転職なら社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】|求人、転職に関する情報満載! 2024/07/26 UPDATE 毎週水・金曜更新!

30代の転職は難しい?転職活動のポイントと注意点を解説

30代前半の転職アイキャッチ

即戦力となる経験・スキルを求められるケースが増える30代の転職は、「選考で厳しくチェックされ、内定を得るのは難しいのでは?」と考える方も多いようです。

転職活動をスムーズに進めるために、30代の転職のポイントを把握しておくことが重要です。満足度の高い転職の実現を目指しましょう。

「30代の転職」は選択肢の幅が広いのが特徴

30代の転職は、

  • 経験・スキルを活かしてキャリアアップする
  • 未経験の業界・職種にキャリアチェンジする
  • マネジメント経験を積む

など、選択肢の幅が広いのが特徴です。

30代のキャリアパスについて、具体的に解説します。

経験を活かし即戦力として転職

30代ともなると社会人経験が豊富になるケースが増えるため、企業の多くは30代の求職者に対して、経験・スキルを発揮して即戦力として活躍してもらうことを期待しています。

募集している仕事に活かせる業界知識・職種経験を持つ30代の求職者は、即戦力として高く評価されるでしょう。

また、経験を活かして転職する場合は、転職活動の軸が明確なので、求人を探しやすくアピールもしやすいというメリットがあります。

異業種転職で経験の幅を広げる

例えば、不動産業界の営業から金融業界の営業、メーカーの経理からIT企業の経理など、職種はそのままに業界を変えるという選択肢もあります。

業務を進めるための基本的な知識や経験を持ちながらも、業界を変えることで対応できる業務の幅を広げることができます。

経験の幅を広げる方法として、業界だけでなく、大手企業からスタートアップなど、企業規模を変えるという方法もあります。

キャリアチェンジに挑戦

これまでの業界・職種を変える転職のことを「キャリアチェンジ」と呼びます。

株式会社リクルートが発表した「リクルートエージェント」の転職者分析によると、異業種×異職種のキャリアチェンジ転職を実現した人は、過去10年間で増加しており、全体のおよそ4割を占めることが分かっています。

年代別では、30~24歳で35.7%、35~39歳で31.4%となっており、30代でも約3割の人がキャリアチェンジを実現しているようです。

マネジメント経験を積む

転職によってマネジメント経験を積むという選択肢もあります。

役職経験がある場合は、転職によってマネジメントを行うメンバーの人数や予算規模、責任範囲などを広げるという方法が考えられます。

役職経験がない場合でも、将来的なマネジャー候補として採用されることもあります。

年齢を重ねるとマネジメント経験を求められるケースが増えるため、30代でマネジメント経験を積むことは、将来的なキャリア形成に役立つでしょう。

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30代の転職が「難しい」と言われてきた背景

30代になると、結婚や育児、介護など、ライフスタイルの変化に伴い、勤務地や勤務時間、福利厚生など、仕事選びの条件が増える傾向があります。

さらに、住宅購入や教育といった収入面での条件も加わりやすくなります。

20代に比べると、30代は転職に求める条件が増えるため、応募対象となる求人が減ってしまう傾向があります。

企業側も、30代に対してはマネジメント経験や即戦力として活躍できる豊富な経験・スキルを求める傾向があります。

その結果、20代と比較すると求職者・企業双方に譲れない条件が増えるため、マッチングの難易度が上がることから、「30代の転職が難しい」と言われてきたのです。

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「35歳の壁」は存在する?

以前は「35歳の壁」と言われて、35歳で転職の難易度が上がるとされていました。

しかし、少子高齢化を背景に人手不足は加速しており、厚生労働省が発表した「第Ⅱ部 人手不足の下での「働き方」をめぐる課題について / 令和元年版 労働経済の分析 -人手不足の下での「働き方」をめぐる課題について-」という資料でも、「全規模・全産業の推移をみると、人手不足感は趨勢的に高まっており、直近の 2019 年3月調査の値は 1990 年代初頭のバブル期に次ぐ水準の高さとなる」とされています。

そのため、現在では30代や35歳になったから転職が難しくなるとは限らず、業界・職種によっては40代、50代でも歓迎されるケースもあります。

まずは自身の経験・スキルのニーズや、希望条件に合致する求人の種類や数などを把握することが重要です。

30代の転職活動のポイント

30代で転職活動を始める際に知っておきたい、転職活動のポイントを解説します。

キャリアの棚卸しをする

30代になると、これまでに蓄積した経験・スキルが増えるため、転職活動を始める前にキャリアの棚卸しをして整理することが大切です。

過去に取り組んだ業務内容を洗い出して、どのような経験・スキルが身についているかを箇条書きにします。

また、得意なこと・不得意なこと、周囲に褒められたこと、成果が出たことなどを書き出して、自身の強みや実績を明らかにしましょう。

中長期的な視点を持つ

30代の場合、初めから高待遇・高ポジションを狙うのではなく、入社後に成果を出して評価を高め、管理職や責任者などにキャリアアップするという方法も考えられます。

求人に記載されている条件が、短期的にはマッチしていなくても、中長期的に見れば希望条件を実現できる可能性があるかもしれません。

企業を選ぶ際は、評価制度や福利厚生なども確認し、中長期的な視点でどのようなキャリアを描けるかをイメージするようにしましょう。

条件の優先順位を決める

前述の通り、30代になると企業に求める条件が増える傾向があります。しかし、全ての希望条件を叶える企業は多くはありません。

また、条件の良い企業には多くの求職者が注目するため、選考通過の難易度が高くなります。

企業に求める条件に優先順位をつけることで、応募する求人の選択肢を広げることができるでしょう。

また、条件の優先順位をつけると、複数企業から内定が出た時に、優先順位に従って納得度の高い企業選びができます。

後悔の少ない決断をすることができるでしょう。

経験・スキルの軸を定める

例えば営業と商品企画、総務と人事など、30代になると複数の経験・スキルを持つケースが増えます。

複数の経験・スキルがある場合は、転職活動の際に軸となる経験・スキルを定めるようにしましょう。

経験・スキルの軸を決めておくと、求人検索に活かせるだけでなく、応募書類や面接でのアピール材料も明確になります。

応募する求人に記載されている仕事内容や求める人物像を確認し、活かせる経験・スキルを中心にアピールポイントをまとめましょう。

転職方法を広げる

転職サイトや転職エージェント以外にも、転職の方法は複数あります。

経験・スキルや人脈が増える30代の場合は、スカウトサービスやビジネスSNSに経歴や経験・スキルを登録し、企業からのスカウトを待つという方法が考えられます。

また、過去の人脈を活かして、中途採用やリファラル採用を実施していないか確認するという方法も一案です。

転職方法を広げることで、意外な企業との出会いがあるかもしれません。

30代の転職の注意点

30代の転職には注意点もあります。代表的な注意点を解説します。

引き継ぎに余裕を持たせる

30代になると、プロジェクトに参加していたりリーダーを任されていたりして業務量や責任範囲が広く、引き継ぐのに時間がかかるケースが増えます。

転職先が決まったら、できるだけ早く上司に退職を申し出て、引き継ぎや最終出社日などの相談を始めましょう

有給休暇が残っている場合は、退職までの日数にゆとりを持たせると安心です。

働きながら転職活動する

30代になると、家族やローンを抱えるケースも増えるため、働きながら転職活動を進めた方が収入面での不安は少なくなります。

特に、企業に求める希望条件が多い場合は、応募できる求人が限られてしまうため、転職の難易度が高まります。

「条件を下げたくない」「生活費や貯蓄にゆとりがない」という場合は、できる限り働きながら転職活動を進めるようにしましょう。

情報収集を徹底する

30代の転職に限りませんが、入社後に確認不足が発覚して後悔しても手遅れになってしまいます。

出戻り転職を認めている企業もありますが、一般的には入社した企業で働き続けるか、再度転職活動を始めるかの2択になるケースが多いでしょう。

入社後に後悔しないために、事前の情報収集を徹底し、企業研究や面接での確認は念入りにしておきましょう

場合によっては、カジュアル面談や条件面談を設定する企業もあります。不安がある場合は、面談を実施してもらえないか相談してもいいでしょう。

待遇にこだわりすぎない

転職先を決めるための要素として、「待遇」を重視する方は多いのですが、こだわりすぎると応募先が見つからず、転職活動が長引く可能性があります。

特に、求人に記載されている待遇だけで求人を厳選して、選考が進んでいない場合は注意が必要です。

待遇は十分ではないものの、面接で具体的な話を聞いたところ入社意欲が高まり、評価が変わる可能性もあります。

興味を持った企業には積極的に応募し話を聞いてみることで、転職市場の情報収集にもつながるでしょう。

転職サイトの検索方法を工夫しよう

リクナビNEXTでは、勤務地や職種で求人を絞り込むことができます。

経験を活かして働きたい場合は、「生産管理 工場」「営業 外資系」などのキーワードを設定して検索しましょう。

また、ワークスタイルにこだわりがある場合は、「(こだわり条件)」から休暇や福利厚生などの条件を設定することもできます。

リクナビNEXT 求人検索

検索キーワードを入れると、関連のキーワードが表示されます。30代の転職の場合は、「30代」というキーワード以外に「30代 未経験」「30代後半」などで探してもいいでしょう。

自分が希望する検索条件が決まったら、リクナビNEXTに登録することで、検索条件を保存することも可能です。

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