転職なら社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】|求人、転職に関する情報満載! 2017/07/28 UPDATE 毎週水・金曜更新!

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転職活動にはどれぐらいの期間がかかる?ケース別・転職活動スケジュール

Calendar.On blue background.学生時代の就職活動とは異なり、転職活動にかかる期間は人それぞれ。初めて転職活動に臨む人は、どれぐらいの期間がかかるのか、不安に感じるかもしれません。

そこで、転職の基本的なスケジュールと、かかる時間をケース別にご紹介します。事例を参考に、自分ならどのくらいの期間が必要か、あらかじめ計画を立てておきましょう。

平均的な転職活動期間は「3~6カ月」

希望条件にもよりますが、転職活動にかける目安は「3カ月から半年程度」と言われています。期間とともに、転職活動をどのように進めるかも重要なポイント。「今すぐ辞めたい」と思っていても、転職活動が長引く可能性を考慮し、退職時期は冷静に決めましょう。

一般的な転職活動の流れ

一般的な流れとして、まずは「転職準備」として、どこで何をしたいのかという「自己分析」から始まり、次に業界や仕事、企業に関する「情報収集」、応募先が定まったら履歴書、職務経歴書といった「書類作成」をして、「求人に応募」、「面接」、そして在職中の場合は「退職交渉→引き継ぎ→退職」と進むのが基本です。

現在の業務量や転職先に求める条件などを考慮し、各ステップでどの程度時間がかかりそうかを考えて計画を立てるといいでしょう。

在職中に転職活動するか、退職後に転職活動するか

リクナビNEXTが転職成功者1000人に行ったアンケート調査によると、「会社に在籍しながら転職活動を行った」という方は63%「会社を退職してから転職活動した」と回答した方は34%と、仕事を続けながら転職活動を行った方の方が多いようです。

転職活動はどのような状態で行った?

会社を辞めてから転職活動を始めた場合、面接などの時間の自由が効くかわりに、金銭面や長期化への焦りから十分に企業を吟味することなく決めてしまい、転職後に後悔してしまうことも。また、面接で空白期間の理由を求められることも多くなり、企業によっては「働く意欲が低いのでは」「企業から評価されない理由があるのでは」といったネガティブな印象を与える可能性があります。

一方、仕事を続けながら転職活動をする場合は、転職活動にかける時間の捻出や調整に苦労するケースが多いようです。在籍中の転職活動も退職後の転職活動もそれぞれ一長一短あるため、置かれている状況を考慮し慎重に決めるようにしましょう。

転職スケジュールの変動要因

転職の平均活動期間や流れは、これまでにご紹介した通りです。ただしあくまで「目安」であり、スケジュールの変動要因はさまざまあります。変動する要因を把握しておき、スケジュール通りに進まないときに見直してみることをお勧めします。

応募

応募する企業を絞りすぎて、「1社応募してみて、ダメだったら次に応募」という方法で進めてしまうと、応募から選考結果までは時間がかかるため、自身に合う企業に出会えない場合はズルズル期間が延びてしまう可能性があります。応募から複数回の面接を経て、最終選考で不合格だった場合はまた一からやり直しに。

こうした時間のロスを防ぐために、ある程度まとめて応募することで、1社ずつ応募していくよりも転職活動期間を短縮できるでしょう。また、複数社に応募することで並行して選考が進むため、面接で疑問点を明らかにしながら企業の比較検討が可能になるというメリットもあります。

面接

転職活動を続けていると、予想以上に「面接」に時間がかかってしまう場合があります。特に応募者が在職中の場合、面接に行くことができる日時が限られるため、面接日の調整に思わぬ時間がかかることも。また、企業によっては面接の結果を出すまでに時間がかかるケースもあるようです。

退職

無事に内定が出た後も、「退職」までに時間がかかる場合があるので、覚えておきましょう。よくあるケースは「退職交渉に予想以上の時間がかかった」というもの。円満に退職し、順調に転職先の企業に入社するためにも、退職の意志が固いことをしっかりと伝えましょう

なお、退職願の提出期限は、会社が定めている就業規則の退職規定に記載されています。通常は、退職日の2週間~1か月前の提出とするところがほとんどですが、会社の方針によってはもっとかかるケースも。転職先への入社日に影響が出てしまう恐れもあるので、事前に確認しておきましょう。

実際に転職活動をした方の事例

2カ月から1年1カ月まで、転職活動をした方の実際の事例を3つご紹介します。短期間で決めたい場合も、長期間でじっくり決めたい場合も、それぞれの勝因を参考に、希望に合わせて転職計画を作成してみて下さい。

■CASE1:「辞める」と会社に言ってしまったA男さんのスケジュール【2カ月で転職】

転職活動の前に「辞めます」宣言

上司のワンマンぶりに耐えかねて、思わず「辞めます!」と宣言してしまったA男さん(不動産会社・営業)。もう後には引けません。「退職願」を提出し、転職活動を始めることになりました。

携わっている業務や引き継ぎの関係で、退職日は2カ月後に決定。ブランクは作りたくないので、どうにか2カ月間で転職先を決めるべく、スケジュールを立てて動きました。

自己分析の結果、IT関連に絞る

まず3日で「自己分析」。自分はどういう仕事に就きたいのかじっくり考え、「今の仕事のような個人プレーの営業よりも、周りと切磋琢磨しながら成長したい。ワンマンな上司のもとではなく、もっと周りとコミュニケーションを取りながら成長したい」という思いに気づきました。そこから、応募条件の一つを「風通しがいい社風の会社で、チームで切磋琢磨しながら一丸となって目標を追えるような仕事」に設定。また、以前からIT分野に興味があったことから、IT関連の営業に照準を絞り、活動を開始しました。

期間を決めて情報収集を実施

「情報収集」は1週間と期間を決めて実施。IT業界に勤める友人に連絡を取り、業界の動向や展望、将来性のある分野などをヒアリング。同時に転職サイトに登録し、IT業界×営業職で求人を検索、チーム営業であるかどうか、風通しはよさそうか、成長分野にかかわっているかどうかという視点でピックアップし、気になる会社にはどんどん積極的に応募してみようと考えました。

気になる企業は積極的に応募「書類作成」は、情報収集の合間に実施。自己分析で見えてきた前向きな思いを志望動機に反映しました。職務経歴は、営業としての実績を中心にまとめ、仕事に対する思いやスタンス、工夫したこと、改善したことなども自己PRとしてまとめました。

そして、2週間で気になる会社の求人にどんどん応募し、期間中に応募した企業は約20社に。そのうち8社から「書類通過」の連絡があり、面接に進みました。在職中ではありましたが、夜に面接を設定してくれた企業がほとんど。有給休暇を使うことはありませんでした。

転職活動開始から1ヶ月後に内定を獲得

そして、転職活動開始から1カ月後にA社から内定!応募から内定までは2週間ほどでした。その間、A社では現場社員に会わせてくれたり、社内を見学させてくれたりと、「会社を理解してもらいたい」という思いを感じることができました。社内の雰囲気はアットホームで、社員の皆さんも表情もイキイキしているのが印象的。「ここに入りたい!」と決意しました。

なお、同時期にB社からも内定を獲得。実は、応募前は業務内容的にも条件面でも一番気になっていた企業でしたが、面接に伺った時に社内の雰囲気がどんよりしていて、すれ違う社員も元気がない人が多く、A社のほうにどんどん惹かれていきました。やはり応募して、実際に会ってみないと分からないことも多いですね。

転職活動と並行して引継ぎ資料も作成

退職願はすでに出しているので、あとは引き継ぎ。転職活動を行いながらも引き継ぎ資料をまとめていたので、後任への引き継ぎはスムーズでした。退職日までの残り3週間で、取引先を回って退職のご挨拶。不動産業界からIT業界へと転身しますが、いつどこで、またご縁ができるかわかりません。今までお世話になったお礼は欠かしませんでした。

スケジュールを決めて取り組んだことで、転職活動がスムーズに

最後は数日間の有給も取れて、無事に退職日を迎えることができました。短い期間での転職活動でしたが、一つひとつの流れを期限を決めて実行したことと、書類を作りながら応募先を探す、応募しながら引き継ぎ資料を作るなど、同時並行で進めたことが良かったのかなと思います。

■CASE2:自分に合う転職先をじっくり探したいB子さんのスケジュール【4カ月で転職】

経理としてスキルアップしたいと考え、転職を決意

大手人材サービス会社で経理を担当するB子さん。経理としてもっと仕事を任され、スキルアップしたいと考え、転職活動を始めました。ただ、今の環境をすぐに飛び出したいわけではないので、在職しながら自分に合った転職先をじっくり探そうと決意。3カ月後に支給される冬のボーナスもしっかりいただいてから辞めたいと考えていました。

「キャリアの棚卸し」は転職エージェントを活用

「自己分析」を自分だけで行うのは不安だったので、転職エージェントに登録し、相談。経理としてのスキルや経験、これからやってみたいこと、目標とするキャリアステップなどを人材コンサルタントに話すなかで、経理の仕事を極めるのはもちろんのこと、経営者の近くで数字全体を見られる経営企画的な仕事にも携わってみたいという自身の思いに気づくことができました。

アドバイスがきっかけでベンチャー企業を視野に

人材コンサルタントから、現在勤めているような大手企業よりも、「規模の小さいベンチャー企業のほうが、経理に関するあらゆる仕事を任されるようになるのでスキルアップが早い」というアドバイスをもらいました。そして、まだポストも少ないので、順調にステップアップすれば社長の右腕的なポジションに就ける可能性もあるとのこと。自分としては、ベンチャーという選択肢を考えていなかったので、驚きました。

大学時代の友人が少し前にITベンチャーに転職したので、「自分でも情報収集しよう」と連絡を取ってみたところ、彼によると、大きい組織にいたころにはできなかった裁量のある仕事を任され、とてもやりがいがあるとのこと。20代後半ながらマネージャー職を任され、イキイキと働いていました。ただ、人事制度などは整い切っておらず、勉強もスキルアップも何もかも自分の手でやる必要があるとのこと。福利厚生も大手のほうが圧倒的に手厚いとのことでした。

これらの情報をもとに自分自身でも将来を熟考。大手ならではの安定性は魅力的ながら、「仕事の範囲を広げたい」「もっと重要な仕事にかかわりスキルアップしたい」という思いのほうが強いことを再確認し、ベンチャーに視野を広げることを決めました。そして、その思いを応募書類にまとめ、転職エージェントに添削してもらいながらブラッシュアップしました。

転職エージェントと求人サイトの両方を活用し応募を開始

その後は、転職エージェントから紹介を受けた企業に応募しながら、自分でも求人サイトなどを使って検索し、希望に合いそうな企業に応募を開始。「経理として、さまざまな業務にかかわれるチャンスがある」「社員に権限を委譲し、任せる社風がある」「やる気がある社員は社歴にかかわらず抜擢する風土がある」などを重視しました。目標が明確なので、条件に合わない企業には応募せず、面接に進んでも違和感を覚えたら辞退することもありました。

転職活動を始めて3ヶ月後に内定を獲得

転職活動を始めて3カ月後、転職エージェントに紹介されたあるベンチャーから内定をいただきました。設立して8年が経ち、創業事業も軌道に乗り、改めて会社の基盤を強固にしたいという思いを持っている企業です。「ぜひ、経験者として経理部門をまとめ上げてほしい」との言葉に可能性を感じ、転職を決意しました。

引き継ぎを行いながら、独学で勉強も勤務先に退職願を提出し、1カ月後に退職。転職後は業務範囲が広がるので、後任への引き継ぎを行いながらも新しい業務について独学を行い、新天地に備えることができました。大手からベンチャーに転職し、規模や体制の違いに初めは戸惑うこともありましたが、任される範囲は圧倒的に広がり、責任は増したもののやりがいの大きさを感じています。

「第三者」と話すことで目標を具体化できた

転職活動前は、「スキルアップしたい」と思いながらも、どういうキャリアステップを踏みたいか、どういう環境で働きたいかなどは具体化できていませんでした。転職エージェントという「第三者」と話す中で自分が抱いていた思いを明確化できたのがよかったのだと思っています。

■CASE3:いいところがあれば転職したいC郎さんのスケジュール【1年1カ月で転職】

求人サイトのスカウトサービスを活用し、オファーを待つことに

現在、食品関連メーカーでマーケティング職に就くC郎さん。今の会社や仕事に大きな不満はないものの、今よりももっと大きな仕事を任されるチャンスがあるなど、ステップアップできる求人に出会えれば、転職してもいいと思っていました。

そこで活用したのが、求人サイトのスカウトサービス。職務経歴や転職希望条件などを登録しておくと、企業や転職エージェントから直接オファーが届くというものです。

登録してすぐ、オファーが届くようになりました。興味を持ったオファーも、「ちょっと違うな…」と思うオファーも様々でしたが、採用担当者からの文面により、私の経歴のどの点を評価しているのかがわかるので、自分の経歴を客観的に見直すことができる、いい機会だと感じました。

「応募したい」と思える企業に出会う

定期的に登録内容を更新し、ブラッシュアップし続けていたところ、ある日大手消費財メーカーからマーケティング職のオファーが。私のマーケティング経験を評価してくれたことが、オファー文面から伝わりました。また、以前からグローバルに活躍したいとの思いを持っていましたが、海外展開のためのマーケティングに関われることもわかり、応募に踏み切りました。初めにレジュメを登録してから、実に1年後のことです。

面接ではざっくばらんに話し合い、無事内定獲得へ

転職活動と呼べるような本格的な活動はしていなかったものの、定期的なレジュメ更新の際に経験やスキル、目指す方向性についての棚卸しができていたので、書類作成や面接はスムーズでした。先方企業も、私の経歴を理解し、評価したうえで面接に呼んでくれているので、お互いにざっくばらんに話し合えたのもよかったですね。独学してきた英語力も評価いただき、「まずは国内商品のマーケティングからスタートし、ゆくゆくは海外マーケティングも」と入社後のキャリアパスをすり合わせたうえで、無事に内定をいただけました。

キャリアの棚卸しによって、次のステップが明確に

すぐに転職を考えていなくても、自分のキャリアの棚卸しをするのは重要だと思います。自分は何ができるのか、そしてこれから何を目指したいのかが頭の中で整理できるので、次のステップが明確になりますよ。

【アンケート調査概要】
●リクナビNEXT 転職活動に関するアンケート」 実施期間:2017年3月20日~3月25日 調査機関:楽天リサーチ 調査対象:5年以内に転職した20~30代正社員 男女1000名

記事作成日:2017年4月20日 EDIT:リクナビNEXT編集部 ILLUST:二村大輔