転職なら社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】|求人、転職に関する情報満載! 2019/11/15 UPDATE 毎週水・金曜更新!

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「転職したいけど失敗したらどうしよう…」不安解消のための7つのアドバイス

不安そうに転職について調べるビジネスマン転職活動したいと思っても失敗したくないし、不安だなぁと感じる人も多いですよね。ほかの皆さんは一体どうなんでしょうか?552人にアンケートを取りました。その結果と、後半では皆さんが持っている悩みや失敗に対する不安の対処方法について、専門家にうかがいました。

 

アドバイザー

識者写真_曽和利光

株式会社人材研究所・代表取締役社長

曽和利光(そわ・としみつ)

株式会社人材研究所・代表取締役社長。1995年、京都大学教育学部教育心理学科卒業後、リクルートで人事コンサルタント、採用グループのゼネラルマネージャーなどを経験。その後、ライフネット生命、オープンハウスで人事部門責任者を務める。2011年に人事・採用コンサルティングや教育研修などを手掛ける人材研究所を設立。『「ネットワーク採用」とは何か』(労務行政)、『悪人の作った会社はなぜ伸びるのか?人事のプロによる逆説のマネジメント』(星海社新書)など著書多数。最新刊『人事と採用のセオリー』(ソシム)も好評。

アンケート(1)「転職」するときに不安を感じたことはありますか?

転職活動で不安を感じた人の割合グラフ

「転職活動(活動開始~転職先内定後から入社まで)で不安を感じたことはありますか?」というアンケートでは、不安があった人は67.6%でした。約3分の2以上の人が何かしら不安を抱えていることがわかります。
また不安を感じた人の中で、「転職活動中」に不安に感じたという人は84.7%、「内定後、入社前」に不安を感じたという人は45.0%でした。
では、実際「転職活動中」と「内定後、入社前まで」に、転職者たちはどんな不安を抱えていたのでしょうか。

アンケート(2)転職活動中に最も不安に感じたことは何ですか?

転職活動で最も不安を感じたこと割合グラフ

  • 希望する条件(勤務条件、年収など)で転職できるか…32.3%
  • 自身の経験やスキルが通用するか…16.5%
  • この年齢で転職してよいか…15.2%
  • 面接が通るか…13.3%
  • 転職活動が長引かないか…12.0%
  • 仕事をしながら転職活動できるか…3.2%
  • (在職中の場合)今の会社をスムーズに辞められるか…2.5%
  • 転職活動でどのくらいお金がかかるか…1.6%
  • どうやって求人を探せばよいか…1.6%
  • 書類が通るか…0.9%
  • その他…0.9%

32%の人が「希望する条件(勤務条件、年収など)で転職できるか」と不安に感じていて、第1位。次いで、「自分自身のスキルが通用するか」16%と続きました。自分の希望と企業とのミスマッチにつながることに、最も不安を感じている人が多いようです。

アンケート(3)転職先内定後、入社直前に最も不安に感じたことは何ですか?

入社直前に最も不安に感じたこと割合グラフ

  • 新しい人間関係や社風に馴染めるか…46.4%
  • 入社前に希望した条件(勤務条件、年収など)通りに働けるか…14.9%
  • 想定していた職場環境とギャップが生じないか…14.9%
  • 自身の経験やスキルが通用するか…11.3%
  • (在職中の場合)今の会社をスムーズに辞められるか…6.0%
  • 入社前にどんな準備をしておけばよいか…3.0%
  • ほかにもっと条件にあった会社があったのではないか…2.4%
  • その他…1.2%

「転職先内定後、入社直前 」に最も不安に感じたことのアンケートも採りました。第1位は、「新しい人間関係や社風に馴染めるか」で46.4%。人間関係や社風は、採用選考を通じてわかることが限られているからか、不安に感じる人が圧倒的に多いようです。次いで、「入社前に希望した条件(勤務条件、年収など)通りに働けるか」(14.9%)、「自身の経験やスキルが通用するか」(11.3%)と続きます。

転職の不安を解消、失敗しないためのアドバイス

それでは、これらの不安を解消するためにはどうしたらいいのでしょうか?人事コンサルタントで、株式会社人材研究所 代表の曽和利光さんにアドバイスいただきました。

そもそも条件通りの転職が良い転職とは限らない

活動中の不安1位である「希望する条件(勤務条件、年収など)で転職できるか」は、まず前提として、希望条件に申し分ない求人は、気をつけたほうがいい場合もあります。例えば、給料が転職時だけ高くてその後はあまり上がらなかったり、流動性が高く、長く働けなかったりする企業も多いんです。そういった落とし穴がないか目を向けてください。
年収は交渉すれば基本的に前職の維持か、それ以上になる会社が多いので、内定後は堂々と交渉していいでしょう。ただしポジションについては、いきなり外部から上の役職で入ってくると、既存の社員から反感をかう場合もあるので、会社が転職者のためにあえてポジションを下げて入社させる場合もあります。その後、働きを見て満を持してマネージャーや部長など本来のポジションにしていく。企業のスタンスによりますが、年収も同様のことが言えます。

転職の一つの基準として「Shrink to grow(シュリンク・トゥ・グロー)」(成長のための縮小)という考え方があります。一度沈んで、跳ぶ。成長するためには、いったん地位や給与を下げる、という方法です。
条件を維持したままあまりにも受からないという場合は、自分の市場価値と一般的な価値基準が合っていない可能性があります。あなたの思っているほどの評価が企業から得られなかったのかもしれません。シュリンク・トゥ・グローの考え方を持ってみてもいいかもしれません。

転職を判断するのは年齢ではなく、自分のポジション

活動中の不安 第3位の「この年齢で転職してもよいか」は、年齢よりも今の自分のポジションで転職するかどうか考えたほうがいいでしょう。部長なら部長マーケット、課長は課長マーケット、スペシャリストならスペシャリスト、それぞれのマーケットがあります。そして、あなたが一番売れる時期は、昇進する一歩手前です。なぜなら、市場価値と今の給料との差が一番出るときだからです。社内価値が最大化するときが昇格直前のときなので、まずは自社と他社の情報を調べてみるとよいでしょう。昇進できそうなタイミングで転職活動をしてみて、自社よりもよい企業があれば転職するか検討してみてはいかがでしょうか。

転職活動を短期で終わらせてしまったほうが不安は少ない

五月雨式に活動をしていると、内定をもらっても、本命企業の結果がわかるまで待ってもらえない場合があります。一気に同時並行で行いましょう。3カ月ほどで終わらせることを目標にするといいですね。仕事をしながら転職活動する場合は、短かければ現職業務への負担や経済的不安も少なくて済みます。

また、活動中2位・内定後も3位の「自身の経験やスキルが通用するかどうか」の不安は、例えばビジネス英語はできないのにできると言うなど、誇張して伝えてなければ大丈夫なはずです。もしスキルに自信がない場合は、たくさんの企業に応募して、選考結果とともにその理由のフィードバックをもらいましょう。自分のスキルが通用するのかどうか?企業にどの部分が認められたのかがわかり、自信になります。

20代・30代は、強い意志を持って活動すれば基本は長引きません。40代以上は、募集しているポジションがどんどん少なっていくので、決まる率が低くなります。給料は出せるけれどもポジションがない、という場合も多いようです。条件を削っていかないと、半年、1年など長引く可能性があります。

採用担当が面接のプロとは限らない。不安を感じる必要はない

書類や面接での選考については、それぞれ不安を感じる方も多いようです。しかし、そもそも書類での採用基準については、企業独自のもので極端な場合も多く、通らなくてもいちいち気にしないほうがいいでしょう。ただ、すべての企業で通らない場合は書類を見直す必要があります。面接についても、面接担当者によって変わり、基準があいまいです。面接官も面接のプロではないケースもあるので、落ちたとしても落ち込む必要はまったくありません。

求人検索は「フリーワード」も利用する

「どうやって求人を探せばよいか」は、興味のあるキーワードを「フリーワード検索する」のがオススメです。例えば、ワインが好きな人は「ワイン」、お笑いが好きな人は「お笑い」というように。全然切り口が違う、考えてもみなかった面白い企業に出会えるかもしれません。自分の部屋を見回して、「好き」と感じるものを入れてみましょう。みんなと同じ検索をすると、一点集中して倍率が上がってしまうので、自分軸で探してみることが大切です。企業の視野を広げることで、あなたに合った掘り出し物を見つけることができるかもしれませんよ。

退職は権利。事前に退職の段取りとポイントを押える

転職が決まり、今の会社を辞めるときにスムーズに辞められないのではないかと不安になることもあるようですが、基本的には、退職は法的に認められた権利です。とはいえ、「次の会社が決まりました。さようなら」だけでは、お世話になった会社に「後ろ足で砂をかける」行為にもなりかねません。感謝の意思をしっかりと伝えるためにも、事前に退職までの段取りを確認しておきましょう。

円満退社のために必要なポイントは?詳しく知りたい方はコチラ↓
退職の伝え方のマナーは?円満退職するためのポイント

下調べや面接で「入社後ギャップ」は解消しておく

内定後に最も不安に感じたこと第1位の「新しい人間関係や社風に馴染めるか」は 、「直属の上司になる人に会わせてほしい」と伝える、社内の雰囲気をつかむために職場見学をさせてもらうなどしましょう。「こんな上司の元で働きたい」とオーダーを出すのもいいですね。
会社を辞める理由の多くが人間関係です。入社してから悩むよりも、思い切って希望を言ってみることも大切です。

「想定していた職場環境とギャップが生じないか」 については、企業の情報を多方面から取り入れてみましょう。ホームページなどを見るだけでも雰囲気はつかめるはずです。この会社は何をやっていて、競合に対する勝ちパターンや花形部署はどこか、ということがわかります。事業内容や仕事内容をきちんとしていれば、ギャップは起きないはずです。

「入社前にどんな準備をしておけばよいか」は、業界知識はもちろんのこと、その業界で「当たり前」になっているスキルです。例えば、外資系企業の英語やコンサルティング会社のExcelスキル等。「データ分析」までできて当然、という会社もありますしね。
中途入社だと新卒と違い、入ってから周りから丁寧に教えてもらえないので、その会社の基準を事前に確認しておきましょう。気をつけたいのは、入る会社がもう「当たり前の基準」になっている、見えないスキルです。内定後にできる限り確認したり調べたりして、必要なスキルは身につけて準備しておけば安心です。

いかがでしたか?皆さんも同じような悩みを抱えているようです。ぜひ曽和さんのお話を参考に不安を解消して、あなたにとって最善の転職となるように活動していきましょう。

【調査概要】2019年3月5日~3月8日 株式会社ジャストシステム「あなたご自身に関するアンケート」 調査対象:正社員・契約社員として働く20~50代の男女552名

記事作成日:2019年3月29日
WRITER:倉島 麻帆 EDIT:リクナビNEXT編集部

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