次を最後の転職にしたい。後悔しない会社選びをするには?【転職相談室】
これまでに3回ほど転職を繰り返してきたTさん。40代になったことで「次を最後の転職にしたい」と考えるように。
「後悔しないためにはどんな会社に入ればいいのだろうか」という相談に、組織人事コンサルタントの粟野友樹さんがお答えします
目次
次を最後の転職にしたい。どんなことに気をつければ、後悔しない会社選びができますか?(Tさん/Webエンジニア/40歳/男性)

これまでに新しい技術やスキルを身につけられそうな場所を求めて、3回ほど転職を繰り返してきました。
今は、ITサービスのベンチャー企業でプロジェクトリーダーとして働いています。今の職場はベンチャーなだけあって体力勝負なことも多く、定年まで働くのは難しそうだなと思い転職を考えています。
年齢的にも40代になり、次を最後の転職にしたいとと思っていますが、どうすれば後悔しない会社選びをすることができるのでしょうか?
転職をして叶えたいことは何なのか「軸」を明確に





このまま、新しいことへのチャレンジや、面白いサービスに携わることだけを追い求めていいのかな…と。子供も2人目が生まれて手がかかるので、恥ずかしながら正直、少し落ち着きたいな…という気持ちもあります。





「最後の転職」だと思っていても、そうならないことも多い

例えばTさんの場合、25年前に戻ったと仮定して今のIT業界の状況を予測できたと思いますか?




例えば会社や自分の状況に変化があった時など、自分の希望に応じて働く場所を選んで行けるような、経験や実績を身につけるという考え方です。



40代以降の転職で求められていること

そのほかには、サービスを安定して運用するだけではなく、ビジネスを新しく創り出したり、事業として成り立たせるために収益化をさせたりする力などが求められるようになるでしょう。


ほかにも、ユーザーを増やしたり、類似プロダクトを横展開することで収益化できる事業を増やしたりといったことなども評価対象につながりますね。




「今はこういった視点で取り組んでいて、これからさらにこんな経験をして組織貢献力や事業を収益化する力をより身に付けたい」ということを面接で伝えられれば良いと思います。
とはいえ、体力勝負の環境を避けたいことには変わりありませんが。




ですが、組織や人、経営者とマッチをした時には、それまでのスピードが嘘のようにトントン拍子に進んでいくことも特徴の一つです。最初は上手くいかないと感じても粘り強く取り組んでみてくださいね。
よりマッチ度を高めるためには、自分の考え方や、キャリアへの展望を積極的に企業に伝えていってください。これまでに得た経験スキルや実績も、端的に表現できるように準備をしておくとより良いですよ。

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