履歴書の写真にスピード写真はダメ?写真の加工は?
今回は「履歴書のマナー」について。手書きの履歴書には必ず写真を貼りますよね。この写真、「形式的なものでしょ」とついつい油断してしまうこともありますが、実は守るべきマナーがしっかりあるのです。今回はそんな問題。
忙しくて履歴書用の写真を写真館で撮影する余裕がないAさん。「スピード写真でいいか…あ、モノクロ写真なら最近撮ったのがあるな。自分でデジカメで撮って加工する手もあるぞ」なんて考え始めましたが…。
次のうち最もNG度が高いのはどれ?
【正解は?】
1 実物より素敵に顔をデジタル加工
2 モノクロの写真を使用
3 写真館ではなくスピード写真で撮影
答え:1) 実物より素敵に顔をデジタル加工
まず最初に説明しておくと、履歴書の写真でベストなのは「写真館に行ってプロの手で撮ってもらうこと」です(カラーで撮るのが一般的です)。クオリティの高い写真を貼付したほうが当然ながら第一印象が良いですし、会社側に誠意や熱意が伝わりますからね。
ただ、採用側が履歴書に写真の貼付を求めるのは、あくまで本人確認のため。ですから、スピード写真でも、はっきりと写っていれば問題なしとする会社が多いようです。また、モノクロもNG度が高そうですが、以前リクナビNEXTで企業の人事に調査したところ、「履歴書の写真はモノクロでも構わない」という回答が8割でした。いずれも、最善を期するなら避けたほうがいいですが、「絶対にNG」とまでは言えないのです。
しかし、顔を加工するとなると話は別。写真でいくら細面にしたり、彫を深くしたりして素敵にしても、面接のときに実際に会えば、細工したことはバレてしまいます。それでは、本人確認の目的を果たせないうえに、「本来の自分を偽っている」という印象を持たれ、マイナス評価につながる危険も。目の下のくまをとるくらいの最低限の加工ならまだしもですが、やりすぎはくれぐれも禁物。大事なのは取り繕うことよりも、「誠意」なのです!
読者のみなさんの声
■わざわざ写真館に行って写真を撮るのもけっこう手間だし、何より写真代もたくさんだとバカになりません。不採用の場合、すべての企業で履歴書を返してもらえると写真が再利用できてありがたいんですけど。もちろん企業の手間になるのもわかりますし、ボロボロになったのを貼るのは自粛しますから…。(kongさん)
■友人が大学生のときの有名な某写真館で撮影した就活用写真を見せてもらいました。若い(今から7年前)とかいう以前に、素敵すぎて完全に別人。「たくさん焼き増ししすぎて、まだ余ってるから次に就職活動することがあればこれを使う」と言い張っていましたが、みんなでとめました。しかし次はそこで撮ってもらおうかと思った自分。(ミナミナさん)
■画像ソフトで修正した履歴書写真を見て、面接官が第一声。「本当にあなたの写真?顔色も違うけど」。いきなりの突っ込みに、とっさに「就活で、日焼けしてしまいまして」と私。その受け答えが面白いからと採用されましたが冷や汗ものでした。やっぱり誠実一番ですね。(モコさん)
記事作成日:2008年5月19日 WRITING 伊藤敬太郎
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