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転職で自信喪失してしまったときの対処法

四つ葉のクローバーとノート

「転職後、即戦力を期待されて入社し、1ヶ月経つが活躍できず辛い」

「すぐ終わると思って転職活動を始めたのに、半年経っても転職先が決まらない」

皆さんは、転職の理想と現実のギャップに打ちひしがれ自信をなくした時、どのように自信を取り戻していますか?

時が経つといつの間にか戻っている、偶然誰かに言われた一言をきっかけに立ち直れることもあります。しかし、そうなるまでの期間は辛いですよね。できることなら早く立ち直りたい。頑張れる自分をとり戻したい。そう思ってこのコラムに辿り着いてくれたのだと思います。今回は、転職をきっかけに自信喪失した場合を、転職中、転職後に分けてシーンを想定し、自信喪失の対処法について解説していきます。

プロフィール

丸山久美子(まるやま・くみこ)
認知行動療法士、まるっと空気を掴むMC、展示会専門接客トレーナー

人前で話せるようになりたい!という夢のため、自らの極度の緊張しいな性格を分析しながらMCとして活動し3000回以上のイベントへ出演。認知行動療法を体得。接客や営業などに関わるビジネスパーソンの育成トレーナーとしても活動している。著書に『上手にあがりを隠して人前で堂々と話す法』(同文舘出版)
・Twitter @maruyamakumiko

はじめに

失った自信を回復させるためには、思い込みと向き合うことが最大の近道です。
私たちは日々、無意識にたくさんの思い込みを起こしています。例えば、自信を失っているとき、こんな風に思いませんか?

―――「自分には無理だ」「自分はその程度の人間だ」

このようなマイナスな思い込みに引っ張られると、自信はどんどん失われていきます。
逆に、プラスな思い込みをすれば即回復できるわけですが、落ち込んでいる最中に前向きな発想なんかできません。私も、もともとすぐに自信をなくすタイプですからよくわかります。

自信は思い込みによってコントロールされています。
マイナスな思い込みが起こることは仕方ありません。しかし、そのままでは辛い状態が続きます。思い込みを整理して、心が楽に、前向きになれるセルフコントロールを一緒に行ってみましょう。

「自信」ってなに?

まず、「自信」とはなにか。理解を深めたいと思います。
自信をなくした人の多くが「自信があると思っていた自分が恥ずかしい」と感じているそうです。恥ずかしくないですよ!むしろ素晴らしいことです。
「自信」は、「自分を」「信じる」と書きます。不安になって、緊張していても、自分ならきっとできる!と信じている状態です。

実際、失敗する場合もあります。しかし、それはその時点の結果にすぎません。自分はできる!と信じていれば、改善してまた立ち向かうことができます。そして、立ち向かう度に信じた自分に近づき成長することができるのです。

周りが何を言ってくれても、自分を信じていない人は行動できません。背中を押されて一歩目を踏み出したとしても、そこから歩き続けるのは自分です。不安でも、緊張しても、何の根拠もなくても、私たちは本能的に自分を「もっとできる」と信じています。

自信は素晴らしいものです。
恥ずかしいなんて思わずに、自分を信じていることを受け入れ、大切に育んでいきましょう。

転職で自信をなくしたときの対処法

とはいえ、うまくいかない日々が続き、チャレンジが失敗すると「自分ってダメだなぁ」と落ち込みます。
こんなときは、まず、思い込みを整理してみましょう。
マイナスな思い込みの裏には、必ず、自分の本音が隠れています。本当は、信じていた自分に手が届かず悔しかったり、もっとできるはずだと希望を捨てきれていなかったりします。

「自分ってダメだなぁ」などマイナスな思い込みを感じたら、「本当は○○できる自分になりたい」と言葉そのものを変換してみましょう。それこそが、あなたが信じている自分の姿です。本当は、そうなりたいのです。今時点で、まだ、なれていないだけ。今のあなたは、なりたい自分を目指して頑張っています。私は、そんなあなたは偉いと思います!あなた自身はどう思いますか?

思い込みを整理すると事実が見えてきます。
理想に向け頑張っている自分を、事実として認めてあげましょう。

しかし、思い込みだけを整理できても、それは一時的な対処法にすぎません。
思い込みと行動を改善すること=自信をなくしたときの対処法です。行動できなければ、また同じ結果になります。残念な結果を何度も繰り返すと、さらに自信はなくなります。
だからこそ、自信をなくしたときには、行動もセットにして改善すべきなのです。

しかし、一言で「行動」と言っても、簡単ではありません。
行動するには気力も体力も使いますし、恥をかくかもしれないという不安もつきまといます。
1回で成功!というケースは少なく、何度も失敗して改善して…を繰り返すことになります。
だから、多くの人が、行動しません。

私は、認知行動療法士として、自信をなくした沢山の人に接してきました。
順調に回復する人は、必ず行動もします。
回復できない人は「わかっているけど…」というのが口癖で行動しません。
行動するのは、こわい、不安、その気持ちはよくわかります。
しかし、動かないままでは、いつまでたっても夢は叶いません。

私も、自信をなくすことはあります。
その度に自分と向き合って、必ず行動していますが、こわくて、不安で、泣くことだって多々あります。
みんな、同じです。

私は、相談してくれた人には回復して元気になってほしいと心から思っています。
今この文章を読んでくれているあなたへも同じです。
だから、もう一度伝えます。
「思い込みと行動を改善すること=自信をなくしたときの対処法です。」

実は、これらのプロセスは、私が専門としている認知行動療法がもとになっています。
「認知行動療法」・・漢字で書くと難しそうですが、わかりやすくいうと、(1)本当の自分はどうなりたい?→(2)現実はどうなっている?→(3)じゃあどうする?という流れでセルフコントロールができる方法です。

では、2つの転職前と転職後のシーンを想定し、思い込みの改善と、行動の改善をセットにした自信をなくしたときの対処法を詳しく紹介していきましょう。

CASE(1) 転職後、新しい仕事がうまくいかず自信をなくした場合

半年前に初めて転職した社会人5年目。前の職場では営業スキルを十分磨いたので、転職後はかなり活躍できるのでは!?と思っていた。しかし、なかなか売り上げを伸ばすことができず、しんどい。自信をなくしてしまった…。

では、まず、自信をなくす原因となる思い込みを整理してみましょう。
この人の場合「活躍できると思っていたのに売り上げを伸ばすことができない」と思い込んでいるようです。
「営業スキルを活かして活躍できる自分」を理想としていたのに、真逆の現実に直面して自信をなくしています。

ここで、まず大切にしてほしいことが、思い込みではなく事実です。
確かに理想の売り上げには届いていませんが、それは現段階の結果にすぎません。「売り上げを伸ばすことができない」と思い込んでいるだけです。事実は、売り上げを伸ばそうと頑張っていることです。

では、現実を冷静に確認してみましょう。
現実はどのような状況でしょうか?「売り上げを伸ばすことができない」と答えてしまいがちですが、これも違います。
仮に売り上げの評価が月ごとに行われているとしたら「今月の売り上げが、あと△万円不足していた」という回答が正解になります。

理想と現実をわかりやすく書き出してみます。

理想「営業スキルを活かして毎月○万円の売り上げをあげたい」
現実「今月の売り上げが、あと△万円不足していた」

このように整理できたら、最後に行動案を考えてみましょう。

「毎月○万円の売り上げをあげたい!」しかし「あと△万円足りなかった」。
こんなとき、あなたならどうしたいですか?そのためにどんな行動をしますか?

私なら、「あと△万円を獲得するための方法」を身につけたいです!
そのためにも、トップ営業員の先輩にコツを教えてくださいと頼む/営業先で許可をもらい、自分が説明している様子を録画しチェックする/営業に関する本を読むなどの行動をします。

このように、思い込みを意識的に整理すると、心を前向きに導くことができるのです。
実は、マイナスな思い込みに引っ張られて自信をなくしているだけ、なのかもしれませんね。落ち込んできたな…自信をなくしているな…と感じたら、自分の思い込みに目を向け、ゆっくり整理してみましょう。

CASE(2) 転職中に不採用が続き自信をなくした場合

社会人として5年目。現在の会社ではリーダーを任され職歴に自信はあった。しかし、転職活動でなかなか書類や面接が通らない。キャリアチェンジでもないのに、なぜ不採用が続くのかと自信をなくしてしまった。

このCASEは、どんな自分を理想としているのか、どうなれると信じているのか、という部分に解決のポイントがあります。詳しく解説する前に、まずは明確になっている現実の確認をしておきましょう。

この場合の現実はわかりやすいですね。「書類や面接で不採用が続いていること」です。

では、解決のポイントとなる理想の部分を見てみましょう。

「リーダーを任され職歴に自信はあった」これが理想のように見えますね。
実は、この中には2つの意味が混在しています。混在は混乱の原因になります。例えば、Aの話をしていたのに突然Bの話が始まると、結局何についての話だったかわからなくなりますよね。混乱を避けるためにも、まずA。次にB。というように、1つずつ整理する必要があります。

では、「リーダーを任され職歴に自信はあった」について整理してみましょう。
この人は、どんな自分に対して自信があったのでしょうか?以下の2つが想像されます。

(1) リーダーという管理職として働く自分への自信
(2) リーダーになるまでのプロセス(人間関係・営業成績など)への自信

この2つは全く異なります。

(1)の場合は、「転職先で、管理職として働くこと」が理想になります。

理想:転職先で、管理職として働きたい!
現実:書類や面接で不採用が続いている

この場合、皆さんならどんな行動をしますか?

私なら、なぜ管理職になりたいのかという熱意と、転職先へ提供できるメリットを記入した履歴書を作成します。次に、管理職への転職を扱うエージェントを探します。そして、エージェントに履歴書へのアドバイスをもらいながら、マッチングする転職先を紹介してもらいます。複数社のエージェントにお世話なるかもしれません。

(2)の場合は、「転職先で、プロセスをクリアし昇進していくこと」が理想になります。

理想:転職先で、プロセスをクリアし昇進していきたい!
現実:書類や面接で不採用が続いている

この場合の行動も考えてみましょう。

私なら、まず、昇進プロセスが明確化されている企業をリストアップします。ネットで検索したり、転職フェアなどのイベントで担当者に直接昇進プロセスが導入されているかヒアリングしたり、エージェントに相談してリストアップします。その中から、自分がやってみたい!と思えるプロセスのある会社へ転職活動を行います。

混在しないよう整理する

このように、混在していた内容を整理することで、課題が明確になり、より具体的な行動を検討することができます。
思い込みの整理や、理想像と向き合うときには、「内容が混在していないか?」という視点を持つように心がけましょう。

まとめ

自信は思い込みによってコントロールされています。
しかし、プラスな方向に思い込みを変えましょう!と言っても難しいものです。
思い込みは、整理するだけで大丈夫。「自分はどんな風に思い込んでいたか?」がわ分かるだけでも、心は楽になります。
心が楽になったら、新しい行動をしてみましょう。理想の自分に近づくための行動を考えるだけでもワクワクしてくるはずです。「考える」も立派な行動のひとつ。
思い込みに引っ張られて自信を失うのではなく、考えて動きながら自信を育てる時間を増やしていきましょう。

記事作成日:2019年5月10日
WRITER:丸山久美子 EDIT:リクナビNEXT編集部

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