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【例文あり】履歴書の趣味・特技欄に何を書く?書き方・NG例・思いつかないときの見つけ方を解説

この記事でわかること

  • 履歴書の趣味・特技欄の書き方と例文
  • 趣味・特技欄に書かないほうが良い内容
  • 趣味・特技が思いつかないとき人向けの見つけ方
履歴書の自己PR欄とボールペン

転職活動で使う履歴書の書式によっては、趣味・特技欄が設けられているケースがあります。しかし、いざ書こうとすると何を書けばよいか迷う人も多いでしょう。

本記事では、転職活動における履歴書の趣味・特技欄の書き方や例文、避けたほうが良い内容を紹介します。趣味・特技欄がある履歴書を使う予定の人はぜひご覧ください。

監修 粟野友樹

国家資格 キャリアコンサルタント,組織人事コンサルティングSeguros 代表

履歴書の趣味・特技欄は何を書けばいい?

転職活動において、履歴書の「趣味・特技欄」に特別な内容を書く必要はありません。動画鑑賞や読書、ジム通いなど、日常的に続けていることや得意なことを書きましょう。文量は1〜2文ほどあれば十分です。

  • 趣味:仕事や学業以外で楽しみとして続けていること
  • 特技:比較的得意な能力や技術

💡キャリアアドバイザーからのアドバイス

転職活動の面接では、趣味・特技の内容そのものよりも、その人がどんなことに関心を持ち、どのような形で長く続けているのかなどが会話の糸口になることがあります。

特別な趣味である必要はありません。むしろ、背伸びをせずに書かれている方が、その人らしさが伝わる場合もあります。履歴書の余白をなんとなく埋めるのではなく、自分自身の少し補足説明する欄と考えましょう。

採用担当者は趣味・特技欄で何を見ている?

転職活動において、趣味・特技欄は志望動機や職務経歴と比べると補足的な項目です。趣味・特技欄の記入内容のみで採否が決まることはほぼありませんが、採用担当者は応募者の人柄の把握や、面接時のアイスブレイクの参考として活用しています。

<採用担当者が趣味・特技欄で見ること>
人柄の把握応募者の興味・関心や価値観を読み取り、自社のカルチャーや配属部署との相性を確認する
面接のアイスブレイク面接での緊張を和らげるため、冒頭に話をふる

直接的な採否への影響は限定的ですが、趣味・特技の内容から継続力や協調性、専門スキルなどをアピールできれば、採用担当者からの評価を高められる可能性もあります。

履歴書の趣味・特技欄の書き方

趣味・特技欄の書き方は、箇条書きでまとめる方法と、文章で説明する方法の2つがあります。どちらでも問題ありませんが、採用担当者がひと目で内容を把握できるよう、簡潔にまとめることを意識しましょう。

箇条書きで表現
趣味:フットサル
3年間継続中。大会運営経験あり
特技:英会話
TOEIC825点。ビジネス英語が可能
文章で表現
趣味はフットサルで、3年ほど続けています。大会運営の経験もあり、コミュニケーション力が身につきました。
特技は、英会話です。TOEICでは900点台を取得しています。電話対応やミーティングなど、ビジネスレベルの会話が可能です。

書く内容としては、以下の3点を意識すると伝わりやすくなります。

  • 趣味・特技は何か
  • どのくらい続けているか(趣味の場合)
  • そこから得た姿勢や成果

上記の3点を1〜2文程度でまとめれば十分です。たくさん書く必要はありません。また、趣味と特技を両方書く必要もありません。自分が話しやすいものを1つ書くのみでも十分です。

履歴書に書ける趣味・特技の一覧

転職活動の履歴書に書ける趣味・特技は、特別なものである必要はありません。継続して取り組んでいることや、仕事に活かせる経験があるものを選ぶと採用担当者に伝わりやすくなります。

推し活をしている人は、「推し活」ではなく、ジャンルや活動内容を簡単に添えて書くと採用担当者に伝わりやすくなります。

以下に、アピールしやすい強み別に趣味・特技の例をまとめました。書く内容が思い浮かばない場合は、一覧を参考に自分に当てはまるものを探してみましょう。

ジャンル履歴書に書きやすい「趣味・特技」の例
スポーツ・運動マラソン、ジョギング、フットサル、野球、バスケットボール、バレーボール、テニス、ゴルフ、ヨガ、トライアスロン
登山・アウトドア登山、富士登山、キャンプ、釣り、ダイビング、自転車旅、ボルダリング、乗馬
旅行国内旅行、海外旅行、海外一人旅、バックパッカー旅行、聖地巡礼、絶景スポット探索
文化・芸術・創作読書、映画鑑賞、音楽鑑賞、写真撮影、絵画制作、イラスト制作、小説執筆、漫画制作、演劇
音楽・パフォーマンスバンド活動、合唱、ダンス、路上ライブ、スピーチ、即興演技
料理・生活料理、お菓子作り、レシピ開発、家庭菜園、DIY家具制作、洋服や雑貨のリメイク、整理整頓
学習・資格取得語学学習、資格取得勉強、オンライン講座受講、読書会参加、新技術の研究、速読
デジタル・ITプログラミング、ブログ運営、SNSライブ配信、YouTube動画発信、アクセス解析、タイピング
地域・社会活動ボランティア活動、地域防災訓練参加、児童見守り活動、地域清掃活動、地域活動の立ち上げ
趣味・コレクション城巡り、博物館巡り、歴史研究、御朱印集め、古地図や古銭などのコレクション、鉄道
ゲーム・エンターテインメントボードゲーム、囲碁・将棋、オンラインゲーム、アニメ鑑賞、プラモデル制作
健康・メンタルケアヨガ・瞑想、サウナ巡り、ジム・トレーニング、ラジオ体操、日記執筆

履歴書に書く【趣味】の例文

転職活動の履歴書の趣味欄には、応募者の人柄や物事への取り組み姿勢が表れます。書くことが思いつかない場合は、次の3パターンの例文を参考に考えてみましょう。

成長・継続力をアピールできる例文

  • マラソンを3年続けており、目標タイムを設定して大会に出場した
  • 写真撮影を3年続けており、独学で技術を磨いてコンテストに入賞した
  • ゴルフを3年続けており、半年間の練習で平均スコアを110から95まで縮めた
💡書き方のポイント
継続力は転職活動で評価されやすい強みのひとつです。単に「続けている」と書くだけでなく、目標を設定して取り組んだ過程や、数字で示せる成果を添えると採用担当者の印象に残りやすくなります。

コミュニケーション力をアピールできる例文

  • フットサルを5年続けており、大会運営にも携わった
  • 地域のボランティアサークルに3年間参加し、活動の企画も担当した
  • バンド活動でメンバーと意見をすり合わせ、ライブの企画・運営を行った
💡書き方のポイント
チームで取り組む趣味は、協調性やコミュニケーション力をアピールするのに適しています。単に「参加した」と書くだけでなく、自分がどんな役割を担ったかを添えると、より具体的な人物像が伝わります。

個性をアピールできる例文(料理・写真・旅行など)

  • 料理が趣味で、週末に新しいレシピに挑戦し、家族や友人にふるまっている
  • 写真撮影が趣味で、休日に各地を訪れ風景や人物を撮影している
  • 国内旅行が趣味で、年に5〜6回訪れた土地の歴史や文化を調べて楽しんでいる
💡書き方のポイント
仕事に直結しない趣味でも、書き方次第で人柄や価値観を伝えることができます。アニメやゲーム、推し活なども問題ありません。大切なのは、面接で聞かれたときに自分の言葉で話せる内容を選ぶことです。

履歴書に書く【特技】の例文

「特技といえるものがない」と悩む転職者も多いですが、継続力や専門スキル、業務で役立つ日常的な強みなど、切り口を変えて考えると特技を見つけやすくなります。次の3パターンの例文を参考にしてみましょう。

継続力をアピールできる例文

  • 毎日3kmのジョギングを5年間休まず続けており、体力に自信がある
  • 家計簿を10年間つけ続けており、支出管理が得意
  • 英会話教室に3年間通い続けており、外国人と日常会話ができる
💡書き方のポイント
長期間続けてきた事実は、それだけで十分なアピールになります。続けた期間を具体的な数字で示すとともに、続けることで得られた成果や変化を一言添えると、入社後も粘り強く取り組んでくれそうという印象を与えられます。

専門的なスキルを示せる例文

  • PCの操作が得意で、MOS資格を保有しているほか、Excelのマクロ作成で業務を効率化した経験がある
  • 簿記2級を取得しており、経理に関する書類の作成を得意としている
  • TOEICで900点以上を取得した経験があり、英語の資料作成やビジネスコミュニケーションに対応できる
💡書き方のポイント
資格は履歴書の資格・免許欄にも記載しますが、趣味・特技欄では「その資格を使って何ができるか」「実務でどう活かせるか」を補足することで、応募先での活躍イメージを具体的に伝えられます。資格名だけの記載にとどまらず、実務レベルでの活用経験を添えましょう。

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業務で役立つ日常的な特技の例文(細かい作業・早起きなど)

  • 人の名前や顔をすぐに覚えられ、一度会った相手を忘れない
  • 細かい作業が得意で、データ入力や書類整理をミスなくこなせる
  • 朝に強く、早起きして集中して作業に取り組める
💡書き方のポイント
「これは特技と言えるのか」と悩みがちな日常的な強みこそ、採用担当者の目に留まることがあります。業務でどう役立つかを一言添えることで、入社後の活躍イメージを具体的に伝えられます。

履歴書の趣味・特技欄に書かないほうが良い内容

転職活動の履歴書の趣味・特技欄に書く内容は、採用担当者に不安や悪印象を与えないことが大前提です。次に具体的に説明します。

ギャンブル・公序良俗に反する内容

パチンコや競馬、競輪などのギャンブルに関係する趣味・特技は避けましょう。金銭トラブルや依存症への懸念を持たれる可能性があります。なお、「競馬のデータ分析が好き」「競走馬を見るのが好き」という場合は、そのように記載すれば問題ありません。

宗教・政治に関する内容

支持政党や宗教活動に関する趣味・特技は記載しないほうが無難です。採用担当者によって受け取り方が異なるうえ、組織内での不協和音につながる可能性があると懸念される場合があります。

嘘や誇張を含む内容

実際には経験していない資格やスキルを書くのは絶対に避けましょう。面接で深掘りされた際に答えられず、信頼を失うリスクがあります。面接で自信を持って話せる内容だけを記載しましょう。

応募企業の働き方にマッチしない内容

例えば土日出勤がある企業に対し、「毎週末チームスポーツをしている」と書いた場合、勤務条件と合わないのではないかと懸念される可能性があります。応募先企業の働き方を踏まえた上で、記載内容や表現を検討しましょう。

趣味・特技欄に書ける内容が思いつかないときの対処法

趣味や特技がすぐに思い浮かばない場合でも、空欄のまま提出するのは避けましょう。空欄は書き忘れと捉えられ、採用担当者にマイナスの印象を与える可能性があります。

日常の過ごし方や過去の仕事経験を振り返ると見つかることがあります。次の4つの方法を参考に整理してみましょう。

休日にしていることを考える

直近の休日の過ごし方を振り返り、何をしていることが多いか考えてみましょう。習慣化していることや、長年続けていることが趣味・特技の候補になります。

思い浮かばない場合は、次の休日からタイムスケジュールを記録して可視化してみましょう。動画鑑賞や部屋の模様替えなど、些細な行動でも書ける内容になる可能性があります。

過去の業務経験から考える

特技が思いつかない場合、これまでの仕事で褒められたことや、得意としていた業務を振り返ってみましょう。「マニュアル作成が早いと褒められた」「顧客対応が丁寧と言われた」など、周囲から評価されたことが特技の候補になります。

日報やチャットツールのやり取りをさかのぼると、褒められた経験を思い出しやすくなります。

周囲の人に聞いてみる

「自分では特技と言えるほどのものか自信がない」という場合は、家族や友人、同僚に聞いてみるのも効果的です。自分では当たり前だと思っていることが、他の人から見ると立派な特技であることもあります。「なぜそう思ったのか」まで深掘りしてもらうと、面接で話せるエピソードも見つかるでしょう。

趣味・特技欄がない履歴書を選ぶ

どうしても思い浮かばない場合は、趣味・特技欄がない履歴書を選ぶのもひとつの方法です。フォーマットの指定がなければ、趣味・特技欄がない履歴書を選んでも基本的に採用担当者の評価は下がりません。

ただし、応募先企業が指定するフォーマットがある場合はこの方法は使えないため注意しましょう。

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履歴書の趣味・特技欄に関するよくある質問

趣味・特技欄の書き方についてよくある質問と回答を紹介します。記載すべき数や面接での答え方など、より細かい情報を確認しておきましょう。

趣味・特技はいくつ書くべき?

趣味・特技は、それぞれひとつずつ書けば十分です。

複数書いても問題ありませんが、多すぎるとそれぞれの印象が薄くなり、何が得意か伝わりにくくなります。多くても2〜3個に絞り、それぞれの詳細がわかるように記載しましょう。

趣味と特技は両方書くべき?

趣味・特技は、どちらか一方のみの記載でも選考に大きく影響することはありません。ただし、採用担当者が人柄を把握しやすくなるため、書けるのであれば両方記載しましょう。

履歴書のフォーマットによっては趣味欄と特技欄がそれぞれ分かれているケースもあります。この場合は空欄にならないよう、両方とも書きましょう。

志望動機や自己PRを含む趣味・特技欄の書き方は?

転職の履歴書では、志望動機や自己PRの方が趣味・特技よりも優先順位が高いです。志望動機や自己PRをメインにしっかり書くことで記載欄が充実した場合は、無理に趣味・特技を絡めようとしなくて構いません。

ただし、志望動機や自己PRを補足できる趣味・特技であれば記載します。例えば自己PRで継続力を伝えた上で、趣味・特技が「20年間マラソンを続けており継続力を養っている」であれば、内容につながりが生まれ、良いアピールになるでしょう。

面接で趣味・特技を聞かれたらどう答える?

面接で趣味・特技を聞かれた際は、履歴書に書いた内容と同じものを答えましょう。「読書が趣味で、月に5冊ほど読んでいます」のように、趣味・特技が何かを述べた後に詳細を説明すると伝わりやすくなります。

履歴書に書いていない始めたきっかけや仕事への活かし方なども話すと、採用担当者がより人柄を理解できるでしょう。説明が長すぎると理解しにくくなるため、30秒〜1分程度を目安に要点をまとめておきましょう。

職務経歴書にも趣味・特技欄は必要?

職務経歴書には、基本的に趣味・特技欄はありません。職務経歴書は職務内容やスキル・実績を伝えるための書類であるため、趣味・特技は記載しなくて問題ありません。趣味・特技は、趣味・特技欄が設けられている履歴書にのみ記載しましょう。

まとめ

転職活動における履歴書の趣味・特技欄は、志望動機や職務経歴書と比べると補足的な項目です。内容のみで採否が決まることはほぼありませんが、採用担当者が人柄を確認したり、面接のアイスブレイクの話題として活用したりすることがあります。

特別な内容を書く必要はなく、日常的に続けていることや得意なことを正直に書けば十分です。書く内容が思いつかない場合は、休日の過ごし方や過去の業務経験を振り返ってみましょう。

趣味・特技欄は、あなたの人柄を採用担当者に伝える貴重な機会です。面接で自信を持って話せる内容を選んで、丁寧に記載しましょう。

履歴書の基本フォーマットや項目別の書き方のルールは[履歴書の書き方の基本]を確認しましょう。

粟野友樹
監修 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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