転職なら社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】|求人、転職に関する情報満載! 2017/08/18 UPDATE 毎週水・金曜更新!

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経理担当のキャリアアップ 安定を求めてメーカーの経理を目指すのはアリ?

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<プロフィール>株式会社リクルートキャリア キャリアアドバイザー 緑川遼平
大学卒業後、金融機関を経てリクルートキャリアへ中途入社。キャリアアドバイザー・コンサルタントとしてとして主に20代から30代の転職者を中心に幅広く支援。キャリアチェンジや長期的な視野に立った転職活動のサポートを得意としている。

メーカーの経理は狭き門

非製造系企業の経理部門に勤めている人が、少人数で会計処理や決算業務などを任され、残業の多さなどに不満を持っている場合、たまたまメーカーの経理職と話す機会があってそちらが青々とした隣の芝生に見えることがあります。こういう人は、実際にそうかは別として「バックオフィスの人数が多くてラクそうだし、モノの動きがあるから原価計算など仕事の幅も広がって仕事が面白くできそう」と考えがちです。まだ経理経験の浅い人の場合、「転職に向けて形だけでも」と簿記などの資格取得に走ることがありますが、それはあまり効率的なやり方とは言えません。簿記二級程度の資格は経理としては当たり前。そもそもメーカーの経理募集は求人票の資格欄で「原価計算の経験のある人」「メーカーで業務経験がある人」と限定されていることが多いことを認識しておきましょう。基本的に欠員補充などの場合、即戦力として求めるスキルの質が高いので、未経験の方にしてみるとハードルが高くなりがちです。簿記の記載方法なども全然違うので、すでにベースのある方ならともかく、原価計算を1から始めようという方にはお勧めできません。_H1_1083

 労働環境の改善を望むなら、専門性を活かした転職を考えましょう

以上のことから非製造業の経理→製造業の経理はほぼ職種のチェンジと同じだと思って臨むべきです。それでもあくまで仕事の幅を広げたいという場合は、年収が大幅に下がることも覚悟する必要があります。若い人ならそういう選択もありますので、よく考えて決断してください。そもそも労働環境を改善したいのであれば、自分の得意とする業務領域で転職するほうが手っ取り早いです。実際に、「○○業界の経理に精通している」「税務のことなら任せて」「IFRSなど国際会計基準は経験がある」など明確にアピールできる専門性があってそれを活かせれば、結果的に労働環境の良い職場へ転職できるケースが見られます。