転職なら社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】|求人、転職に関する情報満載! 2021/09/17 UPDATE 毎週水・金曜更新!

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デザイナーの志望動機の書き方と例文

グラフィカルな素材にあふれるデスクでペンタブを使う手デザイナーに転職する場合、志望動機はどのように書いたらよいのでしょうか。

履歴書を作成していて志望動機に悩んでしまった方向けに、リクルートエージェントのキャリアアドバイザーに志望動機の書き方のポイントや注意事項を取材しました。

例文もご紹介していますので、履歴書の作成や転職活動の参考にしてみてください。

アドバイザー

株式会社リクルートキャリア

藤山和久

新卒で大手広告代理店子会社のWEB制作プロダクションにてアカウントプランナーを経験した後、WEBメディアにてディレクター、フォトグラファー、ライター、エディター、WEBマーケティング(SNS、SEO)に携わる。2017年、株式会社リクルートキャリアに入社し、クリエイティブ領域、WEBサービス領域、ゲーム領域、広告領域のキャリアアドバイザーに転身。

デザイナーの志望動機のポイント2つ

デザイナーの転職で最も重要なのは、表現のセンスや技術的スキルだと思われがちです。ですから、それらをまとめて提示するためのポートフォリオさえあれば、と考える人が少なくありませんが、実は、志望動機も同じく重要です。

なぜなら、デザイナーの志望動機とは、応募者が「自分のデザインの方向性がいかに応募先の企業とマッチするかアピールするもの」であると同時に、募集する企業側にとっては「デザイナーは説明責任を有する職種のため、仕事で理由を説明する場面が多く、その力を推察するのに適したもの」だからです。

たとえば「何故このトーン&マナーにしたか」、「なぜこのロゴの形なのか」、「なぜこの要素を入れなかったのか」など、デザイナーの業務では背景や意図の説明が必ず行われます。

つまり、志望している理由を説明できないようであれば、デザインのコンセプトをクライアントにロジックで説明することは不得手かもしれない、と思われる可能性もあるのです。

企業によっては志望動機を聞かずスキルのみを聞く面接官もいますが、自分自身を自分の言葉で説明する場面の方が今後も多くある、それが前向きな印象を残すチャンスになると考えて、志望動機はしっかり準備しましょう。

デザイナーの志望動機は、基本となる2つのポイントがあります。

ポイント1:自分のデザインの志向性と応募先の業務内容をマッチングさせる

デザイナーの志望動機のポイントは、いかに自分のデザインの志向性がその企業の業務内容とマッチングするか、つまり親和性の高さを伝えることです。

デザイナーは業界をまたがって活躍できる職種ですので、業界ごとの志望動機の例をいくつか挙げてみます。

《広告業界の場合》

パンフレットやチラシ、Webサイトなどの幅広い媒体でデザインを行うような企業であれば、「異なる媒体を通してトータルデザインに携わり、いずれはアートディレクターに」などの言い方が考えられます。

一方、グラフィックデザインのような一枚で印象に残るようなデザインを中心に手掛ける企業であれば「直観的に人の目を引くデザイン業務を数多く手掛けながら、より規模の大きいクライアント企業のブランディング戦略に関わっていきたい」などともいえます。

《Web業界の場合》

Webデザインの場合は、広告デザインに比べ、より「情報設計」という意味合いが強くなります。また、企業によってWebデザイナーの範囲が異なり、コーディングまで行うポジションなのか、Webデザインだけなのか、Webデザインの中でもUIデザインなのか、業務内容を細かく確認しておく必要があります。その上で、自分が希望するポジションが企業の募集ポジションとマッチしていることを伝えましょう。

例えば「これまでWebデザインとコーディングまでを担当業務として行ってきたが、貴社ではユーザビリティをより意識するUIデザインの設計に携わりながら、アートディレクターを目指したい」などをベースに、業務内容の具体的な部分と志向性を肉づけしてみてください。

《ゲーム業界の場合》

ゲーム業界のデザインは2D・3Dデザイナー、キャラクターデザイナー、UIデザイナー、モーションデザイナーなど多岐にわたりますが、「自分のデザインの志向性と企業の業務内容をマッチングさせる」という基本は変わりません。

加えて、志望先の会社が作っているタイトルに触れながら、自分は「新たに」どのようなゲームの開発に携わりたいのかを伝えるのもいいでしょう。ネット環境、ARなどのテクノロジーが進化する中で、ゲーム業界では据え置き機(コンシューマー系)と携帯機(スマホゲーム系)が互いに盛衰を繰り返しており、次世代のゲームを生み出せる人材が必要とされているからです。ここでは、企業のゲーム開発の戦略を事前に調べておくことが重要です。会社の未来と自分のデザインのキャリアの親和性が高い、ということを具体的にアピールするためにも、よく確認しておきましょう。

《アプリ業界の場合》

スマホ向けアプリの制作を専門とする会社も多いです。このような会社では、小さいスマホの画面の中で、どのように情報設計をするか、JavaScriptでどのような表現ができるか等、「ユーザーがアプリを操作しやすいデザインの知識や経験」を求められます。自分がこれまでに積み重ねてきたものを、「応募先の業務内容とのマッチング」を意識しながら提示しましょう。

どの業界のデザイナーでも技術的スキルやアプリケーションの知識は必要不可欠ですが、仕事としての経験が浅い場合のフォロー方法として、「Adobeの主なアプリは学生時代から独学して使用しており、ひと通り使える」「コーディングの勉強をして半年以上、自分のWebサイトの制作を作るなどしている」「Googleのマテリアルデザインのガイドラインを理解し、UIデザインを学んでいる」などと積極的に動いていることをアピールすれば、将来性を見込まれる可能性がありますので、盛り込みましょう。

上記のように、「自分のデザインの志向性と応募先の企業でのデザイン業務がどのようにマッチングするか」を考えていくと、「自分がこの場所で貢献できることは何か」「自分はどのようなデザイナーでありたいか」という志望動機の要ともなる部分が具体的に言語化されます。

ひいては、「カルチャーマッチが増す」「面接でも話しやすくなる」「どのようなデザイン業務が求められるかが明確になってくるので、ポートフォリオの準備にも役立つ」などのメリットも期待できるのです。

ポイント2:企業ごとのオリジナリティのある志望動機を準備する

志望動機にはもう一つの重要なポイントがあります。それは、「この会社でなければならない理由」を作ることです。

転職活動を進めていくと、似たような企業や似たような商材の会社に複数応募をすることがありますが、その際に「その会社ならではの志望動機」を作ることに苦戦する人は多いです。

その場合は、下記に沿って志望動機を考えましょう。

【1】「その会社の提供するサービスや価値、ビジョンに共感している」という志望動機を作る
【2】自分自身の体験と紐づけ、共感する理由を強める

【1】では、その会社独自のポイントを見つけることが重要です。独自ポイントにはまず、サービスや提供価値のほか、企業のトーン&マナーやブランディングなどがあります。

サービスや提供価値に、オンリーワンといえるほどの独自性がある会社の場合であればそれを志望動機に書けますが、そのような企業は多くはありません。その場合、ビジョンや社是に共感していることを伝えましょう。

例えば、「競合の多い商品ですが、貴社の目指している○○(ビジョン)は他の会社と異なる方向を見ており、私もその方向性に共感しており~~」などです。

理由として、ビジョンであればいまその会社が目指すもの、社是であれば社長が会社を作った理由や想いを含むその会社の存在意義であり、それらが他社と全く同じものにはなることはないからです。
つまり、会社の個性が出るポイントとなりうるので、ビジョンや社是に共感している、と加えることで、志望動機のオリジナリティを高めることができるのです。

また、【2】の「自分の体験と紐づける」についてですが、会社の○○に共感しています、という志望動機を作ったとして、それだけでは企業側に「なぜ、共感してくれるのですか?」と質問を返されます。
そのため、理由として、例えば、「実は、私も〇〇に直面しユニバーサルなデザインが必要と強く感じる経験をしており~~」など、実体験やそれに対する想い・考えと紐づけ、志望動機のオリジナリティを増していきましょう。

上記のように、「その企業でならなければならない理由」は、「企業のオリジナリティ」と「個人の体験・想いというオリジナリティ」を掛け合わせることで作ることができます。個社ごとの志望動機を準備する際は、参考にしてください。

デザイナー経験者の場合の志望動機例

経験者の志望動機の例をご紹介します。

制作会社・代理店のデザイナー → 事業会社のデザイナーの例

貴社の○○という商材を愛用しており、これまで培ったデザイン力を貴社に活かしたいと考えております。また、デザイン業務のより上流であるブランディングから携わりたいと考えております。

現職では、事業会社側で定まったブランディングを、どのように世の中に伝えていくかを考える業務が多く、今後は上流工程に関わる機会を増やしたいと考え転職活動を始めました。

貴社の商品の魅力をより多くの人に届けるために、貴社の中に入ってブランディングを検討し、ファンに喜んでもらえるような商品を創る一員になりたいと考え志望しました。

小規模の制作会社・代理店のデザイナー → 大規模の広告代理店のデザイナーの例

より規模が大きい、クリエイティブ・アートディレクションに携わる機会を得られるポジションに就きたく志望しました。

現職では、大手広告代理店にてクリエイティブの方向性が決まったものが降りてきて、それをもとに販促物のデザイン業務を制作しています。

今後は貴社の企画コンセプトでもある「どのように魅力を生活者に届けるか」から思考できるポジションで、自らのデザインスキルを向上させたいと考えております。

経験やキャリアが浅い場合の志望動機例

まだ経験が浅い人は、自ら学んでいることや、これまでに携わったデザイン業務が少しでもあればそのことについて触れながら、デザイナーへの覚悟感と学ぶ意欲を伝えるとよいでしょう。

デザイナー未経験や経験の浅い場合の例

駅のポスターを眺めながら、「このメッセージはこうレイアウトしたほうがもっと伝わるのではないか」と度々考えるようになって以来、独学でデザインを学び、最近は終業後に専門学校に通いスキルを向上させています。友人や知人から作成を依頼されたパンフレット、Webサイトなどのデザインも行っており、少しずつデザイナーとしてのキャリアを歩んでおります。

これからは、より本格的にデザイン業務に取り組みたいと考え、スキル向上のための環境が充実している貴社を志望しました。

志望動機・志望理由の例文集(サンプル)

職種別と「地元で働く」「未経験業種・職種」など様々なケース別の志望動機・志望理由の例文を用意しました。ぜひ参考にしてください。

【職種別】志望動機・志望理由の書き方と例文

リンクをクリックすると、職種別の志望動機・志望理由の書き方解説ページへ遷移します。

営業 事務職
一般事務 営業事務
受付 医療事務・病院受付
総務 経理
販売スタッフ(接客)・店長 ITエンジニア
機械系エンジニア 品質管理
サポートエンジニア(製造業) 秘書
デザイナー コンサルタント
介護職

【ケース別】志望動機・志望理由の書き方と例文

未経験職種・業界 地元で働く
会社に対する志望動機 職種に対する志望動機
第二新卒で転職する場合 IT業界
▼志望動機の基本的な書き方はこちら
履歴書の志望動機・志望理由の書き方(例文付き)
記事作成日:2020年9月28日 WRITER:藤山和久 EDIT:リクナビNEXT編集部

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