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転職活動が辛い…。どうすれば楽しいと思えますか?【転職相談室】

後姿の女性転職活動はできるだけ楽しみながらやりたいけれど、思うように進まず楽しいと思えない。面接で落ちる度に落ち込んでしまう…。

転職活動をポジティブに楽しむにはどうすれば良いのか?そんな相談者のお悩みに、組織人事コンサルタントの粟野友樹さんがお答えします。

アドバイザー 粟野友樹
アドバイザー 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

「転職活動が楽しい」と言う友人がいますが理解できません。どうしたら楽しめるのでしょうか?(Yさん/総務/25歳/女性)

相談者
相談者
■相談内容
3ヶ月前から転職活動をしています。
同じ時期に転職活動を始めた友人は「いろんな企業に出会えて楽しい」とイキイキした表情で語っていますが、自分は一向に楽しめません。
現職を続けながらの日程調整も大変ですし、早く内定をもらうことばかりを意識してしまい、焦りが募る一方。
面接でも自分を出し切れずに落ちることもあり、そのたびに自己嫌悪におちいっています。
どうすれば、転職活動を楽しいと思えますか?

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転職を楽しむコツは、「転職」や「内定」だけをゴールにしないこと

アドバイザー
アドバイザー
Yさんのように、転職活動を楽しいと思えない方はたくさんいらっしゃいます。
私は日々、多くの転職希望者に会っていますが、企業選定や書類作成、面接などのシーンで苦悩されている方は多いです。
仮に内定をもらっても、「本当にその会社が自分に合っているのか」「今度こそ長く続けられるのか」など、内定後であっても悩み続けてしまうケースも少なくありません。
むしろ、ご友人のように転職活動を楽しめているほうが稀なのではないでしょうか。
ですから、「自分だけが転職活動を楽しめていない」と気をもまなくてもよいと思います。
そうなんですね。「転職活動が楽しい」と言っている友人の言葉に影響されて、「私以外の人で転職活動を楽しいと思っている人は意外にも多いのかも……」と思っていました。
相談者
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アドバイザー
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転職活動では、どんな経歴の方でも「受かる」より「落ちる」ことの方が圧倒的に多いものだといわれています。
面接に進まずに書類選考の段階で落ちることもたくさんあるので、「早く内定をもらう」ことに執着すると、焦りばかりが募る原因にもなるでしょう。
転職活動が思うように進まないと、なんだか自分の経歴や実績を否定された気持ちになって、落ち込むこともあるかもしれません。
「もう、転職活動なんて続けたくない」と思う方もいるでしょう。
まさに今の私がそうです。
「3ヶ月くらい活動すれば、転職できる」と思ってスケジュールを組んでいたのに、いざ動き出してみると全然思い通りにいかなくて、自信を失うばかりです。
相談者
相談者
アドバイザー
アドバイザー
では、「転職すること」や「内定」そのものをゴールにせずに、転職活動を通じて自分のキャリアを振り返り、市場価値を知るための「成長の機会」と捉えてみてはいかがでしょうか。
転職活動を通じて、自分のキャリアの棚卸、様々な企業を調べて応募したり、面接を受けたり、といったことを通じ、「自分の経験はこんな風にみられるんだ」「こういったキャリアもあるのか」、「自分はこの仕事をしたいと思っていたけど、実はこういった社風の会社で働くことが大事なんだ」など、自身を相対評価、客観視せざるを得ないことで、自身の成長につながるでしょう。
前職や現職で取り組んできたことをスキルや実績として評価してもらえるという点では、新卒の就職活動よりも採用基準がわかりやすく、手ごたえを感じやすいともいえるでしょう。

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「面接はコミュニケーションの場」。企業との出会いから自分を知ろう

なるほど……。私は、自分の実績や成果、強みなどの分析がまだぼんやりとしているのかもしれません。
アピールポイントとして面接で伝えたことをきちんと評価してくれる企業と出会える数が増えれば、転職活動を楽しいと思えるのかもしれませんね。
相談者
相談者
アドバイザー
アドバイザー
そうですね。自分の強みや実績などをしっかりアピールできないと、面接は不安なだけです。
採用企業側が求める経験やスキル、実績を上手く伝えられれば、面接官の反応も良くなるのではないでしょうか。
それにより、「面接でやり切った」という達成感が自信にもつながり、「次はもっとこう工夫しよう」などと前向きな姿勢で動けるようになるかもしれません。
自分の経験やスキルを活かせそうな会社だと感じたら、まずは積極的に応募してみて、企業とコミュニケーションの機会を作ることが大切です。
それにより、どの企業が自分に合っているのかを相対比較できたり、自身の強みなどを知るきっかけにもなるのではないでしょうか。
複数の企業と出会ったり、コミュニケーションを深めることで、自分に合った職場が見つかる可能性は高まります。
書類選考や面接で落ちるたびに自信を失って、「もう落ちたくない」という気持ちから、応募にも慎重になっていました。
面接を「企業とコミュニケーションをとる場」と考えれば、もっとオープンに動けるような気がします。
相談者
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アドバイザー
アドバイザー
Yさんのご友人も、最初から「転職活動が楽しい」と思っていたわけではなく、自分の経験やスキルをきちんと評価してくれる企業に出会えるようになってから手ごたえを感じるようになり、楽しいと思えるようになったのではないでしょうか。
もしも転職活動で行き詰まったときは、転職経験のある人に話を聞いてもらったり、転職市場をよく知るキャリアアドバイザーに相談するなどして、第三者の意見を取り入れることも大切です。
それによって、自身では見つけられなかった長所や短所、スキルなどに気づく可能性もあるからです。
わかりました。転職活動というものをちょっと難しく考えすぎていたのかもしれません。
これからは転職活動が楽しいと思えるように、興味が湧いた企業と積極的にコミュニケーションをとっていきたいと思います。
相談者
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記事作成日:2020年8月25日 WRITER:田中瑠子 ILLUST:安西哲平 EDIT:リクナビNEXT編集部

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