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個人事業主・フリーランス・自営業をしていた場合の履歴書の書き方と例文

履歴書を書く人のイラスト

個人事業主・フリーランス・自営業だった方が社員や業務委託として企業で働く場合、応募書類として履歴書と職務経歴書の提出を求められることがあります。

履歴書の職歴欄には、これまでの仕事の経歴をもれなく記載するのがルールですが、個人事業主・フリーランス・自営業の場合はどのように書けば良いのでしょうか?

そこで今回は、個人事業主・フリーランス・自営業をしていた場合の履歴書について、書き方をご紹介します。

アドバイザー 粟野友樹
アドバイザー 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

個人事業主・フリーランス・自営業をしていた場合の履歴書の職歴欄の書き方と例文

個人事業主・フリーランス・自営業の履歴書の書き方ですが、個人事業主・フリーランス自営業(起業・家業の手伝い)では書き方が異なります。

ここでは、2つのケースに分けて履歴書の書き方と見本をご紹介します。

個人事業主・フリーランスとして働いていた場合の履歴書の書き方

個人事業主・フリーランスとして仕事をしていた場合は、屋号を持っていれば屋号と「開業」、持っていない場合は「個人事業主として開業」などと記載しましょう。

個人事業主としての事業を閉じた場合は、「廃業」と記載します。

この場合も、職歴欄にゆとりがあれば具体的な業務内容を補足しておくと、どんな業務に携わってきたのかを伝えることができます。

<書き方例>
20XX年4月 ○○○○ 開業
スマートフォン向けアプリを中心とした開発業務に従事
20XX年3月 ○○○○ 廃業

自営業(企業・家業の手伝い)をしていた場合の履歴書の書き方

起業し、会社を経営していた場合は、起業した会社名とともに「設立」と記載します。

会社をたたんだ年月を「解散」と書きましょう

職歴欄にゆとりがあれば、社名だけでなく具体的な事業内容を簡潔に補足しておくと、採用担当者にとって分かりやすくなるでしょう。

<書き方例>
20XX年4月 株式会社○○○○ 設立
スマートフォン向けアプリ開発を中心とした事業を展開
20XX年3月 株式会社○○○○ 解散

家業を手伝っていた場合は、家業が法人で従業員として働いていれば、通常の職歴の書き方と同様に、会社名と「入社」「退社(または退職)」と記載します。

農業や商店など、家族従事者として家業を手伝っていた場合は、「家業である○○業に従事」などと書くようにしましょう。

この場合も、職歴欄にゆとりがあれば、家業でどのような業務をしていたのか簡潔に補足すると、経験・スキルが伝わりやすくなります。

<書き方例>
20XX年4月 家業である○○業に従事
経理担当として、伝票処理や帳簿入力を行う
20XX年3月 一身上の都合により退職

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個人事業主・フリーランス・自営業をしていた場合の履歴書の書き方のポイント

履歴書の職歴欄には、これまでに所属していた企業を全て記載するのがルールです。

ただし、個人事業主・フリーランス・自営業の期間は、企業に所属していないケースもあるため、書き方に悩んでしまう方もいるようです。

職歴欄は、応募先に合わせて書き方を工夫しましょう。

正社員・アルバイトに応募する場合

個人事業主やフリーランスで働いていた場合、応募する企業や職種によっては「会社組織で働くことに慣れていないのでは」「チームワークで働けるのだろうか」という懸念をされる可能性があります。

もし過去に業務委託として企業で働いたことがある、プロジェクトに参加していた経験があるという場合は、どのような組織で、週や月に何日程度働いていたのかを補足すると良いでしょう。

業務委託として企業で働く場合

すでに業務委託として働く企業が決まっていて、履歴書の提出を求められた場合は、任せられる仕事に活かせる経験を中心に記載します。

即戦力として成果を出せることをアピールするために、職歴欄にこれまでに携わった案件内容や数などを書くほかに、自己PR欄や職務経歴書などでスキルレベルが分かる実績を書くという方法もあります。

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個人事業主・フリーランス・自営業をしていた場合の志望動機・自己PRの書き方と例文

履歴書には志望動機欄や自己PR欄が設けられていることがあります。

個人事業主・フリーランス・自営業の場合の書き方のポイントを解説します。

正社員・アルバイトに応募する場合

正社員・アルバイトに応募する場合は、なぜ個人事業主・フリーランス・自営業を辞めて企業で働きたいのかを志望動機でアピールする必要があります。

その際に、「安定した環境で働きたい」「チームワークを活かして働きたい」といった志望理由だと、「うちでなくてもいいのでは?」と捉えられてしまう可能性があります。

志望動機には、その企業を選んだ理由とともにこれまでの経験で活かせることをアピールしましょう。

業務委託として企業で働く場合

業務委託として企業で働く場合は、案件内容を事前に確認し、これまでの経験・スキルが発揮できることを志望動機や自己PRで具体的にアピールしましょう。

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個人事業主・フリーランス・自営業の応募書類の注意点

個人事業主・フリーランス・自営業をしていた方の、応募書類での注意点を解説します。

正社員・アルバイトに応募する場合は転職理由を意識する

「転職理由」は転職して実現したいことですが、面接では志望動機との一貫性を見られます。

面接で転職理由を聞かれることを想定して、応募書類の作成段階で転職理由を明らかにしておきましょう

実績を書く時は守秘義務に配慮する

企業間だけでなく、個人事業主やフリーランスとも秘密保持契約(NDA)を締結する企業も少なくありません。

過去の実績をアピールしようとして細かい点まで話すぎてしまうと、応募する企業や業界・職種によっては情報管理への意識に不安を抱かれる可能性があります。

特に過去に秘密保持契約を結んでいる案件については、守秘義務の範囲内で慎重に記載するようにしましょう。

件数や予算などの規模感を数値で表す

会社員であれば、採用担当者は履歴書の職歴欄に記載された所属企業や部門、所属期間などから応募者の経験・スキルのレベルを想定しますが、個人事業主・フリーランス・自営業は所属企業ごとの職歴ではないので、伝え方に工夫が必要です。

これまでに関わった案件数や予算規模など、数値を交えて実績をアピールすると、採用担当者に経験・スキルが伝わりやすくなるでしょう。

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※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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