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履歴書はコンビニで買ったもの、印刷したものを使える?

この記事では、コンビニで購入した履歴書を使用して良いかどうか、履歴書を作成する際の注意点などについて、組織人事コンサルティングSegurosの粟野友樹氏が解説します。

履歴書をコンビニで印刷する方法についても紹介しています。

履歴書はコンビニなどで購入して利用可能

市販の履歴書は、コンビニで購入可能です。

コンビニ以外では、文房具店や書店、100円ショップのほか、スーパーやホームセンターなどでも販売されています。もちろんネットでも購入可能です。

中途採用への応募にコンビニで購入した履歴書を使っていいのだろうかと迷う人がいるようですが、コンビニで購入したものだから印象が悪くなるということはありません。

なお、コンビニで購入した履歴書を使用する場合は基本的に、手書きでの作成が前提になることを理解しておきましょう。

履歴書の種類と選び方

履歴書には大きく分けて「厚生労働省様式例」「一般用」「転職用」の3つの様式があります。

コンビニによっては取り扱っていない種類もあるため、応募企業が履歴書の種類を指定していないかどうか購入前に確認しておきましょう。

また、「これまでの実績をアピールしたいから、自己PR欄が設けられているものを選ぶ」など、自分に合った履歴書を選ぶことも大切です。

履歴書テンプレートは、以下のページから無料でダウンロードできます。

「厚生労働省履歴書様式例」の特徴、利用をおすすめするケース

「厚生労働省様式例」とは、JIS規格の履歴書が廃止された後、厚生労働省が新たに作成した履歴書の様式例です。

これにより、個人の経験や能力、適性などを基にした公正な採用選考が進むと考えられています。

▼特徴
・「通勤時間」「扶養家族数(配偶者を除く)」「配偶者」「配偶者の扶養義務」などの属性情報欄がない
・性別欄が任意記載となっている
▼このタイプの履歴書利用をおすすめするケース
・プライバシーに関わる情報をなるべく記入したくない人
・転職活動を希望していて、フォーマット選びに時間をかけたくない人

「一般用」の特徴、利用をおすすめするケース

一般用は、アルバイトやパート、正社員など雇用形態を問わず使用でき、幅広い用途での利用を想定した履歴書の様式です。

▼特徴
・コンビニで売られているものに多い
・記載項目がメーカーによって異なる
・自己PR欄が大きめに設けられていたり、趣味・特技の記載があったりする
▼このタイプの履歴書利用をおすすめするケース
・アルバイトやパート職に応募したい人
・趣味や特技などを通して、性格や人柄などもアピールしたい人

「転職用」の特徴、利用をおすすめするケース

転職用は、職務経験やスキルをアピールできる項目欄が大きめに取られており、中途採用での利用を想定した履歴書の様式です。

▼特徴
・転職サイトなどでダウンロードできることが多い
・職務経験やスキルなどを記載する欄が多い
・職務経歴書がセットになっているものもある
▼このタイプの履歴書利用をおすすめするケース
・これまでの経験をアピールしたい人
・選考前に職務経歴書の提出がないなど、履歴書だけで仕事の詳細をなるべく伝えたい人

市販の履歴書のサイズと選び方

コンビニなどで履歴書を選ぶ際には、次のような点に注目して自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。

アピールしたい内容が多い場合はA4、シンプルにまとめたい場合はB5サイズを選ぶ

履歴書は一般的に、A3を二つ折りにしたA4サイズと、B4を二つ折りにしたB5サイズがあります。どちらを使用しても問題ありませんが、企業からサイズ指定がある場合はそれに従いましょう。

A4サイズのほうが記入できる枠も大きめなので、より多くの情報を記入したい場合に向いているでしょう。記載できる情報がそこまで多くないという場合は、空白が目立たないB5サイズを選ぶのは一つの方法です。

一般的な履歴書のサイズ

封筒付き、写真貼付シール付きの履歴書を選ぶとすぐに使えて便利

履歴書によっては、応募用の封筒が同封されているものや、写真貼付シールがついているものがあります。

わざわざ封筒を準備したり、糊やテープを用意したりする必要がないため、準備がスムーズに進められるでしょう。

履歴書をダウンロードしてコンビニでプリントアウトして使うことも可能

コンビニのマルチコピー機を利用すれば、Webからダウンロードした履歴書フォーマットを印刷して手書きしたり、パソコンで作成した履歴書をそのまま印刷したりすることができます。

コンビニで印刷をする場合は、事前に履歴書データをPDF形式に変換しておくと、印刷してもレイアウトが崩れにくいのです。

▼コンビニで履歴書を印刷する方法

  1. パソコンやスマホ上でデータを登録し、QRコードや予約番号を利用して印刷。
    専用アプリを使うケースもある
  2. USBメモリやmicroSDやSDカードなどにデータを保存してマルチコピー機に接続して印刷。
    対応可能な記録メディアは店舗によって異なる場合があるので、コンビニ各社のホームページなどで事前に確認
コンビニで履歴書を印刷する方法

リクナビNEXTで応募書類を自動作成

リクナビNEXTでは、履歴書のテンプレートと職務経歴書のフォーマットをWord・Excel・PDF形式でダウンロードできます。作成する上で参考にできる記入見本もありますので、ぜひ活用してください。

なお、リクナビNEXTの簡単自動作成機能を使えば、入力内容からレジュメが自動生成され、PDFでダウンロードすることも可能です。

履歴書テンプレートは、以下のページから無料でダウンロードできます。パソコンでの作成や、印刷をして手書きで履歴書をつくる際などに活用ください。

履歴書テンプレート8種|無料ダウンロード【Word・Excel・PDF対応】
職務経歴書のフォーマット(テンプレート)の選び方と活用方法【無料ダウンロード】

履歴書を手書きする際の注意点

コンビニで販売されている履歴書を使う場合は、手書きで作成するケースが多いと思われます。

その際は、次のような点に注意すると良いでしょう。

黒のボールペンで記入する

履歴書はビジネス文書であるため、鉛筆やシャープペンシル、消えるボールペンなど、第三者が改ざん可能な筆記用具は使用できません。黒色で、にじみにくいボールペンを選ぶと良いでしょう。ペンの太さは一般的に、0.5mm~0.7mmが適しているとされています。

修正液は使用しない。ゆっくり丁寧に記入する

書き間違えた場合、修正液やテープで誤字を修正するのは避けましょう。

履歴書は正式なビジネス文書であるため、安易に修正すると「入社意欲が低い」「ビジネス文書の取り扱いが雑」と思われてしまうかもしれません。

書き間違えたら新しい履歴書を用意し、初めから書き直すことをお勧めします。書き間違いを減らすため、ゆっくり丁寧に書くことを意識しましょう。

履歴書は手書きとパソコンどちらが良い?メリットとデメリットをアドバイザーが解説
【手書き履歴書】ボールペンの選び方と書き方のコツ

返却された履歴書や記入内容の使い回しは避ける

志望動機や自己PR欄などは、企業に合わせて書き分けると良いでしょう。

どの企業にも通用するようなことを書いていると、「当社でなくてもいいのでは」と思われてしまう可能性があります。

なお、書類選考に落ちてしまった場合、履歴書が返却されるケースがありますが、その履歴書を使い回すのもやめましょう。履歴書の日付は企業への提出日を示すため、あまりにも古い日程で提出をすると採用担当者も違和感を感じるでしょう。

履歴書はパソコン作成をしても問題ないので、1社ごとに手書きで作成するのが大変な場合は、Webのテンプレートを活用してパソコンで作成すると良いでしょう。

アドバイザー 粟野友樹
アドバイザー 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

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※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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