転職なら社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】|求人、転職に関する情報満載! 2018/05/25 UPDATE 毎週水・金曜更新!

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「仕事を辞めたい」と思ったら…転職活動は退職前?退職後?

仕事を辞めたいと思ったら…「仕事の幅を広げたい」「土日の休みが欲しい」「違う業界を経験してみたい」…仕事を辞めたくなる理由は人によって様々ですが、確認する前に退職届を提出してしまうと、後々困ったことになるかもしれません。

今回は、退職と転職活動のタイミングについてご紹介します。

【転職経験者に聞く】転職活動のタイミング

リクナビNEXTが転職経験者にアンケート調査を行い、転職活動のタイミングについて聞いてみたところ、「働きながら転職活動した」という方は76%と、全体の約3/4を占める結果に。逆に「会社を辞めてから転職活動した」と答えた方は18%。転職活動は仕事と両立して行う人が多いようです。

働きながら転職活動した…76%
会社を辞めてから転職活動した…18%
転職活動中に会社を辞めた…7%

退職前、退職後…それぞれのメリット・デメリット

では、退職前、退職後、それぞれのメリット、デメリットはどのようなものがあるのでしょうか。アンケート結果に寄せられた声をご紹介します。

働きながら転職活動する場合

【メリット】収入を得ながら活動できる

回答で一番多かったのは「収入を得ながら転職先を探すことができる」という点です。収入が途絶えずに転職活動ができると、精神面と金銭面において不安がなくなります。なかには「年金や、健康保険に空白期間ができなかった(技術系 38歳)」のように、離職期間の社会保険の手続きが不要な点も、在籍しながら転職活動するメリットのひとつと言えるでしょう。

【メリット】離職期間を気にせずに済む

次の会社が決まってから会社を辞めることで、離職期間を気にせずに済むこともメリットのひとつ。焦っている心理状態で懸念点のある会社から内定が出て、「離職期間を延ばすわけにはいかない」と不安な点に目をつぶって内定を受諾し、入社後に後悔するケースは少なくありません。「精神的なプレッシャーが少ない(事務系 31歳)」のように、焦らずに転職活動を続けることができると、入社する企業をしっかりと吟味することができるでしょう。

【デメリット】時間調整が難しい

仕事と両立して転職活動を行うため、書類作成や面接など、どうしても時間に余裕がなくなります。「忙しくて暇がない。面接に行ける時間が少なく調整が難しい(技術系 26歳)」など、調整に難航したり、休日を転職活動に費やしたりと、転職活動に割く時間の確保が難しくなります。状況によっては、転職活動が仕事に影響する可能性もあります。

【デメリット】退職までの日数に余裕がない

中途採用の場合、内定後はなるべく早く戦力となってほしいため、入社日までに余裕があるケースは多くはありません。また、在籍している企業側も、後任の採用に時間がかかったり、丁寧な引継ぎを求めたりするため、「有給休暇を完全消化し、リフレッシュして転職先の企業で働く」という理想的なスケジュールで進まないこともあるようです。

退職してから転職活動する場合

【メリット】転職活動に使える時間が多い

アンケートでは「転職活動にじっくり時間をかけることができる。活動準備に時間を取ることができた(技術系 32歳)」という声が多く寄せられました。現在の仕事が忙しく転職活動に時間を取れない方や、並行して物事を行うことが苦手な方は、仕事を辞めて転職活動を行った方が、活動効率は高まるかもしれません。

【メリット】面接などの日程調整がしやすい

面接の日程や入社日など、企業からの要望に柔軟に対応できる点も、退職後の転職活動のメリット。「急な面接などにも対応できた(事務系 32歳)」など、会社に在籍していると調整が難しい面接日程の要望にも、離職している場合は応えやすくなるでしょう。

【デメリット】ブランク(空白期間)によって不利になるリスクがある

会社を辞めてしまうと、次の会社に入社するまでの期間は離職期間となります。経験・スキルが重視されることの多い中途採用では、離職したまま転職活動が長引いてしまうと、キャリアが止まったままになってしまいます。長引くことでキャリアに不安を覚え、「早く決めないと」という心理的なプレッシャーから、十分に吟味せずに転職先を決めてしまう可能性も。

【デメリット】給与所得がない

会社を辞めてしまうため、収入がないまま転職活動をすることになります。転職活動は、想像以上にお金がかかるものです。また、「失業保険が出るまでに数カ月かかるので、それまでの期間は貯金を使ったり大変だった(事務系 36歳)」という声も。

雇用保険には受給資格があり、要件を満たしていないと失業給付が受けられません。また、自己都合の退職の場合は給付を受けられるまでに時間がかかります。生活に不安を抱えたまま転職活動を行うと、転職活動が長引いた場合と同様に、焦って転職先を決めてしまう可能性があります。

「会社を辞めたい」と思ったら

これまでご紹介した通り、転職活動を始めるタイミングは、退職前でも退職後でも、それぞれ善し悪しがあるものです。いずれにしても転職活動は、心身や金銭面などに相当の負荷がかかります。また、仕事を変えること自体が生活面にも影響をもたらし、場合によっては人生の大きな転機になる可能性もあります。

そのため、辞めるタイミングを考える前に、「本当に今の会社を辞めることが正解なのか」を考えてみることをお勧めします。ネガティブな側面だけではなく、現在の会社の良い面も改めて振り返り、「現在の環境で希望を叶えることはできないのか」「改善したいネガティブな面は転職によって本当に解決するのか」を、冷静な視点で見つめ直してみましょう。

●リクナビNEXT 転職活動に関するアンケート」 実施期間:2017年9月11日~9月14日 調査機関:Fastask 調査対象:1年以内に転職した20~30代正社員 男女282名

記事作成日:2017年9月28日 EDIT:リクナビNEXT編集部