転職なら社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】|求人、転職に関する情報満載! 2024/04/26 UPDATE 毎週水・金曜更新!

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転職したいけど失敗して無職になるのが怖いです。対処法を教えてください。【転職相談室】

スマートフォンで通話する女性転職活動と仕事との両立は大変そう。でも、退職してから転職が上手くいかなかったら無職になってしまう…。

そんな不安に応えるべく、組織人事コンサルタントの粟野友樹さんが、現職を続けながらの転職活動のポイントを教えてくれました。

アドバイザー 粟野友樹
アドバイザー 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

転職したいけど失敗して無職になったらどうしようと怖いです。対処法はありますか?(Kさん/営業事務/35歳/女性)

相談者
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■相談内容
営業事務として10年以上キャリアを重ねてきました。
これまではアシスタント業務が多かったのですが、お客様対応などもう少し業務の幅を広げたいので転職を考えています。
ただ、転職活動が上手くいかず無職になったらどうしようと怖くて、転職活動を始める決心がつきません。どのように動けばいいでしょうか。

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無職になるのが怖い人は、現職を続けながら活動してみよう

アドバイザー
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転職活動は、現職の仕事をしながら行う人の割合が多いともいわれています。
無職になったら生活に困る、キャリアのブランクを作りたくないという場合は、在職中に転職活動を進めてみて、内定が決まってから現職との退職交渉を進めるといいでしょう。
現職を続けながらの転職活動には、面接日程の調整に苦労する、仕事と転職準備の両立が大変、といった懸念もあるかもしれません。
ただし、お金の心配がないので、予定通りに転職先が決まらなくても焦ることなく、納得感を持って企業を選べるというメリットもあります。
確かに、無職の期間が長引くと、焦りや不安から「内定をいただけるならどこでもいい」という気持ちになりそうです。
相談者
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アドバイザー
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そうですね。でも、在職中の転職活動であれば、時間をかけて現職と転職希望先とを比較検討することができますよね。
「この業務内容、この条件なら転職しよう」とか、「いったん今の職場で頑張ろう」など、冷静に判断することができるでしょう。
また、転職希望先の企業の視点から見ても、在職中に転職活動を行った方が好まれる傾向があります。
次の職場を決めてから転職するキャリアの計画性があることや、仕事と両立させて活動できる調整力があると評価されることもあるからです。
そうなんですね。退職してから転職活動をした方が、「退路を断ってチャレンジしている」という覚悟を示せるのでは?と思っていました。
相談者
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アドバイザー
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そう捉える採用担当者も一定数いると思います。
また、早期に入社してくれる人材を探している緊急性の高い募集では有利になることもあるでしょう。
ただ、企業側の心象として、「なぜ転職先を決める前に退職したのだろう」「転職活動が上手くいかなかったのではないか」と疑問を抱かれる可能性もあります。
仕事に就いていないブランク期間が長いほど、他社評価や仕事の意欲面を懸念される傾向が強くなるのかもしれません。
退職後の転職活動のメリットは、企業研究などの時間がしっかりとれて、日程調整が進めやすい点です。
現職が忙しすぎて活動時間がとれない、地方勤務で退職しなければ物理的に選考を受けられないなどの事情があれば、その旨を企業側に説明できると安心です。

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働きながらの転職活動に失敗しないための3つのポイント

働きながらの転職活動に失敗しないためのポイントは3つあります。

①行動計画をしっかり立て、活動内容を振り返ろう

現職を続けながらの活動は、時間や労力を割きにくいので大変そうです。
両立するためのポイントはありますか。
相談者
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アドバイザー
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まずは転職活動の目安期限を設定し、具体的なスケジュールを立てましょう。
一般的に転職活動は、情報収集に1カ月、応募・選考に2カ月、退職交渉に1カ月程度かかるといわれています。
3~4カ月あれば転職活動はできますが、計画通りに進むかどうかは実際に動いてみなければわかりません。
3カ月を目標にスケジュールを立てたら、それぞれのプロセスの途中途中で振り返ることが大切です。
「書類選考で落ちてしまった」「一次面接から先に進まない」などの傾向があるのであれば、職務経歴書や志望動機の内容を再考・修正してみてはいかがでしょう。
目標達成するための日程を先に設定し、その時が来たら一度振り返るというアクションを繰り返していくことで、転職活動のスケジュール調整が上手くなり、書類や面接でアピールすべきポイントなども自分なりに見えてくるかもしれません。

②段階的に転職活動を進めるのも有効

アドバイザー
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営業事務は、そもそも募集企業や募集人数が少ないため、転職の難易度が高い職種ともいえます。そのため、希望職種を営業事務だけに絞ると転職活動が長引く可能性があるので、段階的に転職活動を進めるのも一つの方法です。
段階的…? 複数回にわたって行うということでしょうか。
相談者
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アドバイザー
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そうです。まずは、情報収集で自分の市場価値を確認し、数カ月後に本格的な転職活動を始める、といった方法です。
そうすることで、一度に時間を割かれることもパワーを消耗することもなく、仕事との両立に負担を感じることも少ないでしょう。
在職中で転職期限のリミットがないのであれば、まずは情報収集に時間をかけて、自分のキャリアを整理することから始めてみるとよいかもしれません。

③面接日の手段や方法について交渉しよう

面接日程の調整において注意すべきポイントはありますか。
相談者
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アドバイザー
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現職を続けながらの転職活動において、多くの方が苦労するのが日程調整といわれています。
有給休暇を申請できればベストですが、都合よくとれない方も多いようです。
日中の面談の調整が難しい場合でも、最近は夜遅い時間の面接や早朝面接、オンライン面接などにも対応してくれる企業もあります。
一次面接と二次面接を同時に行うなど、選考プロセスを調整してくれるケースもあり得るので、一度相談してみるといいでしょう。
ただし、基本的には企業側の要望も汲み取る姿勢は必要です。
なぜなら、自分の希望日程だけで調整すると、他の候補者に先を越されてしまったり、企業から志望度が低いとみられるリスクもあるからです。
そうならないためにも、自分の希望日程だけではなく企業の希望とのバランスを取りましょう。
そうですね。転職活動では、企業の担当者とのコミュニケーションを大切に進めていきたいと思います。
相談者
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アドバイザー
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働きながらの転職活動では、スケジュールなどの調整力が求められますが、無職になって不安な気持ちで転職活動をするよりも、心に余裕を持って多くの企業を比較検討できるのではないでしょうか。
まずは、自分ができそうな範囲で転職活動を進めてみることをおすすめします。
記事作成日:2020年7月20日 WRITER:田中瑠子 ILLUST:安西哲平 EDIT:リクナビNEXT編集部

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