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履歴書は手書きかパソコンか?作成はどっちが良いか

履歴書は手書きかパソコンか?作成はどっちが良いか

この記事でわかること

  • 履歴書は、手書きでもパソコンやスマホでも良い
  • 作成方法よりも中身が大事
  • 手書きかパソコンやスマホか迷った時の考え方がわかります。

履歴書は、企業からの指定がなければ手書きでもパソコン作成でも問題ありません。記入内容の多い転職活動ではパソコン作成が多い傾向にありますが、記入方法よりも記入内容が採用の上では重要です。

ここでは、手書きとパソコンなどでの作成のメリット・デメリット、迷った時の考え方などについて解説します。

監修 粟野友樹

国家資格 キャリアコンサルタント,組織人事コンサルティングSeguros 代表

履歴書は、手書きとパソコン作成と、どちらでも構わない

履歴書で選考を左右するのは、基本的には作成方法よりも書いてある中身の方が重要です。

最近は、日常的にパソコンを使う業界や職種以外でも、読みやすさからパソコン(やスマホ)作成の履歴書を好む企業が増えています。ただ、手書きだからという理由で直接不採用になることは少ないので、それぞれのメリットデメリットを理解して、応募先の職種や業界、自分の状況に合わせて最適な方法を選択するようにしましょう。

転職者の実態:手書きとパソコン、どっちで作成?

2026年6月から直近の1年間で正社員へ転職した人に聞いたところ、履歴書を提出した人のうち、手書きは31.8%、パソコンやスマートフォンで作った人は68.2%でした。

【履歴書】手書きとパソコン、どっちで作成したかについてのアンケート結果

そのうち、飲食販売などのサービス業、ドライバー、工場などの軽作業、介護福祉領域へ転職した人は、約半数が手書きで履歴書を提出したと答えています。一方、もっとも手書きが少なかったのはIT系への転職で、手書きは8.4%、パソコンやスマホが91.6%という結果でした。

※2026年6月 転職者調査(直近1年以内に正社員へ転職)/N=2064/調査企画Indeed/調査協力マクロミル

手書きとパソコン作成、それぞれのメリットデメリット

履歴書を手書きで作るかパソコンで作るかの選択は、大きくは手間と熱意を手書きの文字で伝えたいかによって判断すると良いでしょう。詳しくみていきます。

手書き作成パソコン作成
メリット文字の雰囲気から、熱意や丁寧な人柄が伝わる平均的に読みやすい 修正が簡単 他社のを作る際にラク
デメリット作成に時間がかかる 書き間違えると最初から書き直し 1社1社最初から書く手書きの文字からは、自分の人柄を伝えられない
現在の傾向減少傾向(字が綺麗な人には武器になる)好む会社が増えている(効率的な印象はある)

手書きで作成:人柄を伝えやすいが手間はかかる

キレイな手書きの文字の履歴書は、熱意や丁寧な人柄を伝える手段になります。一方、作成に時間がかかることと、書き間違えたら最初から作り直す手間が手書き履歴書の特徴です。

パソコンやスマホで作成:読みやすさと修正のしやすさが良い

一方、パソコンやスマホで作成すると、文字は均一で読みやすくなり、印刷前の修正も簡単です。特にパソコンの場合、職歴欄を増やしたり、自己PR欄を入れる入れないなど、項目の調整をすることも可能です。

どちらで作るか迷った時の判断基準・考え方

ここからは、あらためて、昨今の履歴書に対する企業の考え、それぞれのメリットデメリットを踏まえて、どう判断していくか、確認の順番や判断基準のポイントを解説します。

企業からの指定の有無を確認する

求人情報の応募方法欄に記載がないか、あるいは、面接日程の調整メールに書いてないかを確認しましょう。指定がある場合は、その方法に従いますが、指定がなければ、基本的にはパソコン(またはスマホ)で作成すると良いでしょう。

応募先の業界の雰囲気を確認する

仕事にパソコンを使いそうな業職種ならパソコン作成の方が向いています。一方で、対面での接客やアットホームな雰囲気の会社では、手書きでアピールするのも良いでしょう。

自分の字に自信があるか

読みづらい字で印象を下げるのは勿体無いので、手書きの字に自信がない人は、「企業が手書きで」と指定がない限りはパソコン(またはスマホ)で作るのが望ましいです。

自信がある人は、次に応募先の業種・職種をチェックしましょう。

判断がつかずに不安なら応募先に聞いてみる

どうしても判断がつかない場合は、応募先の企業に直接確認してみる手もあります。面接の日程調整のやりとりの過程で一緒に聞くと、自然な流れで確認しやすいでしょう。

履歴書を手書き作成する手順・方法

手書きで履歴書を作成する時に、迷いやすいポイントと注意点をまとめました。熱意や人柄をしっかり伝えるためにも、以下を参考にビジネスマナーを正しく理解してから書き始めましょう。

自分に合う履歴書を選ぶ

履歴書はコンビニや文房具店や書店、100円ショップ、スーパーやホームセンター、ネットショップなどで買うことができます。メーカーによって記入項目が少しずつ違うので、自分に合うものを選びましょう。購入場所やフォーマットによって評価が変わることはありません。

リクナビNEXTで配布しているPDF形式のテンプレートを印刷してから手書きするのも良いでしょう。

下書きを用意する

手書きで履歴書を作成する場合は、誤字無く、バランスよく書くことが重要です。パソコンで作った下書き見本を用意したり、薄く鉛筆などで下書きしたりすることで、ミスなく仕上げるように工夫しましょう。

油性の黒いボールペンで書く

手書きの履歴書は、黒い油性ボールペンで清書します。履歴書は正式文書なので、擦ると消えるペンを使うのはビジネスマナーとしてNGです。強調したい部分に蛍光マーカー、赤・青などの色ペンを使うのもやめましょう。

インクの種類やおすすめの太さはこちらでも紹介しています。

修正ペンやテープは使わない

履歴書を手書きする時は、1文字でも書き間違えたら最初から書き直すのが基本です。

おすすめはしませんが、二重線+訂正印で訂正をすることは、正式な書類でも可能です。書き直す時間がない場合は、二重線+訂正印での修正方法をこちらで解説しています。

コピーや使い回しをしない

履歴書を手書きするのは時間がかかりますが、だからと言ってコピーをして複数企業の選考に使い回すのはやめましょう。ビジネスマナーに反する上に、提出日に矛盾が生じたり、志望意欲が低いと思われたりして、企業にマイナス印象を与えてしまうでしょう。

履歴書をパソコン作成する手順・方法

パソコンで履歴書を作成する時に、迷いやすいポイントごとに書き方をまとめました。以下を参考に、読みやすい履歴書に仕上げて、基本的なPCスキルのアピールにつなげましょう。

自分の経歴に合うテンプレートを選ぶ

履歴書をパソコンで作成する場合は、WordやExcelでダウンロードできるテンプレートを活用しましょう。

テンプレートには様々な種類があるので、なるべく自分の経歴に合ったものを選ぶようにします。

【履歴書テンプレートの選び方】
標準的なものを使いたい人厚生労働省様式の履歴書
転職回数が多い人職歴欄が多い履歴書
熱意を伝えたい人志望動機・自己PR欄がある履歴書
時短したい人志望動機・自己PR欄なしの履歴書
専門スキルや資格がある人免許資格欄、志望動機・自己PR欄の多い履歴書
社会人経験が短い人趣味・特技欄のある履歴書

\ダウンロードはこちらから/

明朝体かゴシック体で統一する

履歴書で使うフォントは、職務経歴書とも揃えて1つに統一しましょう。

特殊なフォントは採用担当者のパソコンで表示されなかったり、文字化けを起こしたりする可能性があるので、WindowsまたはMacに標準搭載されているフォントがおすすめです。フォントと文字サイズ別の印象の違いはこちらでも紹介しています。

【おすすめのフォント】
Windows:MS ゴシック、MS 明朝
Mac  :ヒラギノ角ゴシックProN、ヒラギノ明朝ProN

文字サイズの目安は10.5pt〜11pt

履歴書の文字サイズは、Wordの初期設定になっている「10.5pt」を基本にすると読みやすくなります。氏名や住所はやや大きめにすると良いでしょう。

志望動機や自己PRなどで見出しをつけたい場合は、文字サイズは変えずに太字にすると、統一感が出ます。

証明写真は提出方法に応じて貼る

メール送付やオンラインシステム上で履歴書を提出する場合は、履歴書テンプレート(フォーマット)に直接、証明写真の画像を挿入してから提出しましょう。

履歴書を郵送する場合は、印刷後に写真を貼ります。

万が一写真が剥がれてしまった場合に誰の写真か判別できるよう、写真の裏面に名前を記載してから貼るようにしましょう。

印刷やメール提出時はPDF形式で保存する

履歴書を印刷する際はPDF形式に保存すると、レイアウトが崩れません。また、メールやオンラインシステムなどに添付して企業に送る場合も、再編集しづらいPDF形式が適しています。

粟野友樹
監修 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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