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履歴書の折り方は二つ折り?三つ折り?封筒への入れ方を解説

履歴書の正しい折り方や、二つ折り、三つ折りで封筒に入れる際のルールやマナーなどについて、組織人事コンサルティングSegurosの粟野友樹氏が解説します。

履歴書を企業に郵送したり持参したりする際、履歴書をどのように折ればいいのか悩んでいる人は参考にしてみてください。

履歴書の折り方は「二つ折り」が基本

履歴書の折り方OK例・NG例

履歴書を折る際には「二つ折り」が基本とされています。

一般的に、市販の履歴書はA3サイズまたはB5サイズが二つ折りにされているので、そのまま封筒に入れると良いでしょう。この場合は、新たに折り目を入れる必要はありません。

一般的な履歴書のサイズ

履歴書を二つ折りにする折り方

履歴書をパソコンなどで作成し、A3やB4サイズの用紙でプリントアウトした場合は、記載がある面を外側にして二つ折りにしましょう。

その際、用紙の1/2の位置を正確に測ってから折ると、ズレがなくきれいに折れるようになります。

履歴書の折り方(二つ折り)
▼きれいに二つ折りにするコツ
・1/2の位置を正確に測って目印を付ける
・A3を二つ折りしてA4にする場合、ヨコ210mmの位置で軽く折る
・B4を二つ折りしてB5にする場合、ヨコ182mmの位置で軽く折る
・ズレがないか確認したうえで、定規などでしっかり折り目をつける

二つ折りにしなくてよいケース

自宅やコンビニなどで印刷し、履歴書がA4サイズ2枚またはB5サイズ2枚の場合は二つ折りしません。

履歴書を入れる封筒は「角型A4号」または「角形2号」サイズが一般的なので、A4サイズまたはB5サイズで印刷した場合は折らずにそのまま入れることができます。

なお、履歴書が2枚になる場合は、送付状(添え状)には、「履歴書2枚」ではなく「履歴書1通」と記載します。

採用担当者が2枚並べてコピーをしたり閲覧したりしやすいように、ステープラー(ホチキス)は使わずにクリップで留めましょう。

履歴書を二つ折りにしなくてよいケース

履歴書の「三つ折り」は避けた方がいい理由

二つ折りの履歴書を、さらに三等分に折り畳むのが「三つ折り」です。

文字が書かれた面に折り目がつくことになるため、どうしても読みにくくなります。

折り目がついた書類はかさばりやすくなるため、応募書類を受け取った採用担当者がコピーを取りづらい、保管がしづらいなどのデメリットもあります。

また、折り目がつくことで折り目部分の文字がかすれてしまったりする可能性もあります。
二つ折りのほうが、ビジネスマナーに即していると言えるでしょう。

履歴書の「三つ折り」が許容されるケース

自分で封筒を用意する場合は、A4サイズがそのまま入る封筒を用意するのがマナーなので、三つ折りは利用しません。

ただし、企業によっては郵送用の封筒を指定するケースがあります。企業から指定された郵送用の封筒が小さく、二つ折りでは入らない場合は、三つ折りを利用しましょう。

履歴書を三つ折りにする折り方

二つ折りのままでは指定の封筒に入らないという場合は、以下の手順に沿って三つ折りにしましょう。

この場合、1/3の部分を正確に測ってから折ると良いでしょう。

履歴書の三つ折りの仕方
▼きれいに三つ折りにするコツ
・履歴書を半分に折る(二つ折りにする)
・1/3の位置を正確に測って目印を付ける
・A3を三つ折りする場合、タテ99mmの位置で軽く折る
・B5を三つ折りする場合、タテ86mmの位置で軽く折る
・氏名と写真を表面にし、上から1/3を残し、下2/3を後ろに軽く折る 
・残りの1/3を奥側に軽く折り返す
・ズレがないか確認したうえで、定規などでしっかり折り目をつける

履歴書の封筒への入れ方

履歴書を二つ折りや三つ折りで封筒に入れる際のポイントを解説します。

二つ折り履歴書の封筒への入れ方

二つ折り応募書類の封筒への入れ方
  1. 二つ折りの履歴書がそのまま入る「角形A4号(角A4)」もしくは「角形2号(角2)」を用意する
  2. 挨拶状となる「送付状(添え状)」が一番前になるようにして、履歴書、職務経歴書、その他の書類(応募企業に求められた書類がある場合)の順に重ねる
  3. 水に濡れる可能性などを考慮し、すべての書類をクリアファイルにまとめる
  4. 履歴書の氏名と写真の面が封筒の上部、表面にくるようにして、クリアファイルごと封入する

三つ折り履歴書の封筒への入れ方

三つ折り履歴書の封筒への入れ方
  1. 挨拶状となる「送付状(添え状)」が一番前になるようにして、履歴書、職務経歴書、その他の書類(応募企業に求められた書類がある場合)の順に重ねる
  2. すべての書類を重ねた上で三つ折りにする
  3. 応募書類の表面が封筒の表面かつ履歴書の写真部分が封筒の上部(左上)に来るように封入する

履歴書の折り方や封筒の入れ方に関するよくあるQ&A

履歴書の折り方や封入の方法などについて、よくある疑問を解説します。

Q:封筒の宛名を書く位置は?

横書きよりも縦書きが一般的です。

宛名が封筒の中央に来るように意識し、その右側に応募企業の所在地、会社名を記入しましょう。

部署名も書く場合は、会社名の隣に字下げして書くようにしましょう。

記入する文字数と封筒全体のバランスを見て、あらかじめおおよその位置を考えてから書くと良いでしょう。

関連記事:履歴書を出す前に確認!封筒の宛名の正しい書き方とは? 

Q:「履歴書在中」または「応募書類在中」と書いたほうがいい?

履歴書を封筒に入れて企業に提出する際には、郵送・手渡しいずれの場合も封筒に「履歴書在中」と記載する必要があります。

封筒表面の左下に、赤色のにじみにくい油性ペンで記載するのが基本です。

なお、封筒に入れる書類が添え状と履歴書のみの場合は「履歴書在中」、履歴書以外に職務経歴書なども同封する場合は「応募書類在中」と記載しましょう。

関連記事:「履歴書在中」「応募書類在中」の封筒への書き方とポイント

Q:履歴書を持参する場合はどうすればいい?

履歴書はビジネス文書であり、丁寧な扱いが求められます。そのままカバンに入れたりせず、送付時と同様の方法で封筒に入れて持参しましょう。

企業の担当者がすぐに開封できるよう、糊付けはしないのが基本です。

なお、手渡しの場合は封筒に宛先を記入する必要はありませんが、封筒の表面左下に「履歴書在住」と赤字で記入した上で、裏面の左下に自身の住所、氏名を記入しましょう。

関連記事:履歴書を持参する場合の封筒の書き方とマナー 

Q:送付状や添え状は必要?どう書けばいい?

送付状は、履歴書や職務経歴書を郵送する際に使うもので、「添え状」「送り状」「カバーレター」などとも呼ばれます。

送付状を同封することで、応募する職種や同封書類が明確になり、簡単な自己PRやネガティブに捉えられる要因への補足を書くことができます。双方の認識ミスを防ぐメリットがあり、ビジネスマナーが身に付いている証しにもなるため、郵送の場合も手渡しの場合も封入しましょう。

▼以下の記事から送付状や添え状のテンプレートをダウンロードすることができます。

関連記事:履歴書の送付状・添え状|テンプレートと書き方、人事の評価、NG例、マナーなど

アドバイザー 粟野友樹
アドバイザー 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

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※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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