自分に合う仕事がわからない|適職の見つけ方とおすすめ診断ツール

自分に合った仕事、向いている仕事、適職は、どう整理したらいいか、悩む人に向け、自己分析の方法や転職活動の進め方などで解説します。
「今の仕事が自分に合っていないかも」と感じる原因と対処法、リクナビNEXTでできる無料の適職診断もまとめているので、現職についてモヤモヤしている人も参考にしてみてください。
国家資格 キャリアコンサルタント,組織人事コンサルティングSeguros 代表
目次
適職とは?自分に合う仕事がわからない時にすべきこと
適職(自分に合う仕事)とは、自分の才能や特性、経験スキルなどの得意分野を活かし、成果を出せる仕事を指します。
仕事を探す際は、「好きな仕事」「やりがいを感じる仕事」「没頭できる仕事」を求めがちですが、それが自分に合う仕事とは限りません。
自分に合う仕事がわからないと悩んでいる人は、まずは「今の仕事が合わないと感じる原因」を整理した上で、「自分の得意分野は何か」を探してみましょう。
「仕事が合わない」と感じる原因は?
現職に対して「今の仕事が合わない」と感じている人は、対処法も含めて参考にしてみてください。
「大事にしたい価値観」とズレがある
会社の考え方や重視している価値観が、自分と合っていない場合、仕事で評価されていても違和感や居づらさを感じやすくなります。
| 具体例 | ・プロセスを大事にしたい人が、成果重視の会社で働く ・安定志向の人が、変化の激しいベンチャー企業で働く |
|---|---|
| 対処法 | 価値観が合っていないのは、会社なのか直属の上司なのかを整理しましょう。上司と合っていない場合は、部署異動などによって解決できるかもしれません。 |
「働き方」や「職場環境」が合わない
自分の経験やスキルを活かせる仕事内容でも、働き方や職場環境が合わないとストレスにつながります。
| 具体例 | ・プライベートも大切にしたいのに、長時間労働が続く ・自分の裁量で仕事を進めたいのに、細かく承認が必要 ・人が好きなのに、リモートワーク中心で関わりが少ない |
|---|---|
| 対処法 | まずは「働き方や仕事の進め方を変えたい」と、上司に相談してみましょう。変えることができない場合は、転職を検討するのも一つの方法です。 |
「成長実感」が得られない
会社から評価されていても、本人が成長を実感できない状態が続くと、将来への不安から「仕事が合わない」と感じることもあります。
| 具体例 | ・同じ業務の繰り返しが続く ・自分が希望するキャリアにつながる経験ができていない |
|---|---|
| 対処法 | 上司との面談によって解決する可能性があります。すぐに転職を考えるのではなく、将来の目標や挑戦してみたい仕事などを相談してみると良いでしょう。 |
「期待」と「現実」にギャップがある
入社前に抱いていたイメージと、実際の仕事内容や環境が違う場合も「合わない」と感じやすくなります。
| 具体例 | ・○○業務は任せると言われていたが、実際は補佐だった ・自分がやりたい分野の仕事量が少なかった |
|---|---|
| 対処法 | 上司と面談してすり合わせたり、仕事に慣れて業務範囲を広げたりすることで解決するケースもあります。時間をかけても解決しない場合は、転職を検討するのも良いでしょう。 |
自分に合った仕事(適職)を見つける方法
自分に合った仕事を見つけるには、強みや得意なことを知り、それを活かせる仕事内容や職場環境を探す必要があります。ここでは5つの見つけ方を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
自己分析で主体的に取り組めることを見極める
自分に合う仕事や適職を見つけるには、得意なことを活かせるだけではなく「自分が主体的に取り組める仕事」の範囲を見極めることも大切です。見極めには、物事を整理するための「思考の型」であるフレームワークを使うのがおすすめです。
過去にモチベーションが高かった時期の共通点を洗い出すことで、自分が主体的に取り組める環境や仕事内容、役割などに気がつきやすくなります。
| 自分年表 | これまでの出来事や熱中したことを時系列で書き出す |
| 経験・スキルから棚卸し | これまでの業務から、やりがいを感じたことを整理する |
| モチベーショングラフ | 過去の感情の起伏から、モチベーションの源泉を探る |
これまでに評価が高かった仕事を振り返る
客観的な評価が高い仕事は、自分に合った仕事である可能性が高いと考えられます。評価が高かった仕事や業務内容、エピソードをまとめると、自分の強みが活かされそうな仕事を検討しやすくなります。
▼振り返る項目の例
- 売上、業績、結果などに貢献できたこと
- 上司から褒められたこと
- 会社で表彰されたこと
- 周りのメンバーに影響を与えたこと
- チームワークなどプロセス部分で評価されたこと
業界・企業研究で、自分に合った仕事の進め方や環境を探す
業界・企業研究を深めることで、自分に合った仕事や環境を見つけやすくなるでしょう。業界・職種・企業研究が不足していると、自分の知識の範囲内でキャリアを決めてしまう可能性があります。
また、同じ「営業」でも、個人主義で新規獲得が中心の営業もあれば、チーム制で既存顧客との関係構築が中心の営業もあります。業界や会社、部門が変わると、全く別の仕事になることもあるので注意しましょう。
第三者のアドバイスを受ける
第三者から意見やアドバイスをもらうと、一人では気づけなかった強みや適性を見つけられる可能性があります。
まずは家族や友人など、自分のことをよく知っている人に自分の強み・弱みを客観的に分析してもらうといいでしょう。身近には相談相手がいない場合や、親しい間柄だと主観的な意見が混じってしまう場合は、転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談するのもおすすめです。
適職診断ツールを参考にする
時間をかけずに、自分に合う仕事の方向性をつかみたい場合は、手始めに、適職診断や自己分析診断ツールを活用するのも1つの方法です。
診断結果をもとに「確かにそうだな」「意外な結果だけど納得できるな」などと自分でも深掘りすることで、得意・不得意の整理や自分に合った仕事の要素を自己理解しやすくなるでしょう。
無料診断ツール|性格・特徴から自分に合う仕事を探したい人におすすめ
無料で手軽に使える、適職診断と自己分析診断を紹介します。自分に合う仕事の見つけ方に苦戦している人、自己分析がうまくいかずに転職活動を思うように進められていない人は、ぜひ使ってみてください。
おすすめの職種や検索ワードがわかる「適職診断」
リクナビNEXTの「適職診断」は、価値観や隠れた性格を分析し、理想の仕事を見つけるヒントが得られる無料診断ツールです。
わずか3分で完了し、転職するならどんな会社や仕事を選びたいかという「仕事選びの価値観」と仕事選びに影響する「性格特性」を分析します。さらに、持っている資質をもとに「力を発揮しやすい職種」と、あなたに合う「具体的な求人条件」、それに基づく「おすすめ求人」まで紹介しています。自分に合った仕事を知るきっかけの一つとして、活用してみてください。

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得意なこと・強みがわかる「グッドポイント診断」
グッドポイント診断は、独自のノウハウを活かして開発した、約30分でできる無料の本格的な自己分析診断サービスです。
志向を分析する質問を通じて、5つの強みを診断します。診断結果は8,568通りもあり、それぞれの強みがどのような仕事の成果をもたらすかも説明しています。具体的なアドバイスが記載されているため、強みや得意なことをもとに自分に合う仕事を掘り下げる際の参考にしてみましょう。

自分に合う仕事・やりたいことがわからない時の転職活動の進め方
「自分に合う仕事はわからない、やりたいことも特にないけど転職したい」という場合の転職活動のポイントをまとめました。よくある誤解も解説しているので、これから転職活動を始める人は参考にしてみてください。
転職の軸を完璧に決めようとせず更新していく
自分に合う仕事がわからない人の中には、やりたいことや実現したいことなどの「転職の軸」を決めるまで、転職活動を始めずに見送っているケースも少なくありません。
転職の軸を設定した方が企業の比較検討がしやすくなるのは事実ですが、最初から完璧に「転職の軸」を設定できている人はごく僅かです。企業への応募や選考の中で見えてくることも多いので、随時更新することを前提に、まずは動き出してみましょう。
希望条件に完全一致せずとも応募してみる
自分に合う仕事や、やりたいことがわからない場合、明確ではない場合は、応募企業の選定を絞りすぎないように注意しましょう。
勤務地や年収、勤務時間、会社の制度など、すべての希望条件に完全一致する企業は少ないものです。特に転職活動の初期は、希望条件から多少外れる部分があっても、強みを活かせる仕事内容だと感じたら応募してみましょう。選考を通して企業の話を聞くうちに、多少の条件のズレは許容できると思える可能性もありますし、内定後の条件面談などで譲歩してもらえるケースもあります。
| 【関連記事】 求人検索のコツ|希望条件の広げ方と絞り方 |
選考を進めながら自分に合う要素を言語化する
自分に合う仕事がどんなものかは、ある程度仮説を立てた後は、転職活動を進めながら、随時、具体的な言葉に置き換えていきましょう。
最初の仮説に固執したまま転職活動を進めると、視野が狭まり、より自分に合う仕事を見逃してしまうかもしれません。
選考を受けて自分の考えがまとまることもあるので、より自分が力を発揮できる仕事内容、働き方、人間関係、評価制度など、要素ごとに言語化するのがおすすめです。
適職探しや転職活動についてよくある質問
自分に合う仕事や、向いている仕事を探しながら転職活動を進める場合によくある質問や疑問への回答をまとめました。
好きなことから自分に合う仕事を探すことはできる?
好きなことから自分に合う仕事を探す時は、過去に熱中した体験を思い出すことから始めましょう。熱中したことであれば仕事に関係ない体験でも構いません。
次に、その体験のどこが好きだったのか、要素分解をしていきましょう。掘り下げた要素やキーワードを整理して共通点を探し、具体的な言葉やキーワードにして、求人検索に役立てましょう。
今の仕事が向いていないから転職したい時はどうすればいい?
やりたいことが明確ではない場合は、「動いてみて、その結果どう感じたか」を掘り下げることが大切です。
まずは、今の仕事において「不満に感じたこと」「嫌だと思ったこと」をリストアップしてみましょう。漠然と方向性が見えてきたら、転職に際しての自分の希望を書き出し、優先順位をつけ「譲れない条件」を整理します。条件に合致した求人があれば、応募してみて、選考の過程で感じたこと、気がついたことを反映させながら応募先や転職活動をブラッシュアップしていきましょう。
どんな仕事があるか分からない時の調べ方は?
世の中にどんな仕事があるか分からない場合は、業種(業界)と職種を分けて考えると探しやすくなります。業種については総務省の「日本標準産業分類」を、職種については厚生労働省の「厚生労働省編職業分類」を参考にすると良いでしょう。
気になる業種や職種を見つけたら、転職サイトなどで実際の求人を見ると、より具体的な仕事内容までをイメージしやすくなります。
適職探しや転職活動にキャリアプランは必要?
絶対に必要というわけではありませんが、キャリアプランを作ると、目的を持って仕事を選び、目標に向かって業務遂行をしやすくなります。やりがいを感じることで、モチベーション高く働けて、成果や社内外での評価も得やすくなるため、メリットは大きいと言えるでしょう。
キャリアプランがまだない人は、隙間時間などに「自分がどういう職務経歴を積みたいか」を考えることから始めてみると良いでしょう。
| 【関連記事】 キャリアプランがない人のための作り方7選 |
組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。
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