履歴書の「満年齢」とは?計算方法と正しい書き方ガイド

履歴書には満年齢の記入が必要です。「満年齢とはなにか?」「履歴書を書いている時点でその年の誕生日が来ていないときは?」など迷うこともあるでしょう。
本記事では、履歴書に記入する満年齢のルールや計算方法、数え年との違いなどをわかりやすく紹介します。
年齢の書き間違いは信頼性に関わる可能性もあるため、しっかり確認しておきましょう。
履歴書の年齢欄には提出日時点の年齢(満年齢)を記入する
満年齢とは「生まれてから誕生日を何回迎えたかを表す年齢」のことです。
一般的に年齢を尋ねられた際に答える場合と一致します。
履歴書に記載すべき満年齢とは、履歴書の「提出日」を基準とした年齢を指します。
例えば、1995年5月1日生まれの人が、2025年4月1日に履歴書を企業に提出予定の場合、誕生日がまだ来ていないため、記載すべき満年齢は「29歳」となります。
1月から3月生まれの早生まれといった場合でも、提出日の年齢となるため、誕生日を迎えていなければ、年齢を繰り上げることはできません。
満年齢の計算方法はシンプルです。
提出年の西暦から生年を引き、誕生日が来ていなければ1歳引く (例)1995年5月1日生まれの人が、2025年4月1日に履歴書を企業に提出予定の場合 2025(提出年)-1995(生年)-1(誕生日前)=29 |
最近ではスマートフォンやパソコンで「〇〇年生まれ 年齢」と検索すれば、簡単に確認することもできます。
生年月日や年号の表記については、西暦でも和暦でも問題ありませんが、履歴書全体の他の記載とどちらかに統一することが重要です。
履歴書の満年齢は、生年月日欄内に記入ができるようになっている場合が多いでしょう。

満年齢・西暦・元号早見表【2025年度版】
満年齢の計算が不安な方は、西暦・和暦・年齢の対応がひと目でわかる早見表を活用すると便利です。
生年(西暦) | 生年(和暦) | 満年齢(誕生日前) | 満年齢(誕生日後) |
---|---|---|---|
2008年 | 平成20年 | 16歳 | 17歳 |
2007年 | 平成19年 | 17歳 | 18歳 |
2006年 | 平成18年 | 18歳 | 19歳 |
2005年 | 平成17年 | 19歳 | 20歳 |
2004年 | 平成16年 | 20歳 | 21歳 |
2003年 | 平成15年 | 21歳 | 22歳 |
2002年 | 平成14年 | 22歳 | 23歳 |
2001年 | 平成13年 | 23歳 | 24歳 |
2000年 | 平成12年 | 24歳 | 25歳 |
1999年 | 平成11年 | 25歳 | 26歳 |
1998年 | 平成10年 | 26歳 | 27歳 |
1997年 | 平成9年 | 27歳 | 28歳 |
1996年 | 平成8年 | 28歳 | 29歳 |
1995年 | 平成7年 | 29歳 | 30歳 |
1994年 | 平成6年 | 30歳 | 31歳 |
1993年 | 平成5年 | 31歳 | 32歳 |
1992年 | 平成4年 | 32歳 | 33歳 |
1991年 | 平成3年 | 33歳 | 34歳 |
1990年 | 平成2年 | 34歳 | 35歳 |
1989年 | 昭和64年 /平成元年 | 35歳 | 36歳 |
1988年 | 昭和63年 | 36歳 | 37歳 |
1987年 | 昭和62年 | 37歳 | 38歳 |
1986年 | 昭和61年 | 38歳 | 39歳 |
1985年 | 昭和60年 | 39歳 | 40歳 |
1984年 | 昭和59年 | 40歳 | 41歳 |
1983年 | 昭和58年 | 41歳 | 42歳 |
1982年 | 昭和57年 | 42歳 | 43歳 |
1981年 | 昭和56年 | 43歳 | 44歳 |
1980年 | 昭和55年 | 44歳 | 45歳 |
1979年 | 昭和54年 | 45歳 | 46歳 |
1978年 | 昭和53年 | 46歳 | 47歳 |
1977年 | 昭和52年 | 47歳 | 48歳 |
1976年 | 昭和51年 | 48歳 | 49歳 |
1975年 | 昭和50年 | 49歳 | 50歳 |
1974年 | 昭和49年 | 50歳 | 51歳 |
1973年 | 昭和48年 | 51歳 | 52歳 |
1972年 | 昭和47年 | 52歳 | 53歳 |
1971年 | 昭和46年 | 53歳 | 54歳 |
1970年 | 昭和45年 | 54歳 | 55歳 |
1969年 | 昭和44年 | 55歳 | 56歳 |
1968年 | 昭和43年 | 56歳 | 57歳 |
1967年 | 昭和42年 | 57歳 | 58歳 |
1966年 | 昭和41年 | 58歳 | 59歳 |
1965年 | 昭和40年 | 59歳 | 60歳 |
1964年 | 昭和39年 | 60歳 | 61歳 |
1963年 | 昭和38年 | 61歳 | 62歳 |
1962年 | 昭和37年 | 62歳 | 63歳 |
1961年 | 昭和36年 | 63歳 | 64歳 |
1960年 | 昭和35年 | 64歳 | 65歳 |
1959年 | 昭和34年 | 65歳 | 66歳 |
満年齢と数え年との違い
満年齢のほかに、日本には「数え年」という年齢の考え方があります。
七五三や還暦などといった行事では、古くからの慣習で数え年が使われることがあります。
数え年は「生まれた瞬間を1歳とし、その後は元旦を迎えるたびに1歳ずつ加算する」という数え方をします。
例えば、2000年4月1日生まれの人は、誕生時点で数え1歳となり、翌年の元旦には2歳になります。
一方、満年齢は誕生日を迎えない限り変わらないため、同じ時点でも数え年のほうが年齢より高くなることがあります。
現在、日常生活や書類作成などでは、満年齢が標準とされており、履歴書でも満年齢を使います。混同しないように注意しましょう。
履歴書の満年齢・生年月日に関するQ&A
Q. 履歴書の満年齢を書き間違えた場合はどうしたら良いですか?
A. 書き間違いに気づいたタイミングによって対応が異なります。
|
満年齢の記入が間違っていた場合、「単なる記入ミス」として処理されることもあります。ただ、同時に他の内容も正しいかどうかといった信頼性や、ビジネスにおける慎重さや注意力に懸念を抱かれる可能性もあるため、気がついた時点で早め対応することが肝心です。
Q. 履歴書の生年月日は和暦と西暦どちらで記入するのが良いですか?
A. どちらでも問題ありません。ただし、履歴書全体で統一するようにしましょう。
例えば、学歴欄で和暦を使っている場合には、生年月日や職歴欄も和暦で記載するようにします。統一感があることで、採用担当者にとっても読みやすく、印象が良くなるでしょう。
なお、和暦の場合はイニシャルで省略せず、「平成」「令和」といった正式な表記を守るようにしましょう。
Q. 履歴書の学歴・職歴はどのように記入すれば良いですか?
A. 履歴書では「学歴」と「職歴」をそれぞれ見出しで分け、時系列で記載するのが基本です。
学校名や会社名は略さずに正式名称で記載し、入学・卒業、入社・退社の年月も正確に書く必要があります。
表記の年号も、先述したように履歴書全体で統一することが求められます。
入学・卒業年度の確認には、インターネット上にある早見表や年度計算ツールが便利です。
特に転職回数が多い人や年数があいまいな場合には、書類の整合性を取るためにも丁寧にチェックしましょう。
Q. うるう日(2月29日)生まれの場合はどうしたら良いですか?
A. うるう年ではない年に履歴書を提出する際、うるう日(2月29日)生まれの方は注意が必要です。
年齢の計算において、3月1日以降であれば誕生日を迎えたものとして年齢を記載し、2月28日以前であればまだ誕生日を迎えていないとして、1歳引いた年齢を記載することになります。
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