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面接の緊張を和らげる方法。あがり症の人のための準備とは?【転職相談室】

面接を受けるビジネスマンの足元

初めての転職面接では誰しもが緊張してしまうものです。あがり症で人と話すことに苦手意識を抱いている方なら、なおさら不安に思うことでしょう。

緊張を和らげる方法と事前準備、当日の対策について、組織人事コンサルティングSegurosの粟野友樹氏にお答えいただきました。

アドバイザー 粟野友樹
アドバイザー 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

あがり症のため面接で緊張してしまわないか不安です(Mさん/26歳/事務職)

相談者
相談者

■相談内容
初めて転職の面接を受けることになりました。あがり症で人と話すのが苦手なため、緊張が緊張を呼び、本番でうまく話せないのではと不安に思っています。緊張を和らげるためにはどうすればいいですか?

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転職時の面接で緊張を和らげるには事前準備と心構え、自己理解が必要

▶アドバイザー
緊張しやすくて人と話すことに苦手意識を持っている方は、緊張でうまく答えられないことから、どんどん緊張してしまい、さらにうまく答えられなくなってしまうという負のループに陥りがちですよね。

▶相談者
まさに、そうなんです。

▶アドバイザー
緊張しやすくて人と話すことに苦手意識を持っている方は、緊張でうまく答えられないことから、どんどん緊張してしまい、さらにうまく答えられなくなってしまうという負のループに陥りがちですよね。

緊張は誰にでもある自然な反応ですが、ほぐすためにはいくつかコツがあります。

例えば、しっかりとした「事前準備」を行い、「心構え」を変えることによって緊張を軽減できるでしょう。

さらに、緊張しやすいケースを「自己理解」しておくと、当日の緊張を和らげることもしやすくなります

面接に必要な「事前準備」とは?

【1】企業リサーチをしっかりとしておく

転職の面接が初めての方のなかには、相手企業のリサーチがあまりできていないケースが見受けられます。

まずは、求人票や企業の採用ページなどから、どんな人材を求めていて、どんなスキルに興味を示しているのかをしっかりと調べて把握しておくことが大切です。

【2】面接で話したい大切なポイントを整理しておく

リサーチした内容をベースにして自分が伝えたいポイントを整理しておけば、スムーズな受け答えにつながり、心に余裕もできると思います。

注意点として、伝えたい内容を整理する際、丸暗記するといったことは避けましょう

言いたいことを一言一句暗記して臨むと、想定外の質問を聞かれた際に、余計、緊張が増してしまうからです。

【3】実践練習をしておく

経験不足による不安感からも緊張は生まれるものです。

面接の本番を想定した実践練習を重ね、少しでも不安な気持ちを取り除くようにしましょう。

練習をする時は、ただやみくもに行うのではなく、ポイントをおさえつつ実践するようにしましょう。

<実践練習のポイント>
・面接の一連の流れをシミュレーションする(会場到着から、受付、入室、面接、退室まで)

・オンライン面接を受ける場合は、オンライン上での流れを押さえておく(入室、面接、退室まで)

・自己紹介、職務経歴、志望動機、転職理由、自己PRは、それぞれの項目で伝えたいポイントを頭にとどめ、自分の言葉で話せるようになるまで、声に出して練習をする

・聞き取りやすい話し方をしているか、立居振る舞いの印象はどうかなど、客観的に確認して、気になる点は改善する(第三者もしくはセルフ撮影)

面接で押さえておきたい「心構え」とは?

【1】初めての面接は誰でも緊張するものと考える

「みんな緊張するもの」「緊張して当たり前」といった思考におきかえれば、緊張しているのは自分だけではないと思えて、気持ちが楽になるかもしれません。

【2】完璧を目指さない、失敗を恐れない

面接は、テストのように正解不正解があるようなものではありません。

企業の社風と合うかどうか、今求めている人材と合致しているかどうか、他に面接を受けている人との比較でどうかなど、さまざまな観点から判断され、同じことを同じように話しても、企業や面接担当者によって評価は異なります。

能力の評価だけではなく、相性という判断基準も含めて決まるのだと考えて、完璧な回答を目指さないよう意識してみるのも良いかもしれません。

【3】「評価される」という見方ではなく「対等な立場」という考え方で臨む

評価される立場とは考えず、自分も企業との相性を判断するという意味で面接担当者と対等な立場だという心構えで臨めば、ガチガチに張り詰めた緊張の糸もほぐれてくると思います。

【4】質問ごとに気持ちを切り替える

面接では、答えた内容に対して「なぜ?」と何度も深堀りされることがあります。

その際、1カ所でも回答に詰まる場面があると「今の回答で評価が下がったのではないか」などと不安になり緊張感が高まるという悪循環に陥りがちです。

面接では一つの回答ややり取りだけで評価が決まることは少ないですし、回答がまとまっていなくても自分の言葉で語ろうとする姿勢が大事です。

そう理解していれば、切り替えて次の質問に集中できるようになるでしょう。

「自己理解」が面接当日に緊張を和らげる鍵になる

【1】 緊張しやすいケースを事前に把握し、対策をする

緊張しやすいケースを理解しておくことで、対策を考えることができます。

人は過度に一つの物事に期待をすると緊張してしまうものです。

選考が進んでいる企業の面接にはしっかり準備をしつつも、「この面接が思うように進まなくても、ほかの会社という選択肢もある」と思うことで視野を広げ、緊張を和らげることができるでしょう。

【2】 準備に対する自分の納得度を高めておく

完璧な面接対策をするのは難しくても、「あんなに練習したのだから大丈夫」などと、準備に対する自分の納得度を高めておくと、より安心です。

「面接までに1時間はこの企業の面接対策の時間をとる」「模擬面接を1回は実施する」など自分なりの行動目標を立て、進めていきましょう。

【3】 自分なりの緊張のほぐし方を見つけておく

呼吸を整える、イメージトレーニングをする、好きな音楽を聴くなど、自分なりに緊張のほぐし方を見つけておくのも一つの方法です。

ルーティン化しておくと、より効果的かもしれません。

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面接当日に緊張を和らげるコツ

▶相談者
事前準備についてはわかりました。面接当日はどのように過ごしたらいいでしょうか?

アドバイザー
しっかりと事前準備をした上で、当日は下記の点を実践できるといいでしょう。

時間に余裕を持って行動する

ギリギリのスケジュールで行動すると気持ちに焦りが出てしまいます。

当日は時間に余裕を持って行動するように心がけましょう。

面接会場に早めに到着できるようスケジュールを確認し、オンライン面接ではカメラやマイクチェックなどの準備時間を確保しておくと安心です。

緊張をほぐすためのルーティンを実践する

事前に自分なりの緊張のほぐし方を見つけられたなら、その実践をして心を落ち着かせましょう。

好きな飲み物を飲む、好きな香りをかぐ、身体や表情をほぐすストレッチをするなど、どんなことでもOKです。

落ち着いて自分なりのルーティンを行うためにも、時間に余裕を持って動けるといいですね。

伝えたいことを見直しておく

事前準備で整理しておいた「これだけは伝えたい」ポイントをメモしておき、面接前に一通り見直しておくのもおすすめです。

うまくいく姿を思い描いてイメージトレーニングをしていきましょう。

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緊張しやすいあがり症の人が面接で話すときのポイント

▶相談者
面接中に、緊張しないためのポイントなどはありますか?

アドバイザー
話し方に気をつけることで、極度な緊張を和らげる方法はあります。

早口にならないようゆっくりと話す

緊張すると早口になりがちですが、早口で話すことにメリットはあまりありません。

伝えたいことが相手に伝わりにくくなることや、会話のやりとりが意図しない方向へ向かってしまうというリスクも。

ゆっくりとした口調や動作は気持ちを落ち着かせるのに有効だと言われていますので、意識してゆっくり話すといいでしょう。

「緊張している」と正直に伝えてみる

面接を受ける側は緊張していることは、企業側も理解しています。

緊張すること自体にマイナス要素はありませんから、正直に「緊張しています」と伝えてみるのもひとつの手です。

言葉にすることで緊張がほぐれることがありますし、面接担当者も緊張している前提で寛容に対応してくれることもあるでしょう。

自己紹介はすらすらと話せるようにしておく

多くの面接では、面接の冒頭に「自己紹介」を促されることから始まります。

面接の序盤でうまくいけば、そのまま波にのって、最後までスムーズに進めやすくなります。

自分から質問していく

企業側からの質問が立て続くと緊張が増してしまいますよね。

こちらからの質問を差し込むと流れが変わって、気持ちが楽になることもあります。

意思疎通ができていないと感じる場合は「今の回答であっていますか?」と聞いてみる

相手の反応が薄かったり、同じような質問を繰り返されたりする場合は、質問に対してピントのずれた回答をしてしまっている可能性があり、緊張の要因になることがあります。

不安に感じたときは「今の回答であっていますか?」と確認を入れ、コミュニケーションの齟齬を減らせるよう意識しましょう。

幅広くエントリーして面接の経験を積んでみるのも解決策のひとつ

始めから応募企業を絞りすぎずに、候補を広げてエントリーしてみるのも一つの手です。

面接の経験を重ねることで、雰囲気や受け答えに慣れることができれば、緊張が和らぐ場合もあります。

ただし、転職軸があやふやなまま、やみくもに面接を受けることはやめておきましょう

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※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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