金融関連業界、およびバックオフィス系職種に強みを持つ転職エージェント。丁寧できめ細やか、そして親身な転職支援がモットー
「リクナビNEXT転職エージェントランキング2016年秋」ユーザー満足度トップ10エージェント紹介
リクナビNEXTが提携する転職エージェントを利用中、もしくは過去に利用されていたリクナビNEXT会員の声を集め、作成する「リクナビNEXT転職エージェントランキング」。2016年秋の集計でユーザー満足度上位に選ばれた転職エージェント10社の強み、特徴、こだわりなどをご紹介します。
株式会社東京海上日動キャリアサービスの人材紹介事業は、金融・保険、不動産金融分野、および事務・管理系職種に強みを持つ転職エージェント。求職者に寄り添った、親身な転職支援の姿勢が高く支持されている。
同社の特徴や強み、今後の展望、そして金融関連分野、事務・管理系職種の求人動向などを、取締役キャリアクリエーション事業部長の石田敬二さん、キャリアクリエーション事業部部長の布谷孝之さんに伺った。
[お話いただいた方]
- 取締役 キャリアクリエーション事業部長 石田敬二さん
- キャリアクリエーション事業部 部長 布谷孝之さん
同社は人材派遣業者として1984年に設立。14年前の2002年に、東京海上の人事部門の経歴のある石田さんが、東京海上社の社内FAに手を挙げ、同社で人材紹介事業を手掛けるキャリアクリエーション事業部を創設。翌年、研修事業会社出身の布谷さんがメンバーとして参画。
求職者、企業の「本音」をつかみ、双方納得のいくマッチングを追求
当社は金融・保険、不動産金融分野の求人、および業界問わず人事・総務や経理・財務、法務といったバックオフィス系職種の求人に強みを持つ転職エージェントです。
14年前に人材紹介部門を立ち上げた当初は、より多くの企業、求職者の要望にお応えしようと、幅広い分野での対応力を追求していましたが、得意分野に特化した経営を目指すほうが、安定的かつ高水準のサービスにつながり、皆様に、より信頼いただけると考え、軌道修正した経緯があります。
当社のモットーは、「丁寧できめ細やかな仕事をする」こと。コンサルタントは企業、求職者双方を担当していますが、企業の求人ニーズを伺う際は、企業の課題を一定程度理解した上で、それをさらに深掘りし、企業の実情や経営者の本音を充分に把握することを心がけています。求職者のお話を伺う際は、職務経歴やスキル、希望はもちろん、その方が描くキャリアの将来像などもじっくり伺います。双方の「本音」をつかむことが、双方が納得のいくマッチングが図れると考えているからであり、経歴・スキルのみの機械的なマッチングは一切行いません。
とはいえ、特に求職者の方に関しては、初めから本音で話していただけるとは思っていません。できるだけ何度もコミュニケーションを取り、不安や悩み、相談ごとに親身に対応することで、我々を信頼いただけるよう心がけています。書類作成や面接アドバイスも行いますし、可能な限り面接に同席させていただくようにしています。
この姿勢を評価いただいているのか、当社を通して転職に成功された方が、ご友人を紹介くださるケースがとても多いですね。また、以前転職のお手伝いをした方が「次のステップを目指したいから」と、数年後にまた当社に相談してくださったり、当社に登録いただいたものの、結果的には他のエージェント経由で転職した方が「転職先でうまくいかなかったから、今度こそ一番親身になってくれた東京海上日動キャリアサービスにお願いしたい」と言ってくださったりすることもあり、求職者の皆さんから信頼されているな、と実感しています。
コンサルタントはベテランぞろい。しかし日々の自己研さんを欠かさない
求職者の皆さんに満足のいく転職をしていただくためには、コンサルタント一人ひとりの自己研さんが重要だと思っています。
当社のコンサルタントは経験豊富な人材が多いのですが、新たな資格取得や講習の受講を奨励しており、みな積極的に新しい知識を習得しています。社会保険労務士や、ファイナンシャル・プランニング技能検定1級の資格を持っているコンサルタントもいます。なお、キャリアカウンセラーの関連資格は全員が持っていますし、コンサルタント全員が定期的に職業紹介責任者講習を受講しています。
自己研さんは、コンサルタントの引き出しを増やし、ベースとなる知識の厚みも増やします。これがひいては、「丁寧できめ細かい」「親身に」という、我々が大事にしている姿勢にもつながっています。
求職者が幸せになれる求人案件を扱いたい
金融関連業界の求人動向は、分野によってまちまちですが、総じて活況ではあります。特に保険代理店の採用ニーズは旺盛です。当社が保有している求人案件には、大手企業系列の保険代理店が多く、メンバー全体が高齢化していたり、一定年齢以上の社員が親会社から異動されてくるケースが数多く見受けられます。そのため、ここのところ「若手から中堅クラスの営業職を外部から採用したい」というニーズが増えています。
投資意欲が高まっていることを受け、不動産金融など金融スペシャリストの求人も増えていますね。また、投資ファンドのアソシエイト職の求人なども目立っています。
バックオフィス系職種においては、経理職の採用ニーズは常に旺盛。さらに、各社とも人材難で採用に苦労していることから、人事採用担当の求人も好調です。ベテランよりも、現場でバリバリ活躍できる若手層のニーズが増えています。
なお、「保険代理店の営業職のニーズが旺盛」と前述しましたが、“保険の営業”と聞いたとたん、「辛そう」「ノルマが大変そう」と拒否反応を示す方がいらっしゃいます。しかし、仕事の内容は企業によってさまざまです。例えば、我々が数多く扱っている「保険代理店の営業の求人」は、大手企業系列の代理店が大半であり、営業対象は「親会社の従業員」や「親会社の管財物件」だったりと、マーケットが潤沢にあるケースが多い点が特徴です。
そもそも、無理なノルマを設ける、インセンティブ収入メインの求人案件は扱っていません。転職者が腰を据えて長く働け、キャリアアップ・ポジションアップができる、そんな求人にこだわっています。こういった求人を厳選して取り扱うことが求職者の満足度につながり、企業側から見れば安定的に活躍してくれる人材の採用につながる。双方がハッピーになれることだと思っています。
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