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ある会社から引き抜きのオファー。面接でのポイントを教えてください【転職相談室】

ミーティング引き抜きのオファーを機に転職を考え、面接を受けることにしたものの、初めての引き抜き面接に悩む方もいらっしゃるようです。

今回は引き抜き面接ならではの注意点など、組織人事コンサルティングSegurosの粟野友樹氏にお答えいただきました。

アドバイザー 粟野友樹
アドバイザー 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

引き抜き転職のオファーを受けました。面接を受けるにあたりポイントはありますか?(Aさん/34歳/男性/エンジニア職)

相談者
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■相談内容
ビジネスSNSを通じて引き抜きの声をかけられました。転職を希望していたわけではありませんが、この企業に興味がわき、面接を受けてみることにしました。
しかし引き抜きの面接は初めてのことで、わからないことばかりです。面接ではどのようなことを聞かれるのでしょうか。通常の面接との違い、事前に準備しておいた方がいいこと、気をつけた方がいいことなどがありましたら教えてください。

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「引き抜き」のパターンで異なる面接のスタイル

アドバイザー
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まず、「引き抜き」の形式には、①ビジネスSNS経由②ヘッドハンター経由③リファラル採用(知人経由)の、大きく分けて3つのパターンがあります。どの形式でオファーされたかによって、初回の面接内容が異なります。
大まかなイメージで言うと、
①ビジネスSNS経由:企業サイドとのカジュアル面談
②ヘッドハンター経由:ヘッドハンター本人との情報交換
③リファラル採用:社内の軽食パーティや勉強会へのお誘い、または人事との軽い面談
といった感じです。

また、企業側の募集背景・ポジションによっても、「引き抜き」の意味合いが異なってきます。今回は、ビジネスSNS経由で企業の採用担当者からメッセージが届いたということですね。

はい、そうです。ビジネスSNS経由のお声がけでしたから、カジュアル面談でしょうか。面談では、どのようなことを聞かれるのでしょうか?
相談者
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引き抜き面接で聞かれること

アドバイザー
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聞かれることは、「これまでどんな経験をされてきましたか?」「今はどんな役割を担われていますか?」「ご自身のなかで核となるスキルはなんですか?」「今後どんなキャリアを歩みたいですか?」といった内容で、通常の面接とはさほど変わりません。
では、通常の面接との違いはどういうところですか?
相談者
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アドバイザー
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通常の面接との違いは大きく分けて2つあります。まず、かしこまった雰囲気で質問される面接とは異なり、会話のやりとりの流れでやわらかな受け答えがされていきます。そういうカジュアルな感じが、通常の面接とは違うところですね。
もう一つの違いは、面接の構成です。面談時間が60分なら、前半30分で企業から自社についての説明がされ、後半30分でAさんについて聞かれるイメージでいるといいでしょう。
カジュアルな面談と言っても、通常の面接と同じような内容を質問されることもあるのですね。面談までにどんな準備をしておけばいいでしょうか?
相談者
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面接で準備しておいた方が良いこと

アドバイザー
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年収や待遇など「これは譲れない」という点があれば、ある程度希望条件を整理しておくといいですね。これまで経験したことの棚卸しもしておきましょう。また、キャリアプランなど将来像についても明確にしておくことをおすすめします。

ビジネスSNSの情報から、ある程度のプロフィールは把握されていますから、通常の面接のような「自己紹介」を求められることは少ないかと思います。とはいえ、“引き抜きオファー”だからと、何の準備もなく面談にのぞめば、有意義な時間になりづらいでしょう。

わかりました。他に、注意点などはありますか?
相談者
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面接での注意点

アドバイザー
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「引き抜き」や「ヘッドハンティング」というと、多くの方は「強く入社をのぞまれている状態」をイメージし、面接で油断してしまいがちです。しかし、現在では、選考対象の母数を増やすために「引き抜き」「ヘッドハンティング」という言葉でお声がけしているケースがほとんどなのです。
そうなんですか!
相談者
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アドバイザー
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役員クラスの引き抜きであればイメージ通りのオファーである可能性は高いですが、一般的には、たくさんの選考対象のうちの一人である可能性の方が高いでしょう。引き抜きオファーでも確実に内定がもらえるとは言えませんから、入社のハードルが低いというわけではありません。また、引き抜きだからと言って、理想通りの待遇・年収になるとも限らないので注意しましょう。

他には、現在の会社の就業規則に「競業避止義務に関する条文」があったり、「競業避止義務に関する誓約書」にサインしていたりしませんか?サインしている場合は競合他社への転職活動に制限があります。面談を決める前に確認しておきましょう。

わかりました。確認してみます。
相談者
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まとめ

転職を考えていない時に「引き抜き」の声がかかると、気持ちが高揚し、オファーしてきた会社を魅力的に感じてしまうことがあります。

声をかけられた経路はどうであれ、自身の転職のタイミング、現在の状況、歩んできたキャリアの方向性などを冷静に考えた上で、転職を視野にいれるならば、通常の転職面接と同じように準備した上で面接にのぞみましょう。

記事作成日:2020年8月25日 WRITER:タナカトウコ ILLUST:安西哲平 EDIT:リクナビNEXT編集部
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※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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