転職なら社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】|求人、転職に関する情報満載! 2019/12/13 UPDATE 毎週水・金曜更新!

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大手企業への転職を目指しブランク期間が1年に…【転職相談室】

書類を持つ女性転職活動、家族の事情、結婚出産育児、復学…様々な理由から、職歴に空白(ブランク)期間ができてしまうケースもあります。「ブランク期間が1年になった」というご相談に、組織人事コンサルティングSegurosの粟野氏がお答えします。

アドバイザー

粟野友樹さんプロフィール画像

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント

粟野友樹氏

約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルを行っている。

大手企業への転職を目指しブランク期間が1年に…(Nさん/営業職/25歳)

相談者
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<相談内容>
就職活動では、総合商社や大手消費財メーカーを希望していたのですが、残念ながら望みは叶わず、大手損害保険会社に入社しました。法人営業を担当していましたが、就活で望んでいた企業で働きたいという思いが強く、なかなか金融業界に興味を持つことができませんでした。

入社して3年が経ち、やはり金融業界ではなく総合商社や大手消費財メーカーで働きたいと思うようになり、会社を辞めて転職活動を始めました。最初に転職エージェントに相談したのですが、「ご希望の求人案件がない」と言われ、入りたい企業のホームページから応募していたのですが、内定を得られないままもうすぐ1年が経とうとしています。転職活動をどのように見直したらいいのでしょうか?

面接機会を増やすために、前職の経験を軸に業界を広げてみる

企業のホームページからの応募では、確かに時間がかかるかもしれませんね。具体的に、どの辺に時間がかかってしまったのでしょうか?
アドバイザー
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相談者
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どうしても行きたい大手企業だけを厳選し、1社1社入念に調べて、応募書類を完璧に仕上げてから応募するようにしていました。中途採用の情報がない企業もあったため、代表番号や問い合わせフォームから連絡していたので、面接に進めた企業もありますが、書類選考の結果がなかなか来なかった企業もあります。1社選考が進んだら、結果が出るまで他の企業に応募しなかったことも、転職活動期間が延びてしまった原因だと思います。
転職活動を丁寧に進められていたのですね。企業研究をしっかりと行い、応募書類を整えることは、転職活動を進める上でとても重要です。…ただ、中途採用を行う企業の多くが、ブランク期間を気にする傾向にあります。1~2カ月程度なら気にしない企業ももちろんありますが、ブランク期間から「働く意欲が低いのでは」「計画性に欠けているのでは」 などと不安を感じてしまうのです。
アドバイザー
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相談者
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退職した当初はすぐに決まると思っていたので、まさかこんなに時間がかかるとは想定していませんでした。もちろん、働く意欲はあります。新卒で入りたかった企業にこだわりすぎてしまったのかもしれません。
これまでは、応募対象を総合商社や大手メーカーに厳選されていましたが、企業によっては「ブランク期間:〇カ月以内」など、書類の選考条件のひとつにブランク期間を設けて、デジタルに判断しているケースもあります。まずは応募企業数を増やして、面接の機会を得られるようにしてみませんか?

また、中途採用の多くは職種経験が評価されるため、新卒で入社した企業で培った“法人営業”の経験を軸に、業界を広げてみることをお勧めします。総合商社や大手メーカーは基本的に新卒採用を中心としており、中途採用の人数は少ない傾向にあります。また、中途採用を行ったとしても業界経験者を優遇するケースが多いようです。

業界を広げるにあたりお伺いしたいのですが、金融業界に興味を持てず、転職を決意したのはなぜだったのでしょうか?

アドバイザー
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相談者
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社内は年功序列でステップアップする傾向が強く、イレギュラーで出世できるケースはほとんどありません。もっと早く成長できる環境に身を置かないと、社内でしか通用しない人材になりそうで不安を覚えました。
成長できる業界に転職を希望されているのであれば、IT・Web、人材系などはいかがでしょうか? 業界がまだ新しく、マーケットの拡大に対して、新卒採用だけでは人材の供給が追い付かず、積極的に中途採用を行う企業も少なくありません。そのため、職種や業界未経験者を受け入れる“ポテンシャル採用”や、多少のブランク期間に対しても比較的寛容な選考を行う傾向があります。

また、変化し続けるマーケットに柔軟に対応しながらビジネスを拡大するスピード感も求められるので、成長実感も得られやすいでしょう。こうした業界の営業職であれば、職種経験を活かせるため、大手企業への転職も不可能ではありません。

アドバイザー
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相談者
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Web系とはどのような企業群ですか?
Web系の大手企業の多くは、インターネット広告の販売・運用や、ECサービス、自社メディア・ゲームを運営するなど、オンライン上の様々なビジネスを展開しています。営業職は基本的に法人対象になるので、営業スキルを活かすこともできるのではないでしょうか。
アドバイザー
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ブランク期間を整理し、企業側の不安解消を目指そう

次に、応募するブランク期間の経験を整理し、できるだけ企業が感じる不安を払拭できるようにしておきましょう。面接でブランク期間について聞かれた時に、「転職活動しているうちに1年が経過してしまった」とそのまま伝えてしまうと、ズルズルと転職活動している印象となり、「計画性のない人物なのでは?」と採用担当者が不安を抱いてしまいます。

例えば転職活動を「新卒で希望していた企業に再チャレンジしていた期間」「視野を広げて転職活動をリスタートした期間」に分けるなどして、ブランク期間にもメリハリをつけるようにすると、多少は計画的な印象を与えることができるでしょう。

また、転職活動が長引いたことに対しては、「大手企業のみを入念に調べて応募し、選考にも時間がかかってしまった」という背景を説明した上で、「転職活動の中で学びもあり成長もできた部分がある一方で、自身に不足していた観点や改善すべき点も認識できた」ことを正直に伝えましょう。

同時に、「だからこそ今はその深い反省も踏まえて、強い意志や軸を持つことができました。入社後は1年間のブランクを埋めるため、早く成長するよう努力し、1日でも早く事業に貢献したいと考えています」といった意欲を伝えるといいかもしれません。

記事作成日:2019年11月28日 ILLUST:二村大輔 EDIT:リクナビNEXT編集部

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