転職なら社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】|求人、転職に関する情報満載! 2024/07/26 UPDATE 毎週水・金曜更新!

転職活動にはどれぐらいの期間がかかる?ケース別・転職活動スケジュール

転職活動期間のアイキャッチ

転職活動にかかる期間は人それぞれです。これから転職活動を始める方の中には、「転職にどのくらいの期間がかかるのか」と不安に感じている方もいるかもしれません。

そこで、転職活動の基本的なスケジュールと、転職にかかる期間の目安を解説します。また、転職活動の期間別に、「2カ月間」「4カ月間」「1年1カ月間」の転職活動のスケジュール事例もご紹介します。

期間の目安や事例を参考に、自分ならどのくらいの期間が必要か考えてみましょう。

平均的な転職活動期間は「3~6カ月」

希望条件にもよりますが、転職活動にかける目安は「3カ月から6カ月程度」が一般的です。

転職活動期間とともに、転職活動をどのように進めるかも重要なポイントとなります。

一般的な転職活動の流れと、退職のタイミングについて解説します。

一般的な転職活動の流れと期間

一般的な転職活動の流れとして、まずは転職準備として、「キャリアの棚卸し」や「自己分析」から始まり、業界や仕事・企業に関する「情報収集」、履歴書・職務経歴書といった「書類作成」を行います。

希望の求人が見つかったら「求人に応募」をして「面接」、そして在職中の場合は「退職交渉→引き継ぎ→退職」と進むのが基本です。

それぞれのステップで必要なおおよその期間は下図の通りです。

転職のステップと必要な期間 「転職準備~書類作成まで」約2週間、「求人応募~面接まで」約2ヶ月、「内定~退職まで」約1ヶ月半

現在の業務量や転職先に求める条件などを考慮し、各ステップでどの程度時間がかかりそうかを考えて計画を立てるといいでしょう。

在職中に転職活動するか、退職後に転職活動するか

転職活動を進める上で、退職のタイミングを迷う方も多いようです。

会社を辞めてから転職活動を始める場合、面接の日程調整がしやすくなるため、転職活動の期間が短くなる傾向があります。

条件によっては雇用保険の基本手当を受け取ることもできますが、受給期間には限りがあるので、転職活動が長期化すると収入面への不安が生じやすくなります。

また、収入面だけでなく、経歴に空白期間ができてしまうため、焦りから十分に企業を吟味することなく決めてしまい、転職後に後悔してしまう可能性が考えられます。

面接で空白期間の理由を求められることも多くなり、企業によっては「働く意欲が低いのでは」「企業から評価されない理由があるのでは」といったネガティブな印象を受けるかもしれません。

ただし、近年はオンライン面接を実施する企業が増えているため、対面面接に比べると面接の日程調整がしやすくなっています。

また、転職活動を通じて情報収集をした結果、自社の魅力に気づいて転職活動を中断し、「自社に残る」という選択ができる点も、仕事を続けながら転職活動を行うメリットのひとつです。

在籍中の転職活動も退職後の転職活動もそれぞれ一長一短あるため、置かれている状況を考慮し慎重に決めるようにしましょう。

▼迷った方はこちらも参考にしてみてください。
転職活動は、働きながら?辞めてから?迷った人へのアドバイス

8,568通り、あなたはどのタイプ?

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転職活動期間が延びる主な要因

転職活動の平均期間は「3~6カ月」ですが、これはあくまで「目安」であり、スケジュールの変動要因は複数あります。

スケジュールが延びる要因を把握し、予定通りに進まないときに見直してみましょう。

要因1.応募の仕方

応募から選考結果までは1週間~10日程度の時間がかかります。

応募する企業を絞って「1社応募してみて、ダメだったら次に応募」という方法で進めてしまうと、選考を通過しないと転職活動期間が延びてしまいます。

もし最終選考で不合格だった場合は、ふりだしに戻ってしまうため、大きな時間のロスになるでしょう。

転職活動を効率的に進めるために、複数の求人にまとめて応募することで、1社ずつ応募するよりも転職活動期間を短縮できます

複数の企業の選考が並行して進むため、複数の内定条件を比較検討して転職先を決めることもできるでしょう。

▼応募に関してはこちらの記事も参考に
転職するときの適切な応募数とは?
複数の企業に応募する場合のメリットと注意点

要因2.面接の日程調整、結果待ちの期間

面接の回数は、企業によって異なります。

一次面接、二次面接、最終面接の3回行う企業が一般的ですが、外資系企業や管理職の転職の場合は、面接回数が多くなる傾向があります。

面接回数が多い企業に応募していると、面接の日程調整や選考の結果待ちに時間がかかるため、転職活動期間が長くなる可能性があります。

前述した通り、近年はオンライン面接を実施する企業が増えて、以前に比較すると面接の日程調整に時間がかからなくなっていますが、対面面接を実施している企業に応募する場合は、面接の日程調整に時間がかかる可能性があることを理解しておきましょう。

▼日程調整の企業側の対応実態についてはこちら
転職の面接の日程調整で時間が合わない時は?
▼面接の結果待ちにかかる時間のアンケート結果はこちら
【面接の結果待ち】いつまで待てばいい?連絡がこない場合の対処法

要因3.退職交渉の期間

内定が出た後も、退職までに時間がかかる場合があります。

よくあるケースは「退職交渉に予想以上の時間がかかった」というもの。円満に退職し、スムーズに転職先の企業に入社するためにも、退職の意志が固いことをしっかりと伝えましょう

なお、会社が定めている就業規則の退職規定に、退職の申し出期間を定めている企業もあります。

退職希望日の1~3カ月前を退職の申し出期限としている企業もあるため、事前に確認しておきましょう。

▼退職交渉に関してはこちらの記事を参考に
退職の伝え方のマナーは?円満退職するためのポイント

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実際に転職活動をした3名のスケジュール事例

2カ月から1年1カ月まで、転職活動をした方の実際の事例を3つご紹介します。

短期間で決めたい場合も、長期間でじっくり決めたい場合も、それぞれの活動のポイントを参考に、希望に合わせて転職計画を作成してみましょう。

CASE1.「2カ月」で転職したスケジュール事例

転職活動の前に「辞めます」宣言

転職活動するビジネスマンのイラスト

上司のワンマンぶりに耐えかねて、思わず「辞めます!」と宣言してしまったため、後には引けず「退職願」を提出し、転職活動を開始。

携わっている業務や引き継ぎの関係で、退職日を2カ月後に決定し、転職先を決めるべくスケジュールを立てて動きました。

自己分析の結果、IT関連に絞る

まず3日で「自己分析」。自分はどういう仕事に就きたいのかじっくり考え、「今の仕事のような個人プレーの営業よりも、周りと切磋琢磨しながら成長したい。ワンマンな上司のもとではなく、もっと周りとコミュニケーションを取りながら成長したい」という思いに気づきました。

そこから、応募条件の一つを「風通しがいい社風の会社で、チームで切磋琢磨しながら一丸となって目標を追えるような仕事」に設定。

また、以前からIT分野に興味があったことから、IT関連の営業に照準を絞り、活動を開始しました。

期間を決めて情報収集を実施

「情報収集」は1週間と期間を決めて実施。IT業界に勤める友人に連絡を取り、業界の動向や展望、必要なスキル、将来性のある分野などをヒアリングしました。

同時に転職サイトに登録し、IT業界×営業職で求人を検索、チーム営業であるかどうか、風通しはよさそうか、成長分野にかかわっているかどうかという視点でピックアップし、気になる会社にはどんどん積極的に応募してみようと考えました。

「書類作成」は、情報収集の合間に実施。自己分析で見えてきた前向きな思いを志望動機に反映しました。

職務経歴は、営業としての実績を中心にまとめ、仕事に対する思いやスタンス、工夫したこと、改善したことなども自己PRとしてまとめました。

そして、2週間で気になる会社の求人にどんどん応募し、期間中に応募した企業は約20社に。そのうち8社から「書類通過」の連絡があり、面接に進みました。

在職中ではありましたが、夜に面接を設定してくれた企業がほとんど。有給休暇を使うことはありませんでした。

転職活動開始から1ヶ月後に内定を獲得

そして、転職活動開始から1カ月後にA社から内定!応募から内定までは2週間ほどでした。

その間、A社では現場社員に会わせてくれたり、社内を見学させてくれたりと、「会社を理解してもらいたい」という思いを感じることができました。社内の雰囲気はアットホームで、社員の皆さんも表情もイキイキしているのが入社の決め手になりました。

なお、同時期にB社からも内定を獲得。実は、応募前は業務内容的にも条件面でも一番気になっていた企業でしたが、面接に伺った時に社内の雰囲気がどんよりしていて、すれ違う社員も元気がない人が多く、A社のほうにどんどん惹かれていきました。

やはり応募して、実際に会ってみないと分からないことも多いですね。

転職活動と並行して引継ぎ資料も作成

退職願はすでに出しているので、あとは引き継ぎ。転職活動を行いながらも引き継ぎ資料をまとめていたので、後任への引き継ぎはスムーズでした。

退職日までの残り3週間で、取引先を回って退職のご挨拶。不動産業界からIT業界へと転身しますが、いつどこで、またご縁ができるかわかりません。今までお世話になったお礼は欠かしませんでした。

スケジュールを決めて取り組んだことで、転職活動がスムーズに

最後は数日間の有給も取れて、無事に退職日を迎えることができました。

短い期間での転職活動でしたが、一つひとつの流れを期限を決めて実行したことと、書類を作りながら応募先を探す、応募しながら引き継ぎ資料を作るなど、同時並行で進めたことが良かったのかなと思います。

CASE2.「4カ月」で転職したスケジュール事例

大手人材サービス会社で経理を担当するBさんが4カ月で転職したスケジュール事例をご紹介します。

経理としてスキルアップしたいと考え、転職を決意

面接を受ける人のイラスト

大手人材サービス会社で経理を担当していましたが、経理としてもっと仕事を任され、スキルアップしたいと考え、転職活動を始めました。

ただ、今の環境をすぐに飛び出したいわけではないので、在職しながら自分に合った転職先をじっくり探そうと決意。

3カ月後に支給される冬のボーナスを受け取ってから辞めたいと考えていました。

「キャリアの棚卸し」は転職エージェントを活用

「自己分析」を自分だけで行うのは不安だったので、転職エージェントに登録し、相談。

経理としてのスキルや経験、これからやってみたいこと、目標とするキャリアステップなどをキャリアアドバイザーに話すなかで、経理の仕事を極めるのはもちろんのこと、経営者の近くで数字全体を見られる経営企画的な仕事にも携わってみたいという自身の思いに気づくことができました。

また、現在勤めているような大手企業よりも、「規模の小さいベンチャー企業のほうが、経理に関するあらゆる仕事を任されるようになるのでスキルアップが早い」というアドバイスももらいました。

自分としては、ベンチャーという選択肢を考えていなかったので、驚きました。

大学時代の友人がITベンチャーに転職したので連絡を取ってみたところ、「大きい組織にいたころにはできなかった裁量のある仕事を任され、とてもやりがいがある」とのこと。

20代後半ながらマネージャー職を任され、イキイキと働いていました。ただ、人事制度などは整い切っておらず、勉強もスキルアップも何もかも自分の手でやる必要があるとのこと。福利厚生も大手のほうが圧倒的に手厚いとのことでした。

これらの情報をもとに自分自身でも将来を熟考。大手ならではの安定性は魅力的ながら、「仕事の範囲を広げたい」「もっと重要な仕事にかかわりスキルアップしたい」という思いのほうが強いことを再確認し、ベンチャーに視野を広げることを決めました。

そして、その思いを応募書類にまとめ、転職エージェントに添削してもらいながらブラッシュアップしました。

転職エージェントと転職サイトの両方を活用し応募を開始

その後は、転職エージェントから紹介を受けた企業に応募しながら、自分でも転職サイトなどを使って検索し、希望に合いそうな企業に応募を開始。

「経理として、さまざまな業務にかかわれるチャンスがある」「社員に権限を委譲し、任せる社風がある」「やる気がある社員は社歴にかかわらず抜擢する風土がある」などを重視しました。

目標が明確なので、条件に合わない企業には応募せず、面接に進んでも違和感を覚えたら辞退することもありました。

転職エージェントと求人サイトの両方を活用し応募を開始

その後は、転職エージェントから紹介を受けた企業に応募しながら、自分でも求人サイトなどを使って検索し、希望に合いそうな企業に応募を開始。

「経理として、さまざまな業務にかかわれるチャンスがある」「社員に権限を委譲し、任せる社風がある」「やる気がある社員は社歴にかかわらず抜擢する風土がある」などを重視しました。

目標が明確なので、条件に合わない企業には応募せず、面接に進んでも違和感を覚えたら辞退することもありました。

転職活動を始めて3ヶ月後に内定を獲得

転職活動を始めて3カ月後、転職エージェントに紹介されたあるベンチャーから内定をいただきました。

設立して8年が経ち、創業事業も軌道に乗り、改めて会社の基盤を強固にしたいという思いを持っている企業です。「ぜひ、経験者として経理部門をまとめ上げてほしい」との言葉が入社の決め手でした。

引き継ぎを行いながら、勤務先に退職願を提出し、1カ月後に退職。転職後は業務範囲が広がるので、後任への引き継ぎを行いながらも新しい業務について独学を行い、新天地に備えることができました。

大手からベンチャーに転職し、規模や体制の違いに初めは戸惑うこともありましたが、任される範囲は圧倒的に広がり、責任は増したもののやりがいの大きさを感じています。

転職エージェントと話すことで目標を具体化できた

転職活動前は、「スキルアップしたい」と思いながらも、どういうキャリアステップを踏みたいか、どういう環境で働きたいかなどは具体化できていませんでした。

転職エージェントという「第三者」と話す中で自分が抱いていた思いを明確化できたのが良かったのだと思っています。

CASE3.「1年1カ月」で転職したスケジュール事例

食品関連メーカーでマーケティングを担当するCさんが、1年1カ月で転職したスケジュール事例をご紹介します。

求人サイトのスカウトサービスを活用し、オファーを待つことに

歩くビジネスマンのイラスト

食品関連メーカーでマーケティング職に就いていますが、今の会社や仕事に大きな不満はないものの、今よりももっと大きな仕事を任されるチャンスがあるなど、ステップアップできる求人に出会えれば、転職してもいいと思っていました。

そこで活用したのが、転職サイトのスカウトサービス。職務経歴や転職希望条件などを登録しておくと、企業や転職エージェントから直接オファーが届くというものです。

登録してすぐ、オファーが届くようになりました。

興味を持ったオファーも、「ちょっと違うな…」と思うオファーも様々でしたが、採用担当者からの文面により、私の経歴のどの点を評価しているのかがわかるので、自分の経歴を客観的に見直すことができる、いい機会だと感じました。

「応募したい」と思える企業に出会う

定期的に登録内容を更新し、ブラッシュアップし続けていたところ、ある日大手消費財メーカーからマーケティング職のオファーが。

私のマーケティング経験を評価してくれたことが、オファー文面から伝わりました。

また、以前からグローバルに活躍したいとの思いを持っていましたが、海外展開のためのマーケティングに関われることもわかり、応募に踏み切りました。初めにレジュメを登録してから、実に1年後のことです。

面接ではざっくばらんに話し合い、無事内定獲得へ

転職活動と呼べるような本格的な活動はしていなかったものの、定期的なレジュメ更新の際に経験やスキル、目指す方向性についての棚卸しができていたので、書類作成や面接はスムーズでした。

先方企業も、私の経歴を理解し、評価したうえで面接に呼んでくれているので、お互いにざっくばらんに話し合えたのもよかったですね。

独学してきた英語力も評価いただき、「まずは国内商品のマーケティングからスタートし、ゆくゆくは海外マーケティングも」と入社後のキャリアパスをすり合わせたうえで、無事に内定をいただけました。

キャリアの棚卸しによって、次のステップが明確に

すぐに転職を考えていなくても、自分のキャリアの棚卸しをするのは重要だと思います。

自分は何ができるのか、そしてこれから何を目指したいのかが頭の中で整理できるので、次のステップが明確になりますよ。

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ILLUST:二村大輔
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