転職なら社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】|求人、転職に関する情報満載! 2023/02/03 UPDATE 毎週水・金曜更新!

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転職活動では何が見られているのか…採用側の視点が知りたい【転職相談室】

求人企業は書類選考や面接において、どんなポイントに注目しているのでしょうか。「それを知った上で、適切な準備をしたい」というご相談に、組織人事コンサルティングSegurosの粟野友樹氏がアドバイスします。

アドバイザー

粟野友樹さんプロフィール画像

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント

粟野友樹

約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

転職活動をスムーズに進めるため、採用側はどこを見ているのか知りたい

相談者
相談者
■相談内容
初めて転職活動をするにあたり、通過率を上げるために「採用側の視点」を知りたいと思っています。応募書類や面接で、採用担当者はどんなところに注目しているのでしょう?そして、それに対してどう対応すればいいのか具体的に知りたいです。
(Kさん/27歳/IT企業・営業職)

採用担当者が注目するポイント1:入社後に力を発揮してくれるか

アドバイザー
採用側が選考で注目しているポイントは、大きく2つあります。1つ目は入社後に力を発揮して貢献してくれそうか、2つ目は社風・文化に合いそうか、です。

これらは、どのような業種・規模の企業でも共通して見られています。

では、Kさんの志望先企業の場合は、キャリアのどんな点がチェックされそうか、具体的に考えていきましょう。どんな求人への応募を検討しているのですか?

相談者
今はIT業界の大手企業で営業をしていますが、ネットサービスで成長しているベンチャー企業を狙っています。

アドバイザー
ではまず、「入社後に力を発揮して貢献してくれそうか」という視点に対し、どうアピールするかを考えてみましょう。言い換えれば「募集職種において、これまで培った経験・スキルを再現して成果を挙げられるかどうか」です。Kさんはこれまでの経験を志望先企業でどのように活かせるとお考えですか?

相談者
法人向け営業には自信があるので、法人向けにサービス提供している企業でその経験を活かしたいと思っています。

アドバイザー
「法人営業の経験がある」だけでは、先方は活躍のイメージを具体的に描けないので、より細かく分解しておきましょう。どのような業種・規模を対象にしてきたか、営業相手は誰なのか(役員以上レベルか担当者レベルか)、どのような方法でアプローチし、どのような提案をしていたか…などです。

その中で先方企業の業務内容と共通するものがあれば評価アップにつながるので、それを強調してアピールするといいでしょう。

採用担当者が注目するポイント2:社風・文化に合いそうか

次に、「社風・文化に合いそうか」です。特に、「長く働いてほしい」と考えている企業はこの点を重視します。

相談者
社風や文化は、実際に入社してみないとわからないのではないかと思うんですが…選考前に知る方法はありますか?

アドバイザー
まず、応募を検討している企業のホームページなどで「企業理念」「ミッション・ビジョン・バリュー」「クレド」などを確認してみてください。

相談者
理念とかミッションとかって、建前でかっこいい言葉を掲げているものかと思っていましたが、重要なのですか?

アドバイザー
もちろん企業によりますが、ベンチャー企業の経営者は考え抜いて、自分たちのこだわりや思いをそこに凝縮させていることが多いんです。成長している企業は、これらが明確でしっかり浸透しているものですよ。

ですから、「企業理念」「ミッション・ビジョン・バリュー」「クレド」などに記されている言葉を見て、ご自身が共感できるかどうかを確かめるといいでしょう。

相談者
わかりました。他にも「これを見れば社風がつかめる」というものはあるでしょうか。

アドバイザー
スタートアップ企業でも、ホームページ内で採用向けの資料や社員・社内風景の動画を公開していたりしますし、経営者のインタビュー記事やSNSでの発信などからも社風が感じ取れるでしょう。

それらから、ご自身がその会社の社風・文化になじめそうか考え、応募するかどうかを判断してはいかがでしょうか。

応募に踏み切るなら、その企業の社風のどんなところに魅力を感じたかを整理して伝えられるようにしておくといいでしょう。

なお、ベンチャー企業の多くは「スピード」を求めます。時間をかけて根回しする文化が根付いている大手企業の出身者に対して、「スピードの速さについてこられるか」という懸念を抱き、それを確かめようとすることもあります。

また、「柔軟性」も重視しています。ベンチャーではまだまだ人員が少なく、組織体制が整備されていない企業が多数。担当範囲外の業務にも柔軟に対応する姿勢が求められます。

選考では、スピード・柔軟性を持って対応していく覚悟を見せることが大切です。これまでにも、仕事においてスピードや柔軟性を発揮したシーンがあったことを面接で語れるようにしておくといいでしょう。

「応募書類」「面接」で注目されているポイント

相談者
応募書類では、どんなところを見られているのですか?

アドバイザー
いくつかのポイントがありますので、純に説明していきましょう。

応募書類では、求める要件に合う経験・スキルがあるかどうか見られている

アドバイザー
まず、「募集職種において、求める要件に合う経験・スキルがありそうかどうか」です。

Kさんは法人営業をされてきたそうですので、「扱った商品・サービスの特性」「対象顧客の業種・規模」「新規開拓営業か既存顧客へのルート営業か」「担当顧客数」「商談のペース・期間」など、読み手が営業活動の内容をイメージできるような情報を記載しましょう。

そして、「成果」まで記載してください。営業であれば、売上高・新規開拓数・目標達成率といった数字や表彰実績などです。

また、「人物タイプや志向が自社に合っているか」についても、なるべく書類から読み取ろうとしています。「自己PR欄」を設けて、仕事において努力してきたこと、大切にしてきたことなどを記すのもいいでしょう。

営業職であれば「プレゼンテーション力」も見られているはずです。文書を見やすく、わかりやすく
作成するスキルがあればプラス評価につながりますので、より伝わりやすい書き方を工夫してください。

面接では、応募書類の内容が事実か、スキルの再現性があるかを見られている

相談者
面接で見られているのは、どんなところですか?

アドバイザー
職務経歴書に書かれた成果や実績が事実であり、自社でも再現性があるか、強みとして記載されているスキルがどの程度のレベルなのか、などを見極めようとしています。

これを伝えるためには、戦略を立ててから目標達成するまでのプロセスを、具体的なエピソードを交えたストーリーで語れるようにしておくこと、そして成果を挙げられた理由を分析しておくことが大切です。

特に、成功体験については、「独自で工夫した点は?」「特に苦労したことは?」「そこで得た学びは?」「どんな思いがあってそこまで頑張れたのか?」といった質問が来ることも想定して、整理しておきましょう。

相談者
わかりました。僕の成功体験として、これまで取り引きがなかった大手企業から初の受注を獲得した実績があるので、そのプロセスを具体的にアピールできるように準備しておきます。

アドバイザー
具体的には、どのような成功体験なのですか?

相談者
過去の営業は皆、その大手企業の総務部門にアプローチしていたんですが、僕は別の事業部にニーズがあるのではないかと仮説を立て、その部門にアプローチしたところ受注を獲得できたんです。それを機に、他の部署へも取り引きを広げることができました。

アドバイザー
それはすばらしいですね。どのように理論を組み立て、どのように決裁者にたどり着いたのかなどを具体的に語れるようにしておくといいでしょう。

ただし、注意していただきたいのは、Kさん自身がどんなに自信を持っている成功体験であっても、先方企業に刺さるかどうかわからない…ということです。

例えば、先方企業のターゲット顧客が大手企業ではなく中小企業で、部門担当者ではなく経営層に直接アプローチする営業スタイルだとしたら、それほど興味を持たれない可能性もあります。
先方企業のニーズに合う経験をピックアップして伝えることも意識するといいでしょう。

記事作成日:2022年12月5日 WRITER:青木典子 ILLUST:安西哲平 EDIT:リクナビNEXT編集部

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