中退した場合の履歴書の書き方・中退理由の答え方(例文付き)
大学や専門学校を中退した場合、履歴書の学歴欄にはどのように書いたら良いのでしょうか。学校を卒業したわけではないので、履歴書に書くべきか悩んでいる方もいるのでは。
今回は、学校を中退した場合の履歴書の学歴欄の書き方をご説明します。
中退した場合の履歴書の学歴欄の書き方
履歴書には、中退した場合も「学歴」欄に明記しておきましょう。大学や専門学校を中退した事実を書いておかないと、高校卒業から空白期間ができるため、採用担当者から「この期間は何をしていたのか?」と聞かれる可能性が高くなります。
中退の場合の書き方例
家庭の事情や病気など、やむを得ない理由がある場合は、簡潔に添えておくと説明が不要になることも。ただし、履歴書に詳細な理由を書く必要はありません。
中退について面接で聞かれるケースとは?
中退について履歴書に記載しておくと、面接でその理由を問われることがあります。理由を聞かれたときに慌てないように、事前に準備しておきましょう。
応募が学校を中退して間もない場合
転職活動が大学を中退して間もない場合は、採用担当者から中退理由を聞かれる可能性が高くなります。「Webデザインへの興味が高まったため、大学を中退し、制作会社で実践的なスキルを身につけようと思った」「病気で専門学校を中退。入院中に医療に関わる仕事に携わりたいと考えるようになった」など、中退の理由に応募企業との関連性がある場合は、質問された時に中退の動機が応募につながっていることをしっかりと伝えましょう。
業務に関連する学校に通っていた場合
入学後数カ月での中退と、卒業目前で中退では、学んだ知識に大きな差があります。大学や専門学校で学んでいた知識が業務に活かせる場合は、どの程度の知識があるのかを聞かれるケースもあります。ただし、中途採用の多くは業務経験やスキルを重要視されます。社会人経験が長い場合は、中退についてよりも、現在までの業務経験について聞かれる可能性の方が高いでしょう。
中退について面接で聞かれた時の答え方
「専攻とは異なる〇〇分野に興味を持った」「家業を手伝うことになった」など、面接で聞かれたら、理由を簡潔に答えるようにしましょう。ただし、明確な目的を伝えられない場合は、答え方に工夫が必要です。例えば「単位を落としたため」「学校の授業に興味を持てなくなったため」など、理由が曖昧なまま率直に伝えてしまうと、「計画性がないのでは」「すぐに興味を失ってしまうのでは」など、採用担当者が不安になってしまう可能性があります。
そのため、「なぜ授業ではなくアルバイトに熱中したのか?」「授業以外の何に興味を持ったのか?」など、中退したときの背景を掘り下げて、前向きに受け止めてもらえるような答え方を意識しましょう。
中退の質問への答え方例
答え方例1
答え方例2
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