転職なら社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】|求人、転職に関する情報満載! 2020/12/04 UPDATE 毎週水・金曜更新!

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営業から事務職に転職したいのですが年収は大幅ダウンしますか?【転職相談室】

パソコンの前で考え事をしている女性転職先によっては、年収が前職の時よりも大幅に変わることもあります。場合によっては大幅にダウンすることも。

今回は、「営業から事務職に転職したいのですが年収は大幅ダウンしますか?」という方のご相談に、組織人事コンサルティングSegurosの粟野氏がお答えします。

アドバイザー

粟野友樹さんプロフィール画像

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント

粟野友樹氏

約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルを行っている。

営業から事務職に転職したいのですが年収は大幅ダウンしますか?(Sさん/営業職/28歳/女性)

<相談内容>
少額ですが、大学生の時から投資を続けていました。「興味のあることを仕事にしたい」と考え、就職活動でも金融業界を中心にエントリーし、受かったのが、現在勤めている金融機関です。
 
世の中には“投資”に対してネガティブな印象をお持ちの方もいるのですが、余裕のある資金を投資に回すことで、生活を豊かにできることを知ってもらいたい、という想いがあります。これは、何百万、何千万も投資して高級マンションに住んだり、ファーストクラスに乗って旅行したりするような夢のような話ではなくて、少額をコツコツと投資に回し、増えたお金で少しだけ豪華なレストランに行くとか、欲しかった服を買うとか、とても現実的な話です。もちろんマイナスになってしまう可能性もありますが、日常生活に小さな幸せが訪れる可能性もあるんです。
 
こうした想いから、個人向けの営業職を希望したのですが、入社してすぐに現実とのギャップを痛感することになりました。営業職なので新規開拓のノルマが厳しく、目標を達成するために、電話と訪問営業を毎日何十件も行わなければなりません。世の中には数多くの優良な投資商品があるのに、自社で扱っている商品しかご案内できないことにもジレンマがありました。
 
もちろん、過酷な営業活動が給与に反映していることは理解しています。「世の中にパーフェクトな仕事はない」と我慢していましたが、入社して5年が過ぎ、いよいよ「年収が下がってもいいので転職したい」と考えるようになりました。できれば事務職がいいのですが、転職すると年収は大幅にダウンしますか?
相談者
相談者

事務職希望であれば年収ダウンの可能性が高い

アドバイザー
アドバイザー
営業職から事務職をご希望されていますが、どのような仕事をイメージされていますか?
正直、高いノルマが課せられたりしなければ、仕事は何でもいいというか…。ただ、金融商品の知識はありますが、専門スキルがないことを実感しています。長く働き続けていきたいので、専門スキルが身につくような仕事がいいですね。
相談者
相談者
アドバイザー
アドバイザー
事務職にこだわっているわけではないのですね。一般的に、金融機関の営業職は年収が高く、転職するとなると大幅に年収が下がる可能性があります。大幅な年収ダウンを避けたいのでしたら、営業職で業界を変えるという方法もありますが、いかがですか?
数字を追い続けることに疲れてしまったので、やっぱり年収ダウンよりも専門スキルが身につく仕事を優先したいです。学生時代から続けていた投資で、少しだけ貯金がありますので、大幅に年収ダウンしても生活はしていけそうですし…。
相談者
相談者
アドバイザー
アドバイザー
今でも投資がお好きなのですね。
はい。やっぱり先の見えない世の中だからこそ、お金の知識を身につけておくことが大切だと思っています。なので、金融に関わる仕事で専門スキルが身につけられるとベストですね。
相談者
相談者

専門スキルにこだわるなら、事務職以外の仕事にチャレンジしよう

アドバイザー
アドバイザー
まず、候補として挙げられるのは、金融機関や金融機関と取引のある企業、Fintech企業の事務・アシスタント職です。ディスクロージャー系の企業や金融に近いコンサルティングファームの事務職も、金融の知識が活かせるかもしれません。ただやはり、事務・アシスタント職だと、サポートがメインの仕事となってしまいます。
事務職でも営業経験を活かして “営業事務”、簿記などの資格を取得して“経理事務”という選択肢であれば、専門性は幾分高くなるでしょう。
なるほど…。では、事務職以外の選択肢はありますか?
相談者
相談者
アドバイザー
アドバイザー
専門スキルが身につく仕事として挙げられるのが、人材系企業のキャリアアドバイザーの仕事です。金融業界で培った知識を活かして、求職者に対してアドバイスやフォローを行います。キャリアアドバイザーの経験を通じて、採用に関わる知識やスキルを身につけることができるでしょう。
 
他にも、求人は多くはないかもしれませんが、金融系の自社メディアを持っているIT・Web系企業の編集職という選択肢もあるかもしれません。メディアは「世の中に情報を届けること」が使命です。投資にネガティブな印象を持っている方に対して、「日常生活に小さな幸せが訪れる可能性がある」ということを、伝えることができるのではないでしょうか。
 
なお、専門スキルを身につけられる仕事のひとつとして、“ITエンジニア”という選択肢もあるかもしれません。いきなり金融系SIerや、金融系のサービスを提供しているIT企業のエンジニア職に、プログラミング未経験でチャレンジするのは、かなりハードルが高くなりますが、未経験者も受け入れている受託開発などの企業であれば、転職は不可能ではありません。開発経験を積んで、次のキャリアとして金融系の企業に転職するという方法もあります。
営業や事務職以外にも様々な選択肢があるんですね!年収が下がっても、チャレンジしたくなりました。
相談者
相談者
アドバイザー
アドバイザー
ただ、どの選択肢も未経験からの転職になります。選考通過が難しい可能性があるので、できるだけ興味を持った求人には幅広く応募することをお勧めします。

まとめ

  • 金融機関の営業から事務職への転職では、年収が下がる可能性が高い
  • 専門スキルを身につけたいのであれば、事務職以外の職種も視野に入れてみては
  • 未経験で専門職への転職は難易度が高いので、幅を広げて応募しましょう
記事作成日:2019年12月20日 ILLUST:二村大輔 EDIT:リクナビNEXT編集部