転職なら社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】|求人、転職に関する情報満載! 2024/04/19 UPDATE 毎週水・金曜更新!

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【女性の転職事例】転職してよかった人の共通点とは?

よかったと思う女性慣れた場所から新しい職場へ、転職を決めるのは勇気がいるものです。

では、転職を決めた人たちは、どんな理由で転職を決意し、どう動いていったのでしょう。

今回は女性の転職者事例を特集しながら、数多くの転職をサポートしてきた、キャリアアドバイザー組織人事コンサルティングSegurosの粟野友樹さんに解説していただきます。

アドバイザー 粟野友樹
アドバイザー 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

まずは転職理由をはっきりさせる

転職のきっかけは人それぞれです。

女性の相談者からは、「結婚後、夫の転勤をきっかけに退職し数年経ったがそろそろ復職したい」「出産・子育てでキャリアを中断していたが、新たな分野でリスタートしたい」といった声も聞かれます。

その他の転職のきっかけとして、「残業が多い」「職場の人間関係が合わない」「給料が上がらない」など、現職に対する不満、ネガティブな理由から転職を考え始める人も少なくありません。

不満が強い方は、「今の環境以外ならどこでもいいからすぐに決めたい」と転職を急ぐ方もいらっしゃいます。

そのような方をはじめ、女性の転職体験談を参考にしたい方はぜひ本記事をお読みください。

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「転職してよかった」体験談を紹介

では、実際に転職した方の事例をご紹介します。

転職の軸はさまざまですが、まずは「転職してよかった!」と納得された方のケースです。

事例〈1〉やりたいことが明確!思いを貫き通してキャリアチェンジ

20代女性Iさん:生命保険会社の営業職から外資系食品メーカーの海外営業へ転職

【転職ストーリー】
転職活動で応募先企業と電話する女性就職活動で「イキイキと活躍している女性社員の姿」に憧れ、新卒で生命保険会社に入社。営業を約3年経験。個人の人生に深く関わる仕事にやりがいがあったが、20代後半に入り「今後何年も同じ仕事を続けられるか」と自問するように。10代のころから英語が好きで海外志向だったことを思い出し、「英語を使った仕事がしたい」と転職を考えるようになった。これまでも仕事をしながらボランティアで子どもに英語を教える活動を続けており、TOEICを800点台後半まで上げる努力をしていた。転職活動に1年間かけ、外資系食品メーカーの海外営業への転職を叶えた。

【キャリアアドバイザーの視点】
仕事をしながら、1年間かけて転職活動を行ったIさん。「英語を使って、海外とのやりとりがある仕事に就きたい」という思いを貫き通してはいましたが、異業界転職であり、難易度は高い。同じ営業職とはいえ、生命保険の個人向け営業とメーカーの海外営業は全く違う仕事です。なかなか突破口が見えず、活動途中に転職することが目的化し、「英語を使わない仕事でもいいかな」とあきらめそうになったこともありました。

ただ、面接では「私は英語を使ってこんな仕事をしたい。そのために勉強を続けてきました」と、自分の思いとそれを支える行動実績を伝えながら、最後まであきらめずに英語、海外というキーワードに合致する求人に応募し続けました。結果、日本法人のポテンシャル採用(※未経験でもコミュニケーション能力などを評価し、専門的な経験は入社後に積んでもらうことを前提としての採用)をしていた外資系食品メーカーに出会うことができ、納得できる内定をつかむことができました。

事例〈2〉ライフデザインに合わせて無理なくキャリアを積む

30代女性Yさん:銀行勤務後、夫の海外転勤に伴い退職から帰国後に翻訳会社のコーディネーターに転職

【転職ストーリー】
電話をするスーツ姿の女性大学卒業後、大手銀行の総合職として法人営業を5年間担当。結婚後、商社勤務の夫のブラジル転勤を機に退職し、ブラジルに4年間駐在した。帰国後、妊活をしながらも無理なく働ける仕事がしたいと、翻訳会社のコーディネーターに転職。

【キャリアアドバイザーの視点】
もともとメガバンクの総合職勤務でキャリア志向の強い方でした。夫の海外転勤から帰国後、以前の金融系スキルや経験を活かして同業界へ転職するのも一つの選択としてあったでしょう。実際提案もしましたが、ご本人は「営業職はやり切った」とのこと。また、これから子どももほしいと話しており、将来、子育てをしながら仕事を両立することを考え、ライフワークバランスを最優先とする働き方を希望していました

転職した翻訳会社は、残業がほとんどなく、女性が多い職場で産休育休取得後に復帰する方がほとんどでした。コーディネーターの仕事は、会社に依頼のあった案件を翻訳者に振り分けたりスケジュールの進捗管理を行ったりする内容。リモートワークも可能で、自分で業務時間をコントロールできる点もYさんには魅力だったといいます。

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失敗談に学びアリ。「転職して失敗した」ケースを紹介

一方、焦って転職をして失敗した…というケースもあります。

20代女性Tさん:福利厚生サービスの営業から教育業界の総務経理に転職

【転職失敗ストーリー】
落ち込んでいる女性新卒で入った福利厚生サービスの営業を3年経験。しかし、長時間労働やノルマが辛く、「営業以外の仕事がしたい」と転職活動をスタート。教育業界の総務経理に転職するも、そこでも土日勤務があり、会社や職種が変わっても希望の労働環境が手に入らず約2カ月後に退職。また転職活動をすることになってしまった。

【キャリアアドバイザーの視点】
転職のきっかけとして、ネガティブな理由は少なくありません。「残業が多い」「ノルマに追われるのがきつい」といった声は多く、その環境から逃れたい一心で転職を考える方もいます。仮に不満から動き出したとしても、転職後の仕事内容や働き方など、こだわりを持って活動できれば問題ありません。

Tさんは、転職活動スタート時に「営業以外」「今の会社以外」と視野が狭くなってしまっており、最初に内定をもらった会社に即入社を決めました。「今の職場から離れたい」という点は叶えられたものの、仕事内容や職場環境を冷静に見ることなく移ってしまった。結局、転職先でも労働時間が長いなど、前職と同じ問題にぶつかってしまいました。

「転職してよかった!」と思うための、転職活動のポイント

今回ご紹介した事例のように、成功する人には下記のような共通点があります。

【成功しやすい人の共通点】
・情報収集や準備をしっかりする

・軸をブレさせず、貫き通す(必要があれば修正をするが、軸は持ち続ける)
・比較検討する、吟味する

転職のきっかけがポジティブであれネガティブであれ、大切なことは「転職によって何を実現したいか」という自分なりの軸です。

今までのスキルを活かしたいのなら、転職後の具体的な仕事内容や評価ポイントをしっかりと調べ、自分のスキルとマッチして能力を発揮できる環境かを見極める必要があります。

ワークライフバランスを重視するのなら、月の平均残業時間、育児休業取得率や育児休業からの復帰率なども気になるところです。
育児休業は男女にかかわらず取得できるものとされる制度ですが、女性には加えて産前産後休業があります。産休育休と合わせた期間をスムーズに活用するには、いまだ風土・環境の整備が伴わない企業も少なくありません。できる限り調べておき、思い描く生活が送れるかをシミュレーションしましょう。

職場の人間関係の詳細を入社前に把握することは難しいですが、選考段階で社員の方に会わせてもらい、相性や雰囲気を確認しておくのも一つです。

どんな環境でも、「これを実現したくて転職をした」という自分なりの軸を持つことで、納得感のある転職ができると思います。

そして、転職の納得度を高めるには、「比較検討して決めた」というプロセスが大切です。

転職活動ではできるだけ複数の会社を見て、実際に面接を受けて社員の話を聞き、情報収集を行ってください。そして、各会社の仕事内容や職場環境を“比較”して決めるといいでしょう。

比較するには、「ブレない軸」を持つことが重要です。多少の修正が必要になるかもしれませんが、最後まで見失わないようにしましょう。

転職という人生の重大な選択で、「とことん吟味して、自分で決めた」と思えることが、その後の活躍につながっていくのです。

まとめ

転職成功者に共通するのは「しっかり決めた転職目的が、比較検討を重ねる間、そして最後までぶれない」という点です。

転職したいと思ったら、まずは目的を設定し、その上で計画を立てていきましょう。

記事作成日:2020年5月25日 WRITER:田中瑠子 EDIT:リクナビNEXT編集部

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