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転職して新規事業開発に携わりたいのですが、未経験では難しいでしょうか?【転職相談室】

営業経験しかないけれど、新規事業に携わってみたいという希望を持っているYさん。

「新規事業担当者にはどのような人が求められるのか知りたい」というYさんに、組織人事コンサルティングSegurosの粟野友樹氏が、キャリアの考え方や転職可能性などについてアドバイスしました。

アドバイザー 粟野友樹
アドバイザー 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

営業を7年間経験。新規事業に携わってみたい(Yさん/29歳/営業職)

相談者
相談者

【相談内容】
新卒入社したIT企業で、7年間法人営業に携わっています。ずっと新規事業に携わりたいと思っていて、異動願いを出し続けていますがなかなか希望が叶いません。新規事業担当者として転職することを検討していますが、どんなスキルや経験を持った人が求められるのでしょう?そもそも未経験で転職するのは難しいでしょうか?

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新規事業開発はあらゆるスキルが必要。未経験で転職するのは難しい

▶相談者
学生時代から新規事業の立ち上げに関わりたいと思っていて、新規事業に積極的なIT企業を就職先に選びました。しかし、入社以来7年間、ずっと業務システムの法人営業を担当しています。

異動願いも受け入れてもらえないので、新規事業に関われる会社に転職したいと考えているのですが、これまでの経験を評価してもらえるかどうか不安です。

新規事業担当者に求められるのはどんな経験・スキル、素養を持った人なのでしょうか?

▶アドバイザー
新規事業担当は、企業の将来を左右する極めて重要な役割です。マーケットに受け入れられる商品・サービスを開発するだけでなく、経営陣を納得させたうえで予算を獲得する必要もあります。

創造力、企画力、提案力、データ分析やリサーチ力などはもちろん、実行力、周りを巻き込む力などさまざまなビジネススキルが求められます

そして転職では、何より新規事業に携わった実績が必要とされます

未経験者に門戸を開いている求人は多くはなく、稀に見かけても人気職種ゆえに応募者が殺到するので、転職難易度はどうしても高くなります。

▶相談者
そうなんですか…。ずっと異動願いを出し続けてきましたが、ポテンシャルが評価される第二新卒のときに転職に踏み切っておくべきだったのかなあ…。

▶アドバイザー
例えば社内横断の新規プロジェクトなど、社内公募に手を挙げてみるのはいかがでしょう?

新規事業を立ち上げ成長させるには、見込み顧客を開拓して売り上げを作り、事業を軌道に乗せる必要があります。

新規事業担当として転職するのは難しくても、社内の新規プロジェクトであればYさんの営業経験が評価され、抜擢される可能性はあると思いますよ。

▶相談者
そのような機会があれば真っ先に手を上げるのですが…これまでチャンスはありませんでした。

▶アドバイザー
なるほど。それでは今の部署で、新規事業開発に必要な経験を積むことに注力しましょう。

▶相談者
新規事業開発に必要な経験…いったい何をすればいいのでしょうか?

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今の仕事を通して企画力を磨き、社内異動の確度を高める

▶アドバイザー
新規事業担当にはさまざまなスキルが必要とされるとお伝えしましたが、軸になるのは「企画力」です。

今の仕事を通して、「自ら企画して、それを実現した」経験を積むことをお勧めします。

そもそも営業職は、企画の要素も必要とされる仕事です。

そして、営業として高い実績を上げている人は、顧客のニーズに合った商品・サービスを提案するために、常に企画を考えているはずです。

例えば、Yさんは法人相手にシステム営業を行っているとのことですが、顧客企業が抱える課題やシステムに求めるニーズは、企業によってさまざまであるはず。

顧客企業の現状を多面的に見て状況を把握しながら、課題やニーズを探って最適なシステムを組み合わせて提案する必要があると思いますが、これはまさに企画の仕事です。

顧客と信頼関係を築き、より多くの発注をいただくためには、顧客を取り巻く事業環境を分析し、先々を読みながら提案を企画したり、場合によっては顧客自身がまだ気づいていない課題を掘り起こしたりすることもあるでしょう。

▶相談者
言われてみれば…そのような「企画」であれば日常的に行っています。

▶アドバイザー
大事なのは、「自分は企画の仕事をしているのだ」と意識して臨むこと。目の前の企業のことをより深く理解し、最適の企画を組み立てよう!と意識すれば、クリエイティビティが刺激され、仕事が楽しくなるでしょう。

そして当然、営業としての数字もついてくると思われます。

楽しみながらイキイキ仕事に臨み、かつ高い実績も上げているYさんの姿に、上司や人事の心も動かされるかもしれません。

「営業でここまで企画力を発揮してくれるのであれば、当社の将来を担う新規事業開発も任せられそうだ」と可能性を感じてもらえるようになり、長年の異動願いが通る日が来るかもしれませんよ。

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ビジネスコンテストに応募して実績を作るのも一つの方法

▶相談者
なるほど…わかりました。まずは営業現場で企画力を磨き、自分に自信をつけたいと思います。

▶アドバイザー
もし、それでも異動願いが通らない場合は、転職を視野に入れましょう。

営業現場で企画力を磨き続け、顧客企業相手に新規の提案を数々通してきた経験をアピールすれば、未経験でも評価してくれる企業があるかもしれません。

並行して、ビジネススクールに通ってMBAを取得するなど、独学で新規事業開発に役立つ経験・スキルを身につけるのも有効です。

ビジネススクールでは人脈を築きやすいので、リファラル(紹介)で新規事業担当として転職したり、仲間と一緒に起業したりする可能性も出てくるでしょう。

また、自分なりに新規事業を考えて、さまざまな団体が実施しているビジネスコンテストに応募してみるのも一つの方法。入賞すればそれが実績となり、転職活動の際の大きなアピール材料になります。

▶相談者
ありがとうございます。新規事業の仕事に就くために、まだまだやれることはたくさんあると気づかされました。さまざまな方法を試しながら、スキルを磨いていきたいと思います。

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※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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