している勤務地や職種を記載しましょう。
特にない場合は「貴社の規定に従います」と記載しておきます。
▼関連記事
・履歴書の「本人希望欄」の書き方
履歴書をメール送付・郵送・持参するときのポイント

企業の採用担当者から、履歴書をメール送付や郵送、面接時に持参してほしいと言われたときの、メール送付・郵送・持参のケースに分けてポイントをご紹介します。
メールで送付する場合
メールで送付する場合は、前述のようにWord・ExcelファイルをPDF形式に変換して添付します。件名は「履歴書ご送付の件」「履歴書をお送りします」など、一目で分かるようにしておきましょう。なお、スマートフォンからメールを送る場合は、パソコンでも読みやすいように、適宜改行しておきます。文末に氏名・住所・連絡先の電話番号とメールアドレスを記載した署名も忘れずに。
メールで送付する場合の例文
件名:履歴書ご送付の件/氏名
文面:
株式会社○○○○
○○○○様
○○○○と申します。
ご指示いただきました履歴書と職務経歴書をお送りいたします。
ご査収の程、よろしくお願い申し上げます。
お忙しいところ大変恐縮ですが、
面接の機会をいただけますと幸いです。
何卒、よろしくお願い申し上げます。
———————————–
氏名(場合によってはふりがなも)
郵便番号+住所
電話番号
メールアドレス
———————————–
▼関連記事
・履歴書をメールで送る場合のマナーとポイント
郵送する場合
郵送するときは、送付状とともにA4サイズのクリアファイルに入れて、「角2」封筒で郵送すると、より丁寧な印象になるでしょう。
人事など会社組織に送る場合は「御中」を、担当者名が分かっている場合は「様」を必ず記載するのがビジネスマナーです。
▼関連記事
・【履歴書】封筒の書き方・郵送方法を写真で解説
・履歴書・職務経歴書の送付状の書き方とマナー
面接時に持参する場合
履歴書の日付は持参する日を記載し、採用担当者から提出を求められたら封筒から取り出し、両手で持って渡しましょう。
▼関連記事
・履歴書を持参する場合の封筒の書き方とマナー
履歴書に関するQ&A
Q. 転職を考えていますが、資格を持っていません。履歴書の資格欄は空欄でもいい?
A. 「特になし」とし、気になる場合は自己PR欄などを充実させましょう。今後資格を取得するために現在勉強中の分野があるなら、アピール材料になるため「○○取得のため、勉強中」などと記載しましょう。
Q. 卒業・退職後の学校・企業名が変わった場合はどう書けばよい?
A. 「自分が所属していた時の名称(現在の名称)」という記載をしましょう。
Q. 資格学校に通っていたことを履歴書でアピールすることは可能ですか?
A. 「志望動機」欄に書くとよいでしょう。「スクールで学んだ内容を仕事でどう活かすのか」を明確に書けば、大きなアピールとなります。
Q. 履歴書の職歴欄にアルバイト歴は書いてもいいのでしょうか?
A. アルバイト経験をアピールしたい場合や雇用保険に加入していた場合は書くようにしましょう。基本的には、アルバイトの経験は履歴書の職歴欄には書きません。
Q. 近々引越しをする予定です。履歴書の住所欄はどうすればよいですか?
A. 住所も電話番号も応募時点のものでOKです。その上で、すでに移転先が確定している場合は、連絡先欄に新住所・新電話番号を記入しましょう。
Q. 履歴書の「趣味・特技」欄に書くことが思い当たりません。空欄でもよいですか?
A. 面接官は初対面ですから、少しでも応募者の人となりを知りたいのです。趣味も特技も、些細なことでもいいので書いた方がよいでしょう。
転職活動ステップナビ
▶STEP1. まずは履歴書を作成しよう
こちらの記事も読まれています
新着記事
- 2023年11月28日限られた面接時間の中で効果的にアピールする方法・自分を売り込むコツ
- 2023年11月21日転職時にマイナス印象になりがちなこと、人事が採用をためらう内容とは
- 2023年11月17日企業との接点の見つけ方・転職面接や志望動機、職務経歴書への活かし方
- 2023年11月14日転職先企業で過大評価されてプレッシャーになっています【転職相談室】
- 2023年11月9日転職の面接で「成功体験」を聞かれた場合の答え方と例文
- 2023年11月7日会社に幻滅して転職を決意。次のキャリアに迷っています【転職相談室】
- 2023年11月1日ジョブチェンジとは?成功させるために知っておきたいこと
- 2023年10月27日生産性が低い職場から、転職して生産性の高い働き方をしたい【転職相談室】