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転職活動の始め方・進め方を転職アドバイザーが解説

タブレットを見ながら微笑む若者初めての転職活動で、「どのような手順で始めればいいのかわからない」と悩んでいる人もいるでしょう。

転職活動のプロセスやスムーズに進めるコツなどについて、転職アドバイザーとして数多くの転職者をサポートしてきた粟野友樹氏に話を聞きました。

アドバイザー 粟野友樹
アドバイザー 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

転職活動を始める前に準備すること

転職活動の大まかな流れと各段階にかかる期間の目安は、下記のようになります。

転職活動フロー

この流れに沿って、それぞれのポイントを解説していきましょう。

転職準備において、まず行いたいのはスケジューリングです。

なぜなら、ある程度の時間軸の目安を持って活動しないと、書類作成に無駄に時間をかけてしまったり、「もっといい求人があるのではないか」と延々と求人検索を続けてしまったりして、転職活動が滞ってしまう可能性があるからです。

平均的な転職活動期間は3~6カ月と言われています。スケジュールについて、退職時期を設定して逆算していく、進行中のプロジェクトの終了時期を基点に考える、賞与や年末調整手続きの時期を見込んで計画するなど、何を基点にして立てるかは人それぞれですが、いずれの場合も多少の余裕を見込んでおくことがポイントです。

このスケジューリングは、在職中に転職活動をする人にはとても重要です。しかし、退職後に転職活動をする人の場合、一日も早く転職を成功させるために、求人探しや応募などの行動優先で活動を進めていく必要が出てくることもあります。その際は、求人探しと自己分析を同時に進めていくなどして、期間を短縮しましょう。

転職に関係する一般的な知識を得ておくことも、必要な準備の1つです。

冒頭で紹介した応募前後のプロセスはそのひとつですが、もうひとつ知っておくべきことが、現在の勤務先の就業規則です。なぜなら、就業規則には「退職する〇カ月前に通知すること」など、退職に関する規定が書かれているからです。

規定内容は企業によって異なるものの、スケジューリングにもかかわってくるので、早めに確認しておきましょう。

退職後に1カ月旅行してから入社するなど、退職時期と次の入社時期にブランクが生じるような場合は、国民健康保険や国民年金保険への加入手続きが必要になることがあります。該当しそうな場合は、こうした情報も事前にチェックしておくと安心です。

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応募書類の作成と求人探しは並行して進める

応募書類として用意するのは、履歴書職務経歴書です。各種デザイナーやエンジニアなど、職種によっては自分の成果物をまとめたポートフォリオも用意するといいでしょう。

応募書類の作成と求人探しは、並行して進めていくものと考えましょう。なぜなら、求人検索を進めていく中で、「自分の職務経験は応募したい求人のこの条件に合っているから、応募書類を少し書き換えてみよう」というように、書類作成と求人探しを行ったり来たりしながら進めていく可能性が高いからです。

求人は、転職サイトなどに自分の希望条件を入力して検索していきますが、最初からピタリと合致する求人だけが見つかるとは期待しないほうがいいでしょう。

特に転職活動が初めての人の場合、転職市況を把握できていないために条件設定がズレている(自分の条件が市場ニーズに見合っていない)ことがあります。また、興味の範囲が広すぎて絞り切れないために見つからないというケースも少なくありません。

思うように求人が見つからない場合は、やみくもに時間をかけて検索を続けるよりも「応募書類を作成しながら希望条件を広げたり狭めたりしてみる」「面接を受けながら条件を変更してみる」など、別のアプローチを試してみてください。

また、希望条件の中には、“理想条件”と“最低条件”があるはずです。

最低条件とは、「これだけは譲れない」というもの。給与、福利厚生、産休・育休制度、残業の有無など、人によってその条件は異なってきます。希望通りの条件で見つからない場合は、条件を変えながら検索していくことになりますが、その際も最低条件だけは守るようにしましょう。

自分の希望条件を変更してもなおピンとくる求人が見つからない、そのような場合は、“スカウト登録”の利用を検討しましょう。

スカウト登録とは、転職サイトで提供されている、「職務経歴や転職希望条件などを登録しておくと、求人企業から直接オファーが届く」というサービスで、サイトには掲載されていない非公開求人が届くこともあります。

中には、求人に出ることの少ない「大手の有名企業を狙いたい」という人もいると思います。「どうしても…」という人は、狙う企業の公式サイトにある採用ページをこまめにチェックするほか、転職エージェントに登録したり、スカウト登録を利用するなどして、非公開求人を狙いましょう。

ただし、大手企業が常に中途採用を行っているとは限らないので、見つかるかどうかはタイミング次第です。

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候補が複数社まとまったら応募しよう

応募したい候補企業がある程度まとまったら、求人を検索した転職サイト経由で応募しましょう。

7、8社程度をまとめて第一弾とし、同時に応募すると、次のプロセス(面接)へも同じようなタイミングで進んでいくので、進捗管理をしやすくなります。

第一弾の応募が済んだら、書類選考の結果を見ながら、第二弾の応募に備えて次の候補を探しておきましょう。

というのも、応募した全企業の面接に進めるわけではないからです。約半数の面接に進めるとしても、二次面接まで進めるのはさらにその半数程度が一般的。転職活動を安定した心理状態で進めていくためにも、常に“複数社の面接が進行中”という状態を保てるよう、応募の準備を整えましょう。

応募したら、各社の“応募後の流れ”を把握しておきます。

<応募後の流れ(一例)>
応募 → 書類選考 → 一次面接(+web適性検査)→ 二次面接 → 結果

上記は一般的な流れですが、中には最初の段階で適性検査を行う企業や、面接を3回以上行う企業などもあるからです。応募後の流れは、通常、企業の募集要項に記されています。

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面接へ進んだら

企業研究は、応募前にしっかりと行っておくのが理想ですが、仕事をしながらの転職活動は思うように時間がとれないのが現実です。

ですから、個別の企業情報や業界情報のリサーチは、面接に進めることがわかった時点で効率良く行う、というのも手です。

リサーチ情報を効率良くまとめるコツは2つ。

1つは、企業ごとにスプレッドシートを作成するなどして、各社の情報をすぐ取り出せるよう整理しておくこと。

もう1つは、自分が大切にしているポイント(企業理念など)が各社でどのように違うのか、横並びで比較できるよう一覧にしておくことです。

リサーチした情報を整理し、見やすくしておくことで、面接での受け答えをスムーズ行う手助けになります。

在職中の転職活動の場合、日中の面接が難しい場合も考えられます。そのような場合は、応募先企業に就業時間後などへの変更を打診しても問題ありません。

ただし、こちらから代替日を提示する場合はピンポイントは避け、複数日時を提示して検討してもらうようにしましょう。

記事作成日:2022年8月25日 WRITER:笠井貞子 EDIT:リクナビNEXT編集部
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※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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