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最終面接で落ちる理由は?面接官はどこを見ている?

眼鏡を外して目を押さえる男性「一次面接や二次面接で高評価を得られたと思ったのに、最終面接で落ちてしまった。何がいけなかったのかわからない。今後、最終面接でどんな対策をすればいいのか?」――そんな疑問に、リクルートエージェントのキャリアアドバイザーがお答えします。

アドバイザー

中原 俊郎

転職エージェント在籍18年。転職希望者の、個別の事情や転職に至った背景をしっかりとヒアリングし、今後の方向性を整理することを得意とする。

一次・二次面接と最終面接では何が違うのか

一次面接・二次面接で手応えを得て「内定」を確信しても、最終面接で不採用の判断が下されるケースは決して少なくありません。二次面接までの結果にどれだけ自信があったとしても、最終面接を「顔合わせ」くらいに考えて油断するのは禁物です

では、一次・二次面接と最終面接では、見られるポイントにどんな違いがあるのでしょうか。

一般的には、一次・二次面接は人事担当者や配属予定部門の上長が相手となります。ここでは「求めるスキルや素養を備えているか」「組織風土にマッチするか」といった点が重点的に見られています。
しかし、一般的に最終面接の相手は経営者や役員。この立場や役職の面接官は、長期的視点で「この人はうちの会社に入って幸せになれるのだろうか」「長く活躍し、成長していけるのだろうか」「10年後、20年後、リーダー・マネージャー・役員などとして会社を支える存在になり得るか」「意欲/志望度はどれほどのものか」――といった要素に注目します。

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最終面接で問われることは?その対策・準備は?

では実際に、最終面接では具体的にどんなことを問われるのか。質問例と、その意図、事前にできる対策などをご紹介します。

質問例1:「将来、どうなりたいのか」

先ほど触れたとおり、最終面接の面接官は、長期的な視点でその人の成長可能性を見極めようとしています。
ですから、「5年後、10年後、何を目指すのか」といった将来ビジョンを伝えられるようにしておくことが大切です。

とはいえ、「将来これをやりたい」というものを思い描くのは、この変化の激しい時代に難しいことです。もちろん、どうしても「やりたいこと」が決まっていれば別ですが、明確に「やりたいこと」が決まってないなら「ありたい姿」「こうなりたい」という視点で考えてみるといいでしょう。自分の将来像を、志望動機に結びつけて語れるようにしておきましょう

「10年後の自分」を聞かれた場合の考え方はこちら。
【プロが解説】転職活動で「10年後の自分」を聞かれた場合の考え方とは?

質問例2:「仕事において大切にしたいことは何か」

最終面接の相手である経営者や役員は、「入社後、長く満足して働いてくれる人に来てほしい」という想いがあります。ですから、「仕事において大切にしたいこと」という質問によって、企業の理念や価値観にマッチするか見極めようとしているのです

事前準備として、応募企業の研究をする際には、ホームページや求人広告に書かれている「企業理念」「経営理念」などにも注目してください。
自分がその理念に共感できるかを自問してみましょう。その際に、「企業理念として共感できる価値観について、自分自身でも仕事で発揮できた場面」などについても思い出せるとよいでしょう。より具体的なエピソードを交えて、理念に共感することを面接で伝えることができます。
その上で、会社のカルチャーとマッチすると感じたからこそ、将来にわたって「会社に貢献したい」という志望意欲を伝えることが大切です

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最終面接で注意すべきポイント

最終面接で落ちてしまっても「将来のビジョン」や「企業理念」などのミスマッチが原因とは限りません。その他の要因として、既存社員との関係等といった観点から、不採用になる可能性も考えられます。具体的には「この人をこのポジション・待遇で迎えて、組織構成上のバランスが崩れないか」ということです。
このようにすべての要素が対策可能なわけではありませんが、少なくとも自分の価値観や考えを明確に伝えられるような準備は怠らないようにしましょう。

また、最終面接の相手が事前にわかっていて、SNS、ブログ、インタビュー記事などが見つかれば、しっかり読み込んでおくこともお勧めです。
企業理念だけではなく、企業を率いる立場の方がどのような考えを持っているかを知ることで、より多角的に「共感できるか」を自問する機会が生まれます。

記事作成日:2019年10月8日 WRITER:青木典子 EDIT:リクナビNEXT編集部

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