転職なら社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】|求人、転職に関する情報満載! 2024/04/26 UPDATE 毎週水・金曜更新!

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「ブランク3ヶ月」は転職で不利になりますか?【転職相談室】

都会の湾岸を背景に座っている女性社会人キャリアのブランク(空白期間)は中途採用の選考に影響するのでしょうか。

今回は、「ブランク3ヶ月は転職で不利になりますか?」というご相談に、組織人事コンサルティングSegurosの粟野氏がお答えします。

アドバイザー 粟野友樹
アドバイザー 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

「ブランク3ヶ月」は転職で不利になりますか?(Sさん/営業/28歳/女性)

相談者
相談者
■相談内容
新卒入社した大手SIerで営業をしています。仕事は忙しく充実しているのですが、学生時代に留学していたこともあり、グローバルな環境で働きたいと考えています。英語を使わないと語学力が落ちてしまうので、一年前からビジネス英会話のスクールにも通うようになりました。

現在担当しているプロジェクトが半年後に終わる予定です。そのタイミングで会社を辞めて、2~3ヶ月程度は海外でリフレッシュしてから転職活動を始めたいのですが、ブランク期間があると転職で不利になってしまいますか?

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外資系IT企業では、3ヶ月程度のブランクであれば不利になる可能性は低い

アドバイザー
アドバイザー
ブランク期間をどの程度許容するかは、応募先企業によっても異なります。半年後に転職を希望されているとのことですが、「グローバル企業」で「語学を使う」となると、外資系企業が中心になるかと思います。職種や業界はこれまでと変わらず、IT系企業で営業職がご希望でしょうか?
はい。成果が数字に表れる営業職が自分には向いていますし、ITの知識も活かせるので、職種や業種は変えずに転職したいと考えています。
相談者
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アドバイザー
アドバイザー
外資系のIT企業の場合、主にソフトウェアやハードウェアを扱う「ITベンダー」、IT投資のコンサルティングを行う「IT系コンサルティングファーム」、そしてECやSNSなどのインターネットサービスを提供する「Web系企業」に分けられます。

SIerでの営業経験を活かす場合は、ITベンダーかIT系のコンサルティングファームで、IT投資やシステム開発のコンサルティング営業などがマッチするでしょう。顧客は国内の企業になりますが、本社が海外にあるため社内で英語を使う機会も多く、語学力を活かすこともできます。また、ジョブ型で成果主義の外資系は、日系企業よりも給与が高い傾向にあります。年収アップも期待できるかもしれません。

なお、Web系企業の営業職への転職も不可能ではありませんが、自社プラットフォームへの広告出稿や出店などを中心とした営業になるため、SIerの経験を活かしにくいかもしれません。

現職の会社にも、コンサルティングやパッケージソフトの部門があるので、ITベンダーやコンサルティングファームの方が馴染みがあります。外資系のITベンダーやコンサルティングファームに転職する場合、3ヶ月程度のブランクは許容してもらえるのでしょうか?
相談者
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アドバイザー
アドバイザー
外資系IT企業の場合、3ヶ月程度であれば、ブランクが理由で選考が不利になるケースは少ないでしょう。もちろん、採用担当者がブランク期間に何をしていたのかを気にする可能性があるので、聞かれた場合に納得できる回答を用意しておく必要はあります。

今回は「リフレッシュ期間に充てたい」とのことなので、例えば「語学力を維持するため、一年前から英会話スクールに通っており、退職を機に、リフレッシュと語学力の確認のため、海外旅行に行っていました。心機一転、入社後も集中して働けそうです」など、計画的にブランク期間を有効活用したことを伝えると良いでしょう。

なるほど…。回答を準備しておくことにします。
相談者
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ブランク期間が長引く場合は、「ブランク理由」「キャリアの活かし方」を説明できるようにする

アドバイザー
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ブランク期間の理由とともに、転職理由や志望動機、自己PRなど、必ず面接で聞かれることはきちんと準備しておきましょう。外資系企業への転職の場合は、英文レジュメや英語面接の準備も必要です。本国との面接は必ずオンラインになるので、オンラインでの英語面接の練習もしておくと万全です。転職エージェントを利用する場合は、外資系に強いキャリアドバイザーに相談し、英文レジュメのチェックや模擬面接、応募企業の面接の回数や判断項目を確認しておくことをお勧めします。
分かりました。これからは英会話スクールのレッスンを、面接の練習の場にします(笑)
相談者
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アドバイザー
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なお、ブランク期間への判断は企業によって様々です。厳しい企業だと、「ブランク期間3ヶ月以内」など、一律の基準を設けている企業もあります。もしリフレッシュ期間が長引いてしまった場合は、選考に不利になる可能性もあるので注意が必要です。

採用企業側は、ブランク期間が長くなると、「スキル不足で転職活動がうまくいかなかったのでは?」「計画性に欠けているのでは?」など、応募者に対して不安を感じるようになります。「ブランク期間ができた理由」と「ブランク期間をどのようにキャリアに活かしたのか」を説明できるようにしておきましょう。ブランクの理由によっては、「語学留学のため」「家族の介護のため」など、応募書類の備考欄などに記載するという方法もあります。

ブランクが長くなり、転職活動中に「ブランクが選考に影響している」と感じた場合は、応募先を見直したり、応募数を増やしたり、応募書類を見直したりして、選考率を上げることに注力することをお勧めします。

記事作成日:2020年10月17日 ILLUST:安西哲平 EDIT:リクナビNEXT編集部

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