Webディレクターの職務経歴書の書き方|見本と自己PR例

この記事でわかること
- 担当した案件の規模・体制・ツールを書く
- 担当した工程と業務範囲を具体的に書く
- 成果は課題・施策・数字の結果をセットで書く
Webディレクターの職務経歴書では、どの規模の案件で、企画から公開後の検証までどこを担当したのかを明確にします。成果を書くときも、課題に対して何を変更し、その後どのような結果が確認されたのかまで書くと、自分の役割が伝わりやすくなります。
組織人事コンサルティング 株式会社YAGAI 代表取締役CEO
目次
Webディレクターの職務経歴書の見本(ダウンロードテンプレート)
中堅のWeb制作会社で約5年間勤務し、制作アシスタントからWebディレクターへステップアップしたケースを想定した見本です。案件の規模や数字は、自身が説明できる範囲に置き換えてください。
職務経歴書
20xx年x月xx日現在
陸波 太郎
職務要約
大学卒業後、Web制作会社に入社し、約5年間Web制作に携わっています。入社後約2年間は制作アシスタントとして、素材管理、画面制作の補助、スケジュール更新などを担当しました。その後約3年間はWebディレクターとして、月間数百万人が利用するToC向けWebサイト・アプリの要件定義、ワイヤーフレーム作成、進行・品質管理、リリース後の効果検証を担当しています。GA4による導線分析、Figmaでの画面設計、Jiraでのタスク管理などを行い、デザイナー・エンジニア・事業担当者と連携しながらサイト改善を進めてきました。
職務経歴
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株式会社◯◯
事業内容:Webサイト・アプリの企画・制作・運用支援
資本金:○千万円
従業員数:約80名
| 期間 | 業務内容 |
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20xx年x月 |
【所属】 会員向けWebサイト/アプリの導線改善 【プロジェクト概要】 【担当フェーズ】 【規模・体制】 【役割】 【業務内容】
【主な取り組みや成果】
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20xx年x月 |
既存サイトの全面改修 【プロジェクト概要】 【担当フェーズ】 【規模・体制】 【役割】 【業務内容】
【主な取り組みや成果】
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20xx年x月 |
キャンペーンサイトの制作進行 【プロジェクト概要】 【担当フェーズ】 【規模・体制】 【役割】 【業務内容】
【主な取り組みや成果】
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【活かせる経験・知識・スキル】
- GA4:イベント・導線の確認、ページ別・流入別のアクセス分析
- Figma:ワイヤーフレーム作成、画面仕様の共有
- Jira:タスク登録、担当・期限の管理、進捗共有
- HTML/CSS:基本構造を理解し、制作担当者への修正依頼・確認が可能
【自己PR】
私の強みは、依頼された要望について目的と優先順位を検討し、制作チームが動ける形で整理する力です。現職では、事業担当者から追加要望が出た場合も、目的、対象ユーザー、公開時期を確認し、今回の改修に含めるものと次回に回すものを整理してきました。要件整理を徹底したことで、公開前に発生する仕様差し戻しを1案件平均7件から3件程度に削減しました。また、公開後はGA4の数値を確認し、想定した導線になっているかを検証した上で次の改修内容を検討しています。要件整理から効果検証までの経験を活かし、貴社でも事業側と制作側の双方と認識を合わせながらWebサービスの改善に取り組みたいと考えています。
以上
Word以外のフォーマットが必要な場合は、先に職務経歴書のフォーマットも確認するとよいでしょう。
Webディレクターの職務経歴書の書き方のポイント
Webディレクターの職務経歴書では、どの規模の案件で、どこまで担当し、課題に対して何を変えたのかを明確にします。
担当した案件の規模・体制・ツールを書く
「月間約80万人が利用するECサイト/6名体制/Webディレクターとして要件整理から公開後の効果検証まで担当」のように、サービスの規模・体制・役割をセットで書くと経験が伝わりやすくなります。
GA4、Figma、Jiraなどのツールは名称だけを並べず、「GA4で導線を分析」「Figmaでワイヤーフレームを作成」「Jiraで担当者・期限を管理」のように、何に使用したのかが分かるようにします。関連資格がある場合は資格欄に正式名称と取得年月を記載しましょう。
担当した工程と業務範囲を具体的に書く
Webディレクターは企業によって担当範囲が異なるため、自分が担当した工程を明確に書きます。たとえば「事業担当者へのヒアリング→要件整理→ワイヤーフレーム作成→デザイン・実装の確認→公開→GA4での効果検証」のように整理すると、企画から公開後までのどこを経験しているかが分かります。
また、「デザイナー・エンジニアと連携」と広く書くより、「画面要件を共有した」「実装内容を確認した」「仕様変更時に優先順位と期限を調整した」など、実際に行ったことを書くほうが担当範囲を正確に伝えられます。なお、制作アシスタント時代の業務は、あとの担当範囲の補足として短く添える程度で十分です。すべての案件を詳しく書く必要はなく、応募先で求められる経験に近い案件を3件程度選び、新しい順に記載すると読みやすくなります。
成果は課題・施策・結果をセットで書く
成果は数字だけを置かず、課題、自分が行ったこと、その後の結果までつなげます。たとえば、「更新依頼の確認方法が担当者ごとに異なっていたため、依頼項目と確認フローを統一。依頼受付から公開までの平均日数が5営業日から3営業日に短縮」のように書くと、数字が変わった理由と自分の役割が分かります。
成果として使えるのは、CVRや離脱率だけでなく、制作期間、差し戻し件数、更新工数、問い合わせ件数なども候補になります。
事業全体の売上など複数の要因で変わる数字を使う場合は、自分が担当した施策と、その後に確認された結果を分けて書きましょう。
職務経歴書の自己PRで差をつける方法
Webディレクターの自己PRでは、転職先に合わせてアピールする強みの軸を選ぶことが重要です。Webディレクターで伝わりやすい強みの例は次のとおりです。
- データ分析・効果検証力
- 画面設計・UX設計力
- 要件整理・仕様化力
- 制作進行・スケジュール管理力
- 関係者調整・利害調整力
見本の自己PRでは要件整理・関係者調整を軸にしています。以下の例文では、データ分析・効果検証力と画面設計・UX設計力の2パターンを紹介します。
データ分析・効果検証力を軸に自己PR
| 私の強みは、GA4のデータから課題を特定し、改修の優先順位を判断した上で施策を提案・実行できる点です。現職では、登録から購入までの導線をGA4で分析し、離脱が集中している入力・確認画面の構成を見直しました。改修後、CVRは改修前比約120%に向上しました。また、リリース後も数値を継続的に確認し、次の改修対象と優先順位を整理することで、効果検証から次の施策立案までの流れを習慣化しています。データを起点に改善サイクルを回してきた経験を活かし、貴社でもWebサービスの継続的な改善に取り組みたいと考えています。 |
画面設計・UX設計力を軸に自己PR
| 私の強みは、ユーザーの行動を起点に目的に沿った画面構成と導線を設計できる点です。現職では月間数百万人が利用する会員サービスの画面設計を主担当として担い、情報の優先順位を整理したうえで登録から購入までのページ遷移を再設計しました。改修後CVRは約120%に向上しました。仕様策定ではデザイナー・エンジニアが実装しやすい粒度で伝えることを意識し、手戻りの削減にもつなげてきました。ユーザー視点の設計と制作チームとの連携で培った経験を、貴社のサービス改善に活かしたいと考えています。 |
Webディレクターの転職に役立つ記事
Webディレクターの経歴を整理するヒントとして、関連する職種の職務経歴書や志望動機を参考にしてみてください。
・ Webマーケティングの職務経歴書
・ プロジェクトマネージャーの職務経歴書
・ IT・Web・ゲームの志望動機
あわせて、職務経歴書全体の基本を再確認したい人は職務経歴書の書き方完全ガイドで確認できます。
組織人事コンサルティング 株式会社YAGAI 代表取締役CEO
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、転職支援や企業の採用支援、人材育成・組織開発など幅広く人事領域のコンサルティング業務に従事している。
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