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転職にぼんやりと不安を感じる人が知っておきたいこと【お悩み別対処法】

「転職はしたいが、何となく不安…」。このように、転職に対して“ぼんやりとした不安”を抱えている人はいませんか?

なぜ人は、転職に対してぼんやり不安を覚えるのか、そして不安に対してどう対応すればいいのか、組織人事コンサルティングSegurosの粟野友樹氏に伺いました。

アドバイザー 粟野友樹
アドバイザー 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

実は約7割もの人が、転職に不安を感じている

リクナビNEXTがビジネスパーソン552人に行ったアンケートによると、「転職するときに不安を感じたことはありますか」との問いに、67.6%の人が「不安を感じた」と答えています。つまり、転職に対してぼんやりとした不安を抱くのは決して珍しいことではない、と言えます。

「転職したいけど失敗したらどうしよう…」不安解消のための7つのアドバイス

さらに、「不安を感じた」と答えた人に、「転職活動中に最も不安に感じたことは何ですか?」と聞いたところ、上位は以下のような結果になりました。

「希望する条件(勤務条件、年収など)で転職できるか」(32.3%)
「自身の経験やスキルが通用するか」(16.5%)
「この年齢で転職してよいか」(15.2%)
「面接が通るか」(13.3%)
「転職活動が長引かないか」(12.0%)

「理由はわからないけれど、何となく不安…」という人も、不安の原因を紐解いてみたら、これらのいずれかに当てはまるのではないでしょうか。

まずは、「転職に際して不安を感じるのは当たり前」と捉え、不安に捉われすぎず、何のために転職したいのかを冷静に考えてみるところから始めてみましょう。

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転職しないほうがいいケースとは?転職の判断基準

とはいえ、以下に当てはまる人は、むやみに転職を焦らないほうがいいでしょう。不安を打ち消して転職活動したとしても、ミスマッチが起こりやすく、入社してから「こんなはずじゃなかった」と後悔する恐れがあるからです。

自分の経験・スキルを整理できていない

中途採用は即戦力採用が多いので、企業にとってはその人がどんな実績、経験、スキルを持ち、どう貢献してくれるのかが重要です。しかし、自分の市場価値を理解しておらず、会社の知名度や役職だけで自分の価値を測ってしまい、アピール方法を間違ってしまう人は少なくありません。

まずは自身の経験・スキルを振り返って棚卸しを行い、強みや持ち味などのアピールポイントを洗い出しましょう。それをもとに、リクナビNEXTなどの転職サービスにレジュメを登録しておくと、企業からスカウト(オファー)が届きます。どのような経験・スキルが評価されるのかを分析することで、自身の市場価値を認識できるでしょう。

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転職活動において優先する軸が決まっていない

転職で何を実現したいと思っているのか、優先する軸を決めておかないと、判断がぶれてしまい希望通りの転職ができなくなる可能性があります。

例えば、「裁量権を持って仕事がしたい」という軸で転職活動していたはずが、活動を進めるうちに「役職や年収を下げたくない」「できれば企業規模は大きいほうがいい」などとどんどん要望が増えてしまい、気づけば本来の目的とは異なる軸で転職を決めてしまった…というケースは少なくありません。

転職活動を始める前に、「これだけは譲れない」という軸を1本決めることが、ぶれることなく希望通りの転職を実現するポイントです。

憧ればかりが先行している

憧れの業界に転職してみたい、メディアによく出ているあの企業で働いてみたい…など、憧れ先行で転職活動を行ってしまい、転職後に現実を知りギャップを感じるケースは少なくありません。

転職前は「憧れの企業は理想通りであってほしい」という願望が強くなることから、現実的な条件や労働環境の想像力が欠けてしまいがち。盲目的に突き進まず、きちんと情報収集をして吟味することが大切です。

現職への不平不満だけで転職を考えている

人間関係が不満、仕事が合わない…など、今の環境がとにかく嫌だから転職したい!と考える人は多いですが、不平不満が理由では転職先は決まりません。現職への不満から逃れるために転職を考えている人は、採用担当者から見ると入社後にどのような活躍をしてもらえるのかイメージしにくいものです。

現状が嫌だと思う気持ちの裏には、「〇〇を叶えたい、△△を成し遂げたい(しかし今の環境ではできない)」という前向きな気持ちが隠れているはずです。不平不満に捉われすぎず、転職先でどんな仕事をしたいのか、どう貢献したいのかという視点で、志望動機を考えてみましょう。

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転職活動の前に考えておくといいこと

前項で紹介した4つのケースすべてにおいて、事前の「情報収集」と「自己理解」を深めること、その上で転職すべきかどうか「冷静に判断」することが大事です。

「自己理解」は、転職市場における自分の立ち位置を知ることなので、「自分一人の力で深めるのは難しいのでは」と感じる人もいるかもしれません。転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談するのも一つの方法ですが、実際に応募企業の選考で採用担当者からフィードバックをもらいながら自分の価値を確認するのもいいでしょう。

自己理解を行い、自身の強みと、何を実現したいかを言語化できるまで、しっかり情報収集することをお勧めします。そのうえで、「今決めなくては…」と決断を急がず、いつ転職するのが自分にとってベストなのか、冷静に判断することが肝心です。

参考記事:
転職しない方がいい人の特徴とは?転職前に知っておきたい判断基準

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「ぼんやりとした不安」をどう解消する?不安内容別の対処法

前述の「転職しないほうがいい」ケースには当てはまらないけれど、何となく不安…という人は、その不安を軽減することで希望通りの転職に向かって一歩踏み出せるようになるでしょう。ここでは不安の内容別に、対処法をご紹介します。

新しい会社になじめるか不安

入社前にあれこれ悩んでも仕方ありません。まずは希望条件に合い、自身の力が発揮できそうな企業を選んで転職活動を行うのが大前提です。

内定先が決まり、新しい環境に早くなじむには、「正しい相互理解」が重要。入社前に準備しておいた方がいいのは次の2点です。

自己紹介内容を磨いておく

自己紹介を磨くことは人間関係構築の要。新しい職場に入る際には、自己紹介をする場面が必ずあるはずです。そこで伝える、1分程度の自己紹介をしっかりと練っておきましょう。

ポイントは「自身のパーソナリティを伝える」を意識すること。生い立ちや今までのキャリア、入社動機、趣味や特技など、自分の人となりがわかる情報を整理して自己紹介で伝えると、新しい職場の人は、親近感を持って接することができます。共通の話題が見つかり、一気に打ち解けられるかもしれません。

上司の情報を集めておく

仕事で最も関わることになる「上司」のタイプを知っておくことも重要です。可能であれば入社前に、人事担当者などに上司になる人のキャリアや人柄を聞いてみるといいでしょう。難しい場合は、入社後に上司とコミュニケーションを取るのがうまい人を見つけて、聞いてみることをお勧めします。

上司を知ることで、何に気を付けて行動すればいいのかが見えてきたり、コミュニケーションのポイントがつかめたりします。さらに、自分の思い込みで上司を判断することを防げるため、関係性構築もスムーズになるでしょう。

希望条件通りの仕事が見つかるか不安

転職市場の動向は、「採用ニーズ」と「求職者」の需給バランスで決まります。従って、自身の希望にマッチする求人があるかどうかは、転職活動をしてみないことにはわかりません。まずは、転職先に対する希望条件を明らかにしたうえで、優先する軸を決めて求人を探し、応募してみましょう。

そのうえで、条件に見合う企業が見つからない、希望に沿った企業に応募しても落ちてしまう…などの壁にぶつかったら、キャリアアドバイザーなどに相談してみることをお勧めします。また、転職サイトのスカウトサービスに登録して、オファーの内容から自身の強みをつかみ、希望条件を見直してみるのも一つの方法です。

やりたい仕事が見つかるか不安

転職はしたいけれど、やりたい仕事がわからない…という不安があるならば、「何をやりたいか」ではなく「自分の適職は何か」という視点で考えるという方法があります。

「適職」とは、モチベーション高く取り組め、成果も出せている仕事のこと。これまでの経験を振り返り、「没頭できた仕事や経験」や「上司や会社から高く評価された仕事や経験」を書き出して整理すると、自身の適職が見えてくるでしょう。もちろん、適性診断などを参考にするのも有効です。
こうして洗い出した適職を軸に求人をピックアップすれば、「やってみたい」と思える仕事に出会える確率が高まるでしょう。

なお、内定が出たからと言って必ずしも転職しなければいけないわけではありません。まずは転職活動を始めてみて、内定が出てから「本当にやってみたい仕事かどうか」をじっくり考え判断するのも一つの方法です。

転職活動が失敗して無職になるのが不安

現在仕事に就いているならば、現職を続けながらの転職活動をお勧めします。面接日程の調整に苦労する、仕事と転職準備の両立が大変、といった懸念もあるかもしれませんが、予定通りに転職先が決まらなくても焦ることなく、納得感を持って企業を選べるというメリットがあります。時間をかけて現職と転職希望先とを比較検討しながら、冷静に応募先を判断することができるでしょう。

記事作成日:2022年11月4日 WRITER:伊藤 理子 EDIT:リクナビNEXT編集部
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※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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