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履歴書に職歴を書ききれない時のまとめ方・略し方<書き方例あり>

履歴書を書いているビジネスマンのイメージ

職歴が多くて履歴書に書ききれない——そんな場合の対処方法について、省略していい情報・いけない情報の違いや、書き方の工夫とあわせて、組織人事コンサルティングSegurosの粟野友樹氏が解説します。

「転職回数が多い」「派遣・アルバイトの履歴が多い」などケース別の書き方についてもまとめていますので、参考にしてください。

アドバイザー 粟野友樹
アドバイザー 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

職歴が書ききれない場合のまとめ方

履歴書の職歴欄が足りないときでも、経歴そのものを省略することは基本的に避けなければなりません

そのうえで、以下の点のように工夫できないか試してみてください。

▼職歴欄をコンパクトにまとめるために工夫できること

  • 学歴欄を「高校卒業」から記載する(高校入学を省略)
  • 入社と退職を1行にまとめる
  • 「現在に至る」と「以上」を同じ行に記載する
  • 職歴欄に多く書き込めるテンプレートを使う
  • テンプレートが編集できる場合、不要な欄(趣味・特技など)をカットして職歴欄を広げる
  • 配属部署や支店名など詳細な情報は略してOK
  • 職務内容の詳細は職務経歴書やポートフォリオなど別紙で補足する

学歴・職歴欄の基本的な書き方については以下の記事もご参照ください。

履歴書「学歴欄」の書き方│見本を基にポイント解説
履歴書「職歴欄」の正しい書き方を見本つきで解説

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職歴が書ききれない…そんな時に注意すべきこと<ケース別>

職歴が多すぎて履歴書に書ききれない場合でも、在籍した会社名と在籍期間は省略せず、伝えるべき情報を正しく簡潔にまとめることが原則です。

そのうえで、転職回数が多い・派遣先が多い・短期勤務が多いなど、よくあるケース別に書き方の工夫と記載例を紹介します。

転職回数が多い場合の書き方

  • 職歴欄スペースの広い履歴書テンプレートを選びます。
  • 学歴を「高校卒業」から書き、行数を確保します。
  • 各社の職歴は「○○社 入社/○○社 退職」を1行にまとめます。
  • 配属先名(支店・部署など)は省略して職務経歴書に記載すればOKです。
▼記載例
勤務先及び職務内容
20XXXX株式会社Aに入社(20XX年XX月一身上の都合により退職)
20XXXX株式会社Bに入社(20XX年XX月一身上の都合により退職)
20XXXX株式会社Cに入社(20XX年XX月一身上の都合により退職)
20XXXX株式会社Dに入社(20XX年XX月一身上の都合により退職)
20XXXX株式会社Eに入社(20XX年XX月一身上の都合により退職)
20XXXX株式会社Fに入社(20XX年XX月一身上の都合により退職)
20XXXX株式会社Gに入社(20XX年XX月一身上の都合により退職)
20XXXX株式会社Hに入社(20XX年XX月一身上の都合により退職)
20XXXX株式会社Iに入社(現在に至る)            以上

派遣期間が長く、派遣先が多い場合の書き方

  • 派遣元企業を明記し、派遣された企業をまとめます。
  • 仕事内容の詳細は職務経歴書で補足します。
▼記載例
勤務先及び職務内容
20XXXX株式会社A(派遣元)に登録
  株式会社B(派遣先)にて事務スタッフとして勤務
20XXXX  株式会社C(派遣先)にて営業事務として勤務
20XXXX  株式会社D(派遣先)にて経理アシスタントとして勤務
20XXXX  株式会社E(派遣先)にて営業事務として勤務
 現在に至る ※詳細は職務経歴書に記載しております

アルバイト・パート・短期勤務の履歴が多い場合の書き方

  • アルバイトやパートは基本的に履歴書には記載不要です。
  • ただし応募先に関連する職歴やスキルのアピールに繋がる場合は記載して構いません。
  • 詳細は職務経歴書で補足します。
▼記載例
勤務先及び職務内容
  20XX年~20XX年の間に、プログラミングのアルバイトとして3社に勤務
  20XX年~20XX年の間に、webデザイナーのアルバイトとして2社に勤務
  ※詳細は職務経歴書に記載しております

異動や出向、転籍などが多い場合の書き方

  • 入社と同じ行に「配属」を記載します。
  • 1社内での「出向」「帰任」は1行でまとめます。
  • 「転籍」と「配属」のケースも1行にまとめます。
  • 余裕がなければ配属先や職務内容は職務経歴書に記載すれば問題ありません。
▼記載例
勤務先及び職務内容
 20XXXXA株式会社 入社(営業部に配属、主に都内の新規開拓を担当)
  20XX年 株式会社Bに出向 20XX年 帰任 
  20XX年 株式会社Cに出向 20XX年 帰任 

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職歴を書ききれない場合によくある質問

Q. 職歴が多いと不利になる?

職歴の多さ自体がマイナスになることはありません。
理由や背景、そこで何を学び、どう活かしたいかを説明できるかが重要です。

Q. 履歴書の職歴欄、一部を省略したらどうなる?

省略によって経歴のつながりが不明になると、採用担当者に不信感を与える恐れがあります。
履歴書ではできるだけコンパクトにする工夫をし、職務経歴書に詳細を記載しましょう。

Q. 企業名を省略してもいい?

企業名は省略せず記載するのが原則です。

Q. 試用期間中の退職は省略してもいい?

試用期間でも雇用契約を結んでいれば職歴として記載する必要があります。

Q.「40歳、20社在籍」など、全ての職歴を書ききれそうもない場合は?

リクナビNXTでは職歴欄を多く設けたテンプレートを用意しています。
履歴書テンプレート・職務経歴書フォーマットの無料ダウンロード(Excel・Word・PDF)と見本」ページでダウンロードしていただけますので、書き方なども参考にしながら活用してください。

Q. 職歴が多すぎて思い出せない。どうすればいい?
転職・求人 トップ > 転職成功ノウハウ > 職務経歴書・履歴書を用意する > 履歴書の書き方 > 履歴書に職歴を書ききれない時のまとめ方・略し方<書き方例あり>

※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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