履歴書の書き方完全ガイド(見本付き)|作成ルールやファイル形式別の作成方法を解説
転職活動に必要な履歴書の書き方を解説します。書き方見本や基本的なルールを参考に、応募企業に提出する履歴書を作成しましょう。
リクナビNEXTの簡単自動作成機能を使えば、入力内容からレジュメが自動生成され、PDFでダウンロードすることができます。
履歴書作成のコツを理解して、書類選考通過を目指しましょう。
目次
履歴書の見本と各項目の書き方
履歴書の見本と、履歴書に設置されている各項目の書き方のルールについて解説します。
履歴書の書き方見本
一般的な履歴書の書き方の見本です。履歴書のフォーマットによって、記入する項目が一部異なります。
各項目の書き方
履歴書に設けられている各項目の書き方について解説します。
(項目をクリックで解説を表示します)
年月日
郵送または持参する当日の日付を記載します。西暦ではなく元号を使うのが一般的ですが、統一されていれば西暦でも構いません。
西暦と元号の変換に困った際は、西暦・和暦変換ツールを参考にしてみてください。
氏名・ふりがな
氏名は姓と名前の間にスペースを入れておくと分かりやすくなります。ふりがなは、履歴書のフォーマットに記載されている表記(ひらがな・カタカナ)で統一しましょう。
証明写真
履歴書に添付する証明写真は、原則3カ月以内に撮影したものが良いでしょう。サイズは2.4×3cmまたは3×4cmが一般的です。写真スタジオや証明写真機以外にも、スマートフォンの証明写真アプリなどで撮影し、プリンターやコンビニエンスストアなどで印刷するという方法もあります。
好印象を与える証明写真の撮り方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
連絡先欄
携帯電話番号やメールアドレスを記載します。確実に連絡の取れる連絡先を明記しておきましょう。
学歴欄
履歴書の学歴欄は、転職の場合、義務教育まで書く必要はありません。高校から学校名を正式名称で、略さずに記入していきましょう。大学の研究テーマや卒論は仕事に活かせるなら記入しても構いません。
履歴書の学歴欄の書き方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
職歴欄
履歴書の職歴欄は、原則として在籍期間が短くてもすべての入社、退社歴を書きます。応募職種に活かせる経験業務は、社名・部署名の後に簡潔に記入しておくという方法もあります。
また、在職中の場合は「現在に至る」「退職予定」と記載しましょう。最後の職歴の1行後に右寄せで「以上」と記入するのも忘れずに。
履歴書の職歴欄の書き方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
資格・免許欄
履歴書の資格・免許欄は、取得年月とともに、正式名称で書きましょう。実務に活かせるものは必ず記載を。自動車免許は応募資格に必須のケースもあるので、保有しているのであれば忘れずに。
勉強中の免許・資格は、取得予定時期を明記しましょう。資格を取得しておらず、資格欄に何も書くことが無い場合は「特になし」と記載します。
運転免許の正しい書き方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
志望動機欄
志望動機を書く際は、「なぜその会社を志望するのか」「なぜその仕事を志望するのか」「会社にどう貢献できるのか」の3つを意識して書くと、動機がより明確になります。
おおむね200文字程度が目安ですが、文字が欄内に収まりきらない場合は、志望動機書を作るという方法もあります。
志望動機の詳しい書き方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
自己PR欄
履歴書に自己PR欄がある場合は、応募先企業に対しての意欲や自身の強みやこだわり、これまでに得た経験や知識などをしっかりとアピールしましょう。
自己PRの詳しい書き方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
趣味・特技欄
人柄が分かり、面接担当者と話が弾むような趣味や特技を持っている場合はぜひ記入を。仕事に役に立つ内容であればベターです。
本人希望欄
本人希望欄は、譲れない条件がある場合に記載します。
また、応募する求人に複数の勤務地や職種がある場合は、本人希望欄に希望している勤務地や職種を記載しましょう。
特にない場合は「貴社の規定に従います」と記載しておきます。
本人希望欄の詳しい書き方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
履歴書作成の基本ルール
履歴書作成時に気をつけたい基本ルールを解説します。
正式名称で記載する
履歴書は正式名称で記載するのが基本ルールです。
学校名や企業名、資格名などは省略せず、正しい名称で読みやすさを意識して記載しましょう。
日付の表記を統一する
日付、経歴、資格などの欄には年月を入れますが、西暦・和暦が混在していると読みにくくなります。
履歴書全体で、西暦・和暦のどちらかに統一しましょう。
年度の確認には、入学・卒業年度計算ツールを使うと便利です。
空欄を作らない
履歴書の項目は、空欄を作らず、全て記載します。
もし、資格欄や本人希望欄などに記入することがない場合は、記入漏れではないことを明らかにするために「特になし」「貴社の規定に従います」と記載しましょう。
履歴書作成のNGな書き方
履歴書を作成する際のNGな書き方を解説します。
経歴を省略する
履歴書に記載する学歴や職歴は、必ず全て記載します。
転職回数が多い、在籍期間が短いなどの理由から、職歴を省略するケースがありますが、経歴詐称になってしまうため省かずに記載しましょう。
もし履歴書の職歴欄に書ききれない場合は、「※詳細は職務経歴書に記載」などの文言を添えて、職務経歴書に全て書きましょう。
履歴書の内容を使い回す
他の企業向けに提出した紙の履歴書をコピーして使い回しをするのはやめましょう。
特に志望動機は、応募する企業によって内容が異なるため、使い回すと採用担当者が違和感を抱くこともあります。
また、応募する日よりも過去の日付になっている可能性もあります。
なお、ExcelやWordの履歴書ファイルやシートを複製利用するのは問題ありませんが、応募企業ごとに内容を見直し、提出するようにしましょう。
修正液などで訂正する
履歴書の書き間違いを修正液や二重線で対応するのはルール違反です。
履歴書は自分の経歴を企業に伝える重要書類です。修正液を使用すると改ざんの懸念が生じてしまうため、間違った場合は一から書き直して修正箇所を残さないようにしましょう。
誤字脱字やフォントにばらつきがある
履歴書を作成したら誤字脱字がないかを確認しましょう。誤字脱字が残ってしまうと、採用担当者に悪い印象を与えてしまう可能性があります。
また、文字のフォントにばらつきがあると、読みにくい履歴書になってしまいます。フォントは基本的に統一するようにしましょう。
自分に合った履歴書テンプレートをダウンロードする
厚生労働省が発表した履歴書テンプレートです。履歴書の形式に迷ったらこちらをお使いください。
▼ダウンロードはこちら
※厚生労働省様式について ・厚生労働省「新たな履歴書の様式例の作成について」を元に作成しています。 ・性別欄が任意記載欄になっているので、未記載とすることも可能です。 ・「通勤時間」「扶養家族数」「配偶者」「配偶者の扶養義務」については項目がないので記入する必要がありません。 |
▼その他4種のテンプレートはこちら(クリックで開きます)
経験豊富な方向けの履歴書テンプレート
学歴・職歴欄が大きく、資格欄がコンパクトになっている履歴書です。転職回数が多い方や、資格よりも業務経験をアピールしたい方に向いています。
▼ダウンロードはこちら
経験に加えて意欲や強みを伝えたい方向けの履歴書テンプレート
経験欄に加えて、志望動機欄と自己PR欄が設けられた履歴書です。資格欄が大きくないので、業務経験や意欲、強みを伝えたい方に向いています。
▼ダウンロードはこちら
資格や意欲、自己PRを伝えたい方向けの履歴書テンプレート
資格欄、志望動機、自己PR欄にゆとりがあるので、複数の資格・検定を持っている方や、異業種・異職種転職を実現したい方に向いています。
▼ダウンロードはこちら
第二新卒など経験が浅い方向けの履歴書テンプレート
学歴・職歴欄が大きくなく、代わりに志望動機や自己PR、趣味・特技欄が設けられているので、新卒や社会人経験が浅い方に向いています。
▼ダウンロードはこちら
リクナビNEXTで書類を自動作成
履歴書と職務経歴書を作成するのが面倒な方は、リクナビNEXTにレジュメ登録するのがお勧めです。
◆新機能◆ ・AI要約でワンタップで職務要約を自動生成 ・AIと3分話すだけで「業務内容」を自動生成 |
リクナビNEXTに、プロフィールや職務経歴などを入力すると、入力された内容に従って自動で書類(レジュメ)が作成され、PDF形式でダウンロードすることが可能です。
※『レジュメ』とは、リクルートの求職活動支援サービス共通で利用できる、職務経歴書機能です。
レジュメ完成イメージ
ご利用方法
リクナビNEXTにご登録後、プロフィールや職務経歴、自己PRなどを入力し、レジュメ登録を完了させてください。完了すると、レジュメダウンロード画面からダウンロードできるようになります。
【ファイル形式別】履歴書の作り方解説
WordやExcel、PDF形式での履歴書の作り方をそれぞれ解説します。
まずはパソコン、スマートフォン、手書きのいずれかで作るかを決める
パソコンやスマートフォンで作成するか、あるいは手書きで作成するのか、まずはどの方法で履歴書を作成するかを決めましょう。
パソコンやスマートフォンで作成する場合は、専用アプリを使い、Word形式かExcel形式で作成するのが一般的です。
一方、Word形式やExcel形式での入力ができない場合や手書きで作成したい場合はPDF形式のものを印刷して作成するのが一般的です。
Word形式の履歴書の作成方法
パソコンを使ってWord形式で作成する方法を紹介します。
※使用しているOSやバージョンによっては操作が異なる場合がございます。
① Wordファイルをダウンロードする
まずはWord形式の履歴書をダウンロードして保存します。
こちらからダウンロードできます。
② ダウンロードしたWordファイルに記入
次に、必要事項の記入をしましょう。書き方が分からない場合は、「履歴書の書き方見本」を参考にしてください。
また、Wordでの作成にあたり、読みやすいレイアウトにするためのテクニックを紹介します。
▼綺麗に見せるWordテクニック
・文字を「左寄せ」「中央寄せ」「右寄せ」したいとき 上部の「ホーム」タブから変更できます。 履歴書の内容は基本的に左寄せで記入しましょう。 ただし、職歴欄の最後に記入する「以上」は右寄せになります。 文章を左に寄せます。 文章を中央に寄せます。 文章を右に寄せます。 ・文字に太字や下線でメリハリをつけたいとき 志望動機や自己PRなどで、一部目立たせたい箇所がある際に活用できます。選択した文字を太字に変更します。 選択した文字を斜体に変更します。 選択した文字に下線をつけます。 ・文字の大きさやフォントを変更したいとき 枠の大きさに合わせて文字の大きさが工夫されていたり、履歴書内でフォントが統一されていると、より読みやすい履歴書を作成できます。 また、全ての文字フォントを変更したい場合、「Ctrl+A」で全選択してからフォントを選択すると、すべての文字フォントを変更できます。 ・顔写真の貼り方 「挿入」→「画像」をクリックします。パソコンにすでに写真のデータがある場合は、「画像」を選択し、挿入する画像を選択します。 画像を挿入したら、テンプレートの枠に合わせて拡大縮小し、サイズを調整してください。 |
③ 記入内容のチェックを行う
履歴書にすべて記載が終わったら、記載内容の確認を行います。
下記のチェック項目を参考にして最終チェックを行ってください。
履歴書の最終チェック項目 《内容について》 □内容に誤りがないか ※職歴部分に誤りがあると、虚偽の資料とみなされる可能性があります。早見表や書き方を参考にしながら再確認しましょう。 □誤字脱字がないか □伝わりやすい文章になっているか 《レイアウトについて》 □フォントが統一されているか □文頭が左寄せでそろっているか(「以上」以外) |
④ Word形式およびPDF形式で保存する
記入が終わり、最終チェックを行った後は、Wordファイルを保存しましょう。
また、PDF形式でも保存することをお勧めします。PDF形式だと、異なる閲覧環境でも表示崩れなどの心配がなく、コンビニエンスストアなどで印刷することができるからです。
▼PDFファイル形式に変更し、保存する方法
(1)「ファイル」をクリック (2)「エクスポート」をクリックし、「PDF/XPSの作成」 (3)「ファイル名」を編集し、「ファイルの種類」がPDFであることを確認し、「発行」をクリック ファイル名は採用担当者が分かりやすいように、「履歴書+氏名」「作成日+履歴書+氏名」などにしておきましょう。 |
Excel形式の履歴書の作成方法
パソコンを使ってExcel形式で作成する方法を紹介します。
※使用しているOSやバージョンによっては操作が異なる場合がございます。
① Excelファイルをダウンロードする
まずはExcel形式の履歴書をダウンロードして保存します。
こちらからダウンロードできます。
② ダウンロードしたExcelファイルに記入
次に、必要事項の記入をしましょう。書き方が分からない場合は、「履歴書の書き方見本」を参考にしてください。
また、Excelでの作成にあたり、読みやすいレイアウトにするためのテクニックを紹介します。
▼綺麗に見せるExcelテクニック
・セル内で改行したいとき 「Alt+Enter」で改行ができます ・文字を「左寄せ」「中央寄せ」「右寄せ」したいとき Excel上部の「ホーム」タブから変更できます。履歴書の内容は基本的に左寄せで記入しましょう。ただし、職歴欄の最後に記入する「以上」は右寄せになります。 文章を左に寄せます。 文章を中央に寄せます。 文章を右に寄せます。 ・文字に太字や下線でメリハリをつけたいとき 志望動機や自己PRなどで、一部目立たせたい箇所がある際に活用できます。 選択した文字を太字に変更します。 選択した文字を斜体に変更します。 選択した文字に下線をつけます。 ・文字の大きさやフォントを変更したいとき 枠の大きさに合わせて文字の大きさが工夫されていたり、フォントが統一されていると、より読みやすい履歴書を作成できます。 ・顔写真の貼り方 「挿入」→「画像」をクリックします。パソコンにすでに写真のデータがある場合は、「画像の挿入元」の「このデバイスから」を選択し、挿入する画像を選択します。 画像を挿入したら、テンプレートの枠に合わせて拡大縮小し、サイズを調整してください。 |
③ 記入内容のチェックを行う
履歴書にすべて記載が終わったら、記載内容の確認を行います。
下記のチェック項目を参考にして最終チェックを行ってください。
履歴書の最終チェック項目 《内容について》 □内容に誤りがないか ※職歴部分に誤りがあると、虚偽の資料とみなされる可能性があります。早見表や書き方を参考にしながら再確認しましょう。 □誤字脱字がないか □伝わりやすい文章になっているか 《レイアウトについて》 □フォントが統一されているか □文頭が左寄せでそろっているか(「以上」以外) |
④ Excel形式およびPDF形式で保存する
記入が終わり、最終チェックを行った後は、Excelファイルを保存しましょう。
また、PDF形式でも保存することをお勧めします。PDF形式だと、異なる閲覧環境でも表示崩れなどの心配がなく、コンビニエンスストアなどで印刷することができるからです。
▼PDFファイル形式に変更し、保存する方法
(1)「ファイル」をクリック (2)「エクスポート」をクリックし、「PDF/XPSの作成」 (3)「ファイル名」を編集し、「ファイルの種類」がPDFであることを確認し、「発行」をクリック ファイル名は採用担当者が分かりやすいように、「履歴書+氏名」「作成日+履歴書+氏名」などにしておきましょう。 |
PDF形式の履歴書の作成方法
PDF形式は、プリンターなどで印刷した後に手書きで作成するために主に使います。
① PDFファイルをダウンロードする
まずは、PDF形式の履歴書テンプレートをダウンロードして保存します。
こちらからダウンロードできます。
② ダウンロードPDFファイルを印刷
自宅にプリンターがある場合は、サイズを選択して印刷します。
▼プリンターでの印刷方法
(1)ダウンロードしたファイルを開き、印刷画面を開く 「右クリック→印刷」または「Ctrl+P」で印刷設定画面を開きます。 (2)印刷したい部数やサイズなどを指定して印刷 サイズは先方の指定に従うようにしましょう。指定が無い場合は、B4サイズ二つ折りでB5サイズ)またはA3サイズ(二つ折りでA4サイズ)のどちらかで印刷します。 ※印刷設定画面はパソコンの種類により異なります。 |
自宅にプリンターがない場合は、プリントショップやコンビニエンスストアのプリントサービスを利用して、作成した履歴書を印刷できます。
操作方法は各ショップやコンビニエンスストアへ確認してください。
スマートフォンでもアプリを利用することでプリンターにデータを送信し印刷できるので、お近くのプリントショップやコンビニエンスストアのプリントサービスを調べてみましょう。
③印刷した履歴書に各項目に記入する
印刷した履歴書に必要事項を直接記入します。
記入後、誤字脱字や読みやすさを確認しながら慎重に記入してください。
問題なければ、企業へ提出しましょう。
また、近年は、応募書類をファイル形式でメールに添付し提出を依頼されるケースが増えています。
もし依頼された場合は、紙の履歴書をプリンターやコンビニエンスストアの複合機などで読み取り(スキャン)を行い、データ化すれば添付ファイルとして送ることができます。
スキャンの方法については、各プリンターの指示に従ってください。
履歴書をメール送付・郵送・持参するときのポイント
企業の採用担当者から、履歴書をメール送付や郵送、面接時に持参してほしいと言われたときの、メール送付・郵送・持参のケースに分けてポイントをご紹介します。
メールで送付する場合
メールで送付する場合は、Word・ExcelファイルをPDF形式に変換して添付します。
件名は「履歴書ご送付の件」「履歴書をお送りします」など、一目で分かるようにしておきましょう。
なお、スマートフォンからメールを送る場合は、パソコンでも読みやすいように、適宜改行しておきます。
文末に氏名・住所・連絡先の電話番号とメールアドレスを記載した署名も忘れずに。
件名:履歴書ご送付の件/氏名 文面: 株式会社○○○○ ○○○○様 ○○○○と申します。 ご指示いただきました履歴書と職務経歴書をお送りいたします。 ご査収の程、よろしくお願い申し上げます。 お忙しいところ大変恐縮ですが、 面接の機会をいただけますと幸いです。 何卒、よろしくお願い申し上げます。 ———————————– 氏名(場合によってはふりがなも) 郵便番号+住所 電話番号 メールアドレス ———————————– |
郵送する場合
郵送するときは、送付状とともにA4サイズのクリアファイルに入れて、「角2」封筒で郵送すると、より丁寧な印象になるでしょう。
人事など会社組織に送る場合は「御中」を、担当者名が分かっている場合は「様」を必ず記載するのがビジネスマナーです。
面接時に持参する場合
履歴書を持参する場合、履歴書の日付は持参する日を記載し、採用担当者から提出を求められたら封筒から取り出し、両手で持って渡しましょう。
履歴書に関するQ&A
Q. 転職を考えていますが、資格を持っていません。履歴書の資格欄は空欄でもいい?
A. 「特になし」とし、気になる場合は自己PR欄などを充実させましょう。今後資格を取得するために現在勉強中の分野があるなら、アピール材料になるため「○○取得のため、勉強中」などと記載しましょう。
Q. 卒業・退職後の学校・企業名が変わった場合はどう書けばよい?
A. 「自分が所属していた時の名称(現在の名称)」という記載をしましょう。
Q. 資格学校に通っていたことを履歴書でアピールすることは可能ですか?
A. 「志望動機」欄に書くとよいでしょう。「スクールで学んだ内容を仕事でどう活かすのか」を明確に書けば、大きなアピールとなります。
Q. 履歴書の職歴欄にアルバイト歴は書いてもいいのでしょうか?
A. アルバイト経験をアピールしたい場合や雇用保険に加入していた場合は書くようにしましょう。基本的には、アルバイトの経験は履歴書の職歴欄には書きません。
Q. 近々引越しをする予定です。履歴書の住所欄はどうすればよいですか?
A. 住所も電話番号も応募時点のものでOKです。その上で、すでに移転先が確定している場合は、連絡先欄に新住所・新電話番号を記入しましょう。
Q. 履歴書の「趣味・特技」欄に書くことが思い当たりません。空欄でもよいですか?
A. 面接官は初対面ですから、少しでも応募者の人となりを知りたいのです。趣味も特技も、些細なことでもいいので書いた方がよいでしょう。
Q.提出は履歴書だけで良いのでしょうか?
応募の際、多くの企業で「履歴書」と「職務経歴書」の両方の提出を求められます。
応募方法に「履歴書のみ」または「職務経歴書の提出は不要」とある場合は履歴書のみで問題ありません。
Q.履歴書が不要の場合もある?
企業やポジションによっては履歴書不要の求人もありますが、基本的には履歴書が必要な求人が多いです。
リクナビNEXTの求人検索画面で「履歴書 不要」と検索すると、履歴書が不要な求人を検索できます。
Q.職務経歴書との違いは?
履歴書は氏名、連絡先、年齢、学歴や職歴、保有資格など基本的なプロフィールを伝えるもの、職務経歴書は具体的な職務内容や経験・スキル、実績や自己PRなどを伝えるもので、役割が異なります。
履歴書と職務経歴書の違いについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
Q.職務経歴書の書き方は?
職務経歴書の書き方詳細については、こちらの記事で解説しています。
Q.作成は手書きとPCどちらが良い?
応募企業から指定されていない限り、基本的には手書きでもパソコンでも問題ありません。
手書きかパソコンどちらで作成するべきかについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
Q.顔写真のデータはどこで用意できますか?
PCやスマートフォンで履歴書を作成する場合、顔写真のデータが必要になります。データを用意する方法は下記の4つです。
① カメラマンに撮影してもらう場合は、データ化したファイルを用意してもらうように依頼する
② データ化可能な証明写真機で撮影する
③ スマートフォンのアプリを使用する
④ 紙で写真がある場合、スキャンする
Q.履歴書に顔写真は必要ですか?
写真を貼る欄があり、企業から写真添付の履歴書の提出を求められている場合は写真をつけましょう。
Q.職歴は全部書くべきですか?
職歴はすべて記載して下さい。
例えば、勤務期間が短かった仕事を「職歴とは言えないから」と自分で判断して省略した場合、企業から「不利になると思って隠した」と誤解される可能性があります。また、何らかのきっかけで省略したことが判明した場合、経歴詐称となる可能性もあります。
職歴欄に書ききれない場合は、学歴欄から義務教育の期間を省いたり、職歴欄の多い履歴書を使用するなどの工夫をしましょう。
Q.履歴書のサイズは?
基本的には、A4(A3二つ折り)またはB5(A4二つ折り)になります。
企業から指定された場合はその指定に従うようにしてください。
Q.履歴書には「貴社」ですか?「御社」ですか?
履歴書や職務経歴書、企業へのメールなどでは「貴社」を使います。
御社、貴社はいずれも、相手の企業を指す敬語です。そして、話し言葉のときに使うのが「御社(おんしゃ)」、書き言葉のとzきに使うのが「貴社(きしゃ)」といった使い分けになります。
企業や団体の中には、銀行や学校など、「貴社」とは記載しないケースもあります。
相手の企業や組織を示す敬語については、こちらの記事で詳しく解説しています。
Q.履歴書に嘘を書いたらバレますか?
最後まで発覚しないこともありますが、思いがけないところで判明することもありえます。もし、履歴書の嘘が判明してしまったら、「経歴詐称」ということで解雇されるケースも。解雇に至らないまでも、勤務先との信頼関係が失われ、仕事をしていく上で支障をきたすことも考えられるでしょう。
たとえ、ばれなかったとしても「いつかばれてしまうのでは?」とびくびくしながら働くのは居心地がよくないはず。履歴書は正直に記入しましょう。
Q.履歴書作成後はどうしたらよいでしょうか?
履歴書を作成した後は、職務経歴書の作成やエントリーシートの提出など、転職までに様々な工程があります。
転職活動の流れについてはこちらの記事で詳しく解説していますので、こちらを参考にしてください。
こちらの記事も読まれています
新着記事
- 2024年11月1日転職して新規事業開発に携わりたいのですが、未経験では難しいでしょうか?【転職相談室】
- 2024年10月29日文系ですが、理系職に転職することはできますか?【転職相談室】
- 2024年10月25日教師の転職例とは?転職活動のポイントと教師がアピールできるスキル
- 2024年10月22日「雑談が苦手…」面接中の雑談で意識したいポイントは?
- 2024年9月17日職務経歴書に必要な実績・職歴を覚えてない時の調べ方&書き方
- 2024年9月5日転職活動の進捗管理フォーマット
- 2024年9月3日下積みのような業務内容の繰り返しで、成長が実感できません【転職相談室】
- 2024年8月30日専門性が高すぎる仕事をしているのではないかと不安。転職も他業種・職種へは難しい?【転職相談室】