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履歴書の書き方(作成見本付き)

履歴書を簡単作成

履歴書は、採用担当者が最初に目にする書類であり、応募者の基本的な情報を伝える重要な役割を果たします。

そのため、ミスのないよう各項目を正確に、かつ丁寧に作成することが求められます。

本記事では見本を基に、履歴書の書き方について解説します。

アドバイザー 粟野友樹
アドバイザー 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

履歴書のテンプレート

履歴書は、テンプレートをダウンロードして作成すると効率的です。

なお、リクナビNEXTではレジュメ機能を使って簡単・スムーズに書類(レジュメ)を作成することもできます。

▼ダウンロードはこちら

※厚生労働省様式について
・厚生労働省「新たな履歴書の様式例の作成について」を元に作成しています。
・性別欄が任意記載欄になっているので、未記載とすることも可能です。
・「通勤時間」「扶養家族数」「配偶者」「配偶者の扶養義務」については項目がないので記入する必要がありません。

履歴書の書き方

写真付き履歴書の全体見本
書き方解説 目次
基本情報学歴・職歴欄
免許・資格・スキル欄志望動機・自己PR欄
本人希望欄

基本情報(氏名・生年月日・住所・連絡先)欄の書き方

履歴書の基本情報欄見本

履歴書の基本情報(氏名・生年月日・住所・連絡先)に誤りがあると、やり取りや選考結果に影響を与える可能性があるため、必ず確認しましょう。

どの項目にも正しい情報を漏れなく記載することが重要です。

手書きの履歴書で誤記があった場合は、修正液や訂正線を使用せず、新しい履歴書を用意してください。

項目記入内容
①日付・履歴書を提出する日を記入
・郵送や持参の場合、作成日ではなく提出日に合わせる
②写真・3ヶ月以内に撮影したものを使用
・サイズは縦4cm×横3cmが一般的
・服装はスーツが基本、業界や職種によってはオフィスカジュアルでOKな場合もある
・背景は無地の白や青が最適
※履歴書の写真は第一印象に影響するため、身だしなみや表情に注意する。
③氏名・名字と名の間にスペースを空ける
・ふりがなは「ふりがな」ならひらがな、「フリガナ」ならカタカナで記入
④生年月日・西暦・和暦どちらでも可(履歴書内で統一)
・満年齢とは履歴書の日付時点の年齢
⑤現住所・連絡先・郵便番号から、省略せずに記入
・連絡先が現住所と異なる場合のみ記入(同じ場合は不要)
⑥電話番号・メールアドレス普段使用し、連絡がつきやすい番号を記入
・e-mailアドレスは記載ミスが発生しやすい項目なので注意する

学歴・職歴欄の書き方

多くのフォーマットでは学歴と職歴が一緒の欄になっており、学歴 → 職歴の順に書きます

学歴

履歴書の学歴欄見本
・履歴書の1行目の中央に「学歴」と記入し、2行目から年月とともに続けて記入していく。
・義務教育の記載は省き、高校から記入する。
・学校名は略さずに正式名称で記載する。

▶その他のポイントに触れた「学歴欄についてよくあるQ&A」も参考にしてください。
▶学歴欄を書く際は、入学・卒業の年度の自動計算ツールもご活用ください。

職歴

履歴書の職歴欄見本
・職歴を記載する際は、学歴の項目から1行空ける。
・次に、中央に「職歴」と記入し、年月とともに続けて記入していく。
・会社名や部署名は略さずに正式名称で記入する。
・在職中の場合は「現在に至る」と記入する。
・退職済みの場合は「一身上の都合により退職」や「会社都合により退職」と記入する。
・すべての職歴を記載したら、最後の行には右寄せで “以上”と記載する。

▶ケース別職歴欄の書き方については「アルバイト・パート・派遣・ブランクあり・異動・昇進」を参考にしてください。

免許・資格・スキル欄の書き方

履歴書の免許資格欄見本

取得した資格は正式名称で記載し、応募企業先(募集要項)に関連するものを優先します。

例えば以下のような資格やスキルが記載できないか検討しましょう。

・パソコンスキル(Excel・Word・PowerPointなど)
・語学力(TOEIC Listening & Reading Test◯点取得、実用英語技能検定◯級合格 など)
・特定のソフトウェアにまつわる公式認定資格(アドビ認定プロフェッショナル など)
・運転免許各種(普通自動車第1種運転免許 など)

※参考:ハローワーク(厚生労働省)による免許・資格コード一覧(小分類)

志望動機・自己PR欄の書き方

履歴書の志望動機自己PR欄見本

履歴書の志望動機・自己PR欄はスペースが限られています。

志望動機を書く場合はおおむね200文字程度を目安とし、以下の3つを軸にまとめましょう

・応募企業を選んだ理由
・活かせる経験・スキル
・入社後に実現したいこと

また、自己PRについては職務経歴書で具体的に記載することが多いので、履歴書では簡潔にまとめるようにするとよいでしょう。

本人希望欄の書き方

履歴書の本人希望欄見本

本人希望欄には、主に以下について伝える必要がある場合に記載します。

・勤務時間など働く上で変えられない条件がある場合
・希望職種を記載する必要がある場合
・入社希望日が決まっている場合
・特に書くことがない場合は「貴社規定に従います」などと記載しておく(空欄NG)

注意しておきたいのは、本人希望欄に書いたことは「絶対の希望条件」と企業から受け取られる可能性がある、ということです。

場合によっては「採用は難しい」と判断されてしまうこともあります。

本人希望欄にはどうしても譲れない希望条件がある場合のみに記載し、待遇面などの希望は面接などで伝えるようにしましょう。

リクナビNEXTで応募書類を自動作成

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履歴書と職務経歴書を作成するのが面倒な方は、リクナビNEXTにレジュメ登録するのがお勧めです。

新機能
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リクナビNEXTに、プロフィールや職務経歴などを入力すると、入力された内容に従って自動で書類(レジュメ)が作成され、PDF形式でダウンロードすることが可能です。

※『レジュメ』とは、リクルートの求職活動支援サービス共通で利用できる、職務経歴書機能です。

作成はこちらから:あなたのレジュメを簡単作成(無料)
すでに会員の方はこちら:レジュメダウンロード画面へ

レジュメ完成イメージ

▲ご登録いただいた内容がレジュメに反映されます

ご利用方法

リクナビNEXTにご登録後、プロフィールや職務経歴、自己PRなどを入力し、レジュメ登録を完了させてください。完了すると、レジュメダウンロード画面からダウンロードできるようになります。

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履歴書作成用チェックリスト

☑最適なテンプレートを使用しているか(指定がある場合は従っているか)
☑学校名など正式名称で記載しているか
☑経歴を省略していないか
☑履歴書の内容は使い回さず、応募企業ごとに準備しているか
☑読みやすい体裁になっているか(フォントの統一、誤字脱字なしなど)
☑手書きの場合は消えない黒のボールペンを使っているか
☑空欄はないか

より細かくチェックしたい方は「あなたの履歴書は大丈夫?履歴書の注意点総まとめ」も参考にしてください。

履歴書の書き方についてよくあるQ&A

Q. 履歴書の作成は手書きとPCどちらがいい?

A. 応募企業から指定されていない限り、基本的には手書きでもパソコンでも問題ありません。
履歴書は手書きとパソコンどちらが良い?」の記事で詳しく解説しています。

Q. 履歴書と職務経歴書の職歴欄はどう書き分ければいい?

A. 履歴書の「職歴」欄は、職歴の概要を見せるためのものであり、主に以下の情報を記述します。

  • 勤務先の会社名、部署名、役職
  • 入退社日

一方で職務経歴書は、企業側が応募者の実績や経験、スキルを細かく見るためのものです。応募者にとっては自分自身の経験や強みをアピールする書類になりますので、履歴書の「職歴」欄と同じ情報に加えて以下のような事柄を記述する必要があります。

  • 担当した職務の詳細
  • 仕事上の実績や成果
  • その仕事を通じて身につけたスキルや学んだこと など
Q. 履歴書に使うフォントの種類やサイズのおすすめは?

A.ビジネス文書でよく使われる「MS明朝・ゴシック」「游明朝・ゴシック」「メイリオ」などを選びましょう。
サイズは10.5~11がおすすめです。
線が細すぎたり手書き風のフォントでは読みづらくなる可能性があります。

Q. 履歴書に押印する必要はある?

A. 履歴書に押印欄がないものに押す必要はありません。
押印欄がある履歴書を使用する場合には、体裁上、押印することをおすすめします。
また、企業によっては押印を求められる場合もあります。
対応に迷う場合は、履歴書を提出する前に応募企業に確認することをおすすめします。

Q. 何も資格を持っていない…履歴書の資格欄はどのように書いたらいい?

A. 資格がない場合、資格・免許欄には「特になし」と記載しましょう。
空欄のままでは、採用担当者が「資格なし」なのか「書き忘れ」なのかの判断ができないためです。
ただし、今後資格を取得するために現在勉強中の分野がある場合は、アピール材料になります。
簡潔に、「○○取得のため、勉強中」などと記載しておくといいでしょう。

Q. 転職活動中に氏名や住所の変更が予定されている場合、履歴書の氏名・住所欄はどう書くべき?

A. 履歴書には応募時点の氏名と住所を記載して構いません。
ただし、選考結果の連絡を待つ間に転居するような場合は、その旨を企業にあらかじめ報告し、必ず連絡が取れる方法を伝えるようにしましょう。

Q. 履歴書の職歴欄にアルバイト歴は書いてもいい?

A. 基本的には、アルバイトの経験は履歴書の職歴欄には書きません。
アルバイト経験が応募先の業務内容に関連がある、あるいはアピールしたい場合や雇用保険に加入していた場合は書くようにしましょう。

Q. 資格学校に通っていたことを履歴書でアピールすることは可能?

A. 可能です。その場合は「志望の動機、自己PRなど」欄に書くとよいでしょう。
「スクールで学んだ内容を仕事でどう活かすのか」を明確に書けば、大きなアピールとなります。

Q. 顔写真のデータはどこで用意できる?

A. PCやスマートフォンで履歴書を作成する場合、顔写真のデータを用意する主な方法は下記の3つです。

  • データ化可能な証明写真機で撮影する
  • スマートフォンのアプリを使用する
  • 印紙の写真がある場合、スキャンする
Q. 職歴は全部書くべき?

A. 職歴はヌケモレなく全て記載して下さい。
例えば、勤務期間が短かった仕事を「職歴とは言えないから」と自分で判断して省略した場合、企業から「不利になると思って隠した」と誤解されてしまうかもしれません。
場合によっては経歴詐称となる可能性もあります。
職歴が多くて書ききれない等の場合は、配属先と業務内容の詳細は職務経歴書に記載するなど、1社の職歴を1行に収める工夫をしましょう。

Q. 履歴書には「貴社」「御社」どちらを使う?

A. 履歴書や職務経歴書、企業へのメールなどでは「貴社」を使います。
話し言葉のときに使うのが「御社(おんしゃ)」、書き言葉のときに使うのが「貴社(きしゃ)」といった使い分けになります。

Q. 履歴書に嘘を書いたらバレる?

A. 思いがけないところで判明するケースも珍しくなく、バレない保証はありません。
もし、履歴書の嘘が判明してしまったら、「経歴詐称」で解雇される可能性があります。
社会人としての信頼関係が失われ、今後のキャリアを築く上で支障をきたすことも考えられるでしょう。
履歴書は正直に記入してください。

※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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