転職なら社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】|求人、転職に関する情報満載! 2021/07/23 UPDATE 毎週水・金曜更新!

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転職でコミュニケーション能力をアピールしたいときの自己PR例

PCを持って会議をする女性「コミュニケーション能力」は意味する範囲が広いので、使い方に注意が必要です。

転職活動の自己PRでコミュニケーション能力をアピールしたいときは、どんな伝え方をすべきなのでしょう。

組織人事コンサルタントの粟野友樹さんに聞きました。

アドバイザー

粟野友樹さんプロフィール画像

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント

粟野友樹

約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

コミュニケーション能力をアピールする際に大切なこと

コミュニケーション能力とは、人と人とのコミュニケーションにおいて必要なあらゆる力を指します。

相手の話を聞き本音を引き出すのが上手な人、人前でのスピーチやプレゼンテーションが上手な人、社内外の関係者へ根回しを進める調整役に長けた人など、それぞれタイプは異なりますが、コミュニケーション能力は、主に「聞く」「伝える」「連携する」力のすべてを網羅しています。

定義する範囲が広いので、自己PRでコミュニケーション能力があるとアピールしても、具体的にどんな力を指しているのかが伝わりません。そのため、自分が強みとしているコミュニケーション能力とは、どんな仕事の場面で発揮されるものなのかを、自分の言葉に分解することが必要です。

コミュニケーション能力の自己PR例文

前述のように、コミュニケーション能力とは、「聞く」「伝える」「連携する」の力を意味し、その中のどれを重視するのかは、会社・面接官によっても異なります。

そのため、自己PRでコミュニケーション能力をアピールする際は、会社が「聞く」「伝える」「連携する」のどの力を求めているのかを把握した上で、それに特化した内容をアピールするとよいです。

また、コミュニケーション能力を発揮した事実を伝えるときは、プロジェクトの人数や期間、顧客の業界や企業名など、数字や固有名詞を合わせて規模感を伝えることが大事です。相手視点に立った伝え方をすることで、面接担当者と同じ情報を共有できるようになります。

☐「聞く力」をアピールする例文

これまでファミリー層が多く来店する郊外型の小売店で接客をしてきました。ご高齢のご夫婦から小さなお子様を連れた家族など、お客様のタイプに応じてお声がけのタイミングや話す際の言葉の選び方を意識したことで、お客様との信頼関係を構築。来店のたびにご相談いただける常連のお客様を多く獲得することができました。(サービス業)

☐「伝える力」をアピールする例文

消費者アンケートの結果を分析し、新たな課題を言語化して新商品企画を進めました。既存商品との差別化を意識し、開発部やマーケティング、宣伝や販売部のメンバーに繰り返しプレゼンテーション実施。その結果、ヒット商品へと導きました。(商品企画職)

☐「連携する力」をアピールする例文

システム開発でリーダーを務めた際、チームで確認できる進捗シートを作成し、トラブル内容とその解決策をタイムリーに共有。役割分担を明確にしたことで抜け漏れがなくなり、納品スケジュールにも遅れが出なくなりました。(エンジニア)

高いコミュニケーション能力が求められる職業

コミュニケーション能力は、どんな職種でも必要とされます。中でも、社内外の関係者が多くそれぞれの利害を調整しなければいけない法人営業職や、さまざまな雇用形態のスタッフをまとめる接客等の店長職、大規模プロジェクトを動かすプロジェクトマネジメント職等は、とくに高いコミュニケーション能力が求められる仕事です。

これらの自己PR例を考える際、自分の経験をわかりやすく文章に組み立てて伝えるのにおすすめなのがSTARフレームです。

どんな状況で(Situation)、どんな課題があり(Task)、どんな行動を起こし(Action)、どんな結果・成果につながったのか(Result)を順番に整理することで、自分の強みとしている「コミュニケーション能力」がどんな力を指しているのかが相手にも伝わりやすくなります。では、上記に挙げた3つの仕事の自己PR例を考えてみましょう。

①法人営業

法人営業とは、顧客企業や扱う商材によって違いがあるものの、社内外でかかわる関係者が多い仕事です。自社の商品・サービス価値を伝える力や顧客ニーズをヒアリングする能力に加え、それらを社内の開発・製造部門や協力会社にも伝え、納期に間に合わせるよう進捗管理も行います。そういう意味でも、さまざまな立場の人に合わせたコミュニケーションが必要とされる仕事だといえるでしょう。

☐自己PR例:

前職ではソフトウェア会社の法人営業で、5社のコンペから大型受注を獲得しました。
自社商品は性能に定評がありましたが、価格も高いのがネックでした。私は担当顧客の家電メーカーの現場で課題をヒアリングし、システム導入の管理者がメリットを感じてもらえるようなデモンストレーションを作成。それを導入することで業務フローがどう改善されるのかを実体験をもとにお伝えしました。その結果、お客様にはシステム導入後の業務フロー改善に納得していただき、他社より金額が高かったのにもかかわらず、契約につなげることができました。

ポイント:
単に商品を売ることや値下げによる営業ではなく、お客様の課題理解を深めた上で解決のためのメリットを提示。それにより、相手視点の「伝える力」をアピールしています。

販売スタッフ(接客)・店長

販売スタッフ(接客)・店長とは、業態・店舗特性等によって顧客層が多岐にわたり、相手視点の高いコミュニケーション能力が求められる仕事です。

店長であれば、顧客対応に加えて、スタッフとのコミュニケーションやモチベーション管理も重要な役割になります。パートやアルバイト、正社員など雇用形態がさまざまなスタッフをまとめる能力が問われるのも特徴です。

☐自己PR例:

全国チェーンのカフェで、店長としてスタッフ13名のマネジメントを任されています。
店長就任時は、顧客満足度が全国の支店の中でも低かったため、ほかの店舗との顧客層の比較調査を行い、主婦や高齢者の方のご利用が多いことがわかりました。お客様アンケートでは「もっとゆっくり過ごしたい」「店員さんと話したい」などの声が寄せられていたので、スタッフの意見も参考にして、お客様へのお声がけや常連のお客様のお名前を呼ぶなどの新たな取り組みを始めました。その結果、顧客満足度は1ヶ月で2割アップし、スタッフのモチベーションもあがって店舗全体が明るくなりました。

ポイント:
お客様の声だけでなく、スタッフの意見にも真摯に耳を傾け、新たなアクションプランを実施。それにより、顧客満足度アップにつながるような「聞く力」をアピールしています。

③プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーは、案件を取り仕切るリーダーとして、高い調整力・連携する力が求められる仕事です。プロジェクト規模や期間により難易度が変わったり、現場の状況に応じて臨機応変な対応が求められるので、社内外の人達に丁寧な状況説明を行う必要があります。

☐自己PR例:

前職では、官公庁の担当コンサルタントとして、基盤システム改善のプロジェクトマネージャーを務めました。受注額は数十億円でパートナー会社は5社、3年間の長期プロジェクトでした。お客様先にはチームで常駐し、日々の課題発見と改善要求に応えていました。開発遅れなどのトラブルが生じた際は、自社のほかのプロジェクトに入っていたリーダーやエンジニアをアサインし、チーム体制を強化。プロジェクト内の役割分担や意思疎通を明確にし、開発の遅れをカバーしたことで予定通りに納品することができました。

ポイント:
プロジェクトの人数や規模、期間などの具体的な情報を共有しながらチーム体制を強化。社内外のメンバーとの意思疎通を通じ、トラブルにも上手く対処しながら期間内に成果物を納品したことから「連携する力」がアピールできています。

まとめ

多義的な言葉である「コミュニケーション能力」は、そのまま使っても強みがうまく伝わりません。自分がアピールしたいコミュニケーション能力とは、「聞く」「伝える」「連携する」のどこにあるのか、業務においてどう活かせるのかを具体的に言語化していきましょう。

その他の自己PR例を見たい場合

自己PRがなかなかうまくまとまらない時は、他のケースの自己PRも参考にしてみてください。あなたのキャリアに合った自己PR例が見つかるかもしれません。

▼アピールしたい内容別の例文
成果や実績 業務経験
専門スキル 個性や資格
他人に関わる力 課題に対する力
自分に関わる力 継続力
コミュニケーション力 責任感
協調性 積極性
忍耐力 計画性
行動力 調整力
主体性 リーダーシップ
学ぶ姿勢 度胸がある・本番に強い
やり抜く力 実行力
▼経験が浅い場合の例文
未経験業種・職種 第二新卒
▼面接の自己PR例文
面接に使える自己PR

自己PRをこれから作成する方はこちら
履歴書や職務経歴書に使える!自己PRの書き方・例文集
記事作成日:2021年1月7日 WRITER:田中瑠子 EDIT:リクナビNEXT編集部

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