転職回数が多いと不利ですか・・・?
「転職の回数が多くなると、もう転職できなくなるのでは…!?」と思われがちな転職歴を、実際の採用現場ではどう考えているのだろうか?今回は、企業人事の方とキャリアアドバイザーに、転職回数の多さを「マイナスに取られない転職理由のポイント」を取材。転職回数と採用/不採用の関係について「ホントのトコロ」が見えてきた。
Q1 転職歴は何回くらいから気になりますか?
  アンケートの回答データによると、30代なら通常3回目の転職から、40代なら5回目が気になるよう。業種によって何回転職歴があっても気にならないという回答も。
1〜2回までならマイナス評価する企業は少数
Q2 転職が複数回ある応募者の採用実績はありますか?
  転職歴が2回以上ある応募者を採用したことのある企業が、全体の80%以上。2回目だからと気後れしている人がいたらもったいない。複数回の転職から得た実績や経験を話せるように準備しておけばよさそうだ。
これまでの実績や経験を整理しよう!
Q3 最高で何回くらいの転職歴がある人を採用された実績がありますか?
  転職歴が3〜5回目の人が最高と答えた人事が全体の65%以上。企業側は前向きに採用しているので、3〜5回の転職歴なら気にしすぎる必要はないと言えるだろう。ただし、転職理由については必ず聞かれるので、いきあたりばったりな印象を持たれないようにしたい。
転職理由も意欲的な内容ならばOK!

Q4 「会社を辞めた理由」で、どのようなものがマイナスな印象になりますか?
  人事が知りたいのは入社後に力を発揮してくれるかどうか、ということ。上位にランクした理由で辞めた人は、人事のこうした不安を払拭できるような伝え方をしたい。
 
  ※ 複数回答

Q5 「会社を辞めた理由」で、どのようなものがプラスな印象になりますか?
  キャリアアップなど、筋の通った理由は好印象。ただし、あまり自信過剰にアピールしすぎて独りよがりな理由にならないよう注意。
 
  ※ 複数回答
・インターネットでアンケートを実施
・調査対象:企業の中途採用担当者
調査期間:2006年9月9日〜9月11日/有効回答数100件
(インフォプラント調べ )
人事が語る転職歴「プラス評価・マイナス評価の境界線」

亀谷京子氏

http://www.
moshimoshi.co.jp/
[株式会社もしもしホットライン]人とシステム統括部 亀谷京子氏
採用後の定着率を重んじるため、
転職歴の目安は30歳で2回まで
弊社は様々な業種の企業から業務委託を請負うため、人を動かす力を求めています。ですから、コミュニケーション力や人のマネジメント力を伸ばしてキャリアアップしたい、といった転職理由は受け入れやすいですね。例えば当社では過去に食品卸しの営業職だった方を採用したケースがあります。彼はスーパーで働いているアルバイトたちの教育を通して売り上げアップに貢献した経験から、人のマネジメントにやりがいと自分の適性を見出し、当社に応募してきました。「営業よりも人材教育やマネジメントに携わっていきたい」という彼の転職理由は、採用側としても納得のいくもの。転職理由を振り返り、過去の経験を活かした強みを見つけられる人が望ましいと思っています。 ただし、あまりにも転職回数が多い方は、定着率を重んじる当社としてはマイナス。30歳で3回以上転職されている方の採用は厳しいことが多いです。

水野肇氏

http://www.
airframe.co.jp/
[株式会社エアフレイム]新規事業企画室長 水野肇氏
柔軟な提案力を持っていれば、
転職回数は問題にならない
設立から6年目の弊社は、HP作成や映像編集をはじめ、モニターに映るものすべてを仕事と捉えて事業拡充しています。お客様に楽しんでいただく商品を作るためには、スキルのみの即戦力よりも、意見を出し合い各部署との連携を保てるコミュニケーション能力も必要と考えます。最近では、転職回数が3回あり、スキルが備わっていなくても、ポテンシャルが高そうで、頭が柔らかそうなところを吸収力があると判断して採用した例があります。責任感のない人や「人間関係が嫌」などのネガティブな転職理由では困りますが、自分なりのビジョンを持ち、会社の理念や事業内容を自分なりに理解して何をやりたいのかを提案してほしいですね。一緒に仕事をするなかで、面白くてパワーのある人がベストです。

 
キャリアアドバイザー 川崎あゆみさん

  キャリアアドバイザー。フリーライターとして活動するかたわら、女性の生き方やキャリアについて深い関心を抱き、カウンセリングを学びはじめる。現在、キャリアアドバイザーとしてカウンセリングにあたるほか、講演・セミナーなども多数。All About「ミセスのためのセカンドキャリア」のガイドとしても活躍。
http://
allabout.co.jp/
career/mrscareer/
 
キャリアアドバイザーに聞く
<一貫性のない転職を重ねている人の場合>
経験は絶対に無駄にならないので、過去の職歴の中で学んだことや興味を持ったことを洗い出し、自分なりに一貫性のあるストーリーをつくることが必要です。その際の手法として、過去の会社や業務ごとの表をつくって、「何を学んだか」「成功・失敗したポイント」を書き出し、整理するのが有効。整理した内容をもとに、「この経験から、●●の力を伸ばしたいと考え、次の仕事を選んだ」といった筋道を立てるのです。もし、転職理由が人間関係の悩みだった場合でも、「ヒューマンスキルを磨く経験になった」など、前向きに捉え、次の職場でそれをどう活かしていくのかを考えるのです。これまでの経験を整理し、再確認したうえで、応募先の会社に一番合いそうな自分の強みや実績をアピールしましょう。

<短期間に何度も転職を重ねている人の場合>
短期間に職を変えることは、次の転職に大きなマイナスとなります。ですから、「なぜ短期間に転職に至ったか」をしっかりと押さえることが欠かせません。理由を整理し、今度は長く続けたいと思って応募することを確実に伝えましょう。例えば面接で、「支店を任されるようになりたい」「大勢の部下を育てて一緒に働きたい」など、入社後の将来像をより具体的に示すことは有効な方法のひとつ。それを単なる夢としてではなく、今までの経験でどのように活かし、どんな力をつけていくつもりなのか、具体的な根拠やビジョンとともに語ることが大切です。また、応募の時点で、転職回数よりも経験値を重視してくれる業界や企業を選ぶのもひとつの手。そのうえで、培ってきたスキルを整理して、どう活かせるのかをアピールしましょう。
 

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