「地元で働きたい」は転職の志望動機になるの?
「私は地元で働きたいと思い、御社を志望しました…」
上記のような、「どうしても地元で働きたい!」という理由は志望動機として面接で通用するものなのでしょうか?「どうしても地元で働きたい」という意志はどのように伝えればいいのでしょうか?
目次
「地元で働きたい」だけでは志望動機として見なされないことが多い
結論から言うと、「地元で働きたい」だけでは志望動機として成立しないと考えた方がいいでしょう。確かに働く場所というのは、応募する方からすると非常に重要なポイントだと思います。しかし、「地元で働きたい」というのは、あくまで転職理由であり、それだけで志望動機と見なされることは少ないのが現状です。プラスアルファで、他の志望動機を追加することが必要になってくるでしょう。
「地元で働きたい」だけではなく、企業を志望した理由を加えよう
地元で働きたいということを伝えることに、問題はありません。しかしそれだけをもって「志望動機」とすることは、あまりよくないでしょう。きちんと応募企業を志望した理由を、自分の中で持っておくことが必要です。
志望動機を考える上で必要なことは、応募企業ならではの魅力や共感できる特徴を見つけることです。「他の会社ではなく、なぜこの会社のこの仕事を希望するのか?」という問いに対して、きちんと答えられるようになるまで考え抜くことが必要です。具体的な志望動機の書き方についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
とはいえ、選択肢が少ないような場合には、応募企業ならではの魅力を探すことも、もしかすると難しいかもしれません。その場合には、「自分の経験が活かせる」ポイントを軸にして志望動機を構成するとよいでしょう。「地元で働きたい」に加えて、「これまでの自分の経験を活かして、貢献をしていきたい」ということを伝えれば、より説得力のある志望動機になるはずです。
どうしても「地元で働きたい」意志を伝えたい場合
志望動機としてではなく、「転勤などはせずにどうしても地元で働き続けたい」という意志が強くある場合には、それを面接官に伝えることは必要でしょう。もし、入社後に転勤があることがわかった場合…後悔するのは応募者であるあなたです。働く場所に限らない話ですが、事前に譲れない条件についてはきちんと企業側とすり合せておくことが大切です。
可能な限り応募する前の段階で、求人情報を確認する際に「全国転勤あり」なのかどうかを見極め、応募することが望ましいです。しかし、求人情報だけではわからない場合には、面接などで確かめることも必要となってくるでしょう。
志望動機・志望理由の例文集(サンプル)
職種別と「地元で働く」「未経験業種・職種」など様々なケース別の志望動機・志望理由の例文を用意しました。ぜひ参考にしてください。
【職種別】志望動機・志望理由の書き方と例文
リンクをクリックすると、職種別の志望動機・志望理由の書き方解説ページへ遷移します。
営業 | 事務職 |
一般事務 | 営業事務 |
受付 | 医療事務・病院受付 |
総務 | 経理 |
販売スタッフ(接客)・店長 | ITエンジニア |
機械系エンジニア | 品質管理 |
サポートエンジニア(製造業) | 秘書 |
デザイナー | コンサルタント |
介護職 |
【ケース別】志望動機・志望理由の書き方と例文
未経験職種・業界 | 地元で働く |
会社に対する志望動機 | 職種に対する志望動機 |
第二新卒で転職する場合 | IT業界 |
記事作成日:2017年6月29日 EDIT:リクナビNEXT編集部
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