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転職先で好印象を与えるスピーチとは?

会議中のビジネスマン転職初日‥ドキドキ、どんな人がいるんだろう?一緒に仲良くやっていけるかな、最初の挨拶で好かれたい‥と思う人は多いと思います。人前で話すことは、人間が最もこわいことの一つと言われますが、実はちょっとしたコツを知ることで上手くできるようになるんです。堂々と感じ良く話す方法について、フリーアナウンサーの倉島さんに解説いただきました。

プロフィール

倉島 麻帆(くらしま・まほ)

株式会社スマイルボイス 代表取締役 / スピーチコンサルタント、フリーアナウンサー

 

3万人を惹きつける話し方に変えた、スピーチコンサルタント。アナウンサー歴20年超。NHK「Rの法則」、日経新聞など多数のメディアに出演。心理学・脳科学も使い、元気にポジティブにする楽しい研修として全国で登壇している。 著書に『CD BOOK〈引きつける〉話し方が身につく本』など4冊。

転職初の挨拶はどんな内容?

話す内容・構成については、趣味や特技などを盛り込むことで、会話のきっかけになります。人は「共通点に親近感」を持つので、同じことに興味を持つ人から声をかけられやすくなり、良い人間関係が築きやすくなります。また、スピーチの最後に「頑張ります」「色々と教えてください」「ぜひ仲良くしてください」などを入れると、素直で謙虚な気持ちが伝わり、より良いでしょう。好感度がアップする挨拶のポイントや話す内容については、こちらの記事をご参考ください。

挨拶のスピーチで好印象を与える方法

ポイント1 視覚的要素

人間は五感の中で、最も「視覚」を使っていると言われ、その割合は約87%。以下、聴覚(7%)、触覚(3%)、嗅覚(2%)、味覚(1%)と続きます。私たちはラジオを聴くよりも、TVや新聞・雑誌から多く情報を取り入れているように、まずは「視覚」に訴えることが大切です。胸を張って笑顔で、アイコンタクトをして話しましょう。

笑顔で話すことで、印象アップと緊張緩和にも

第一印象は心理学で「初頭効果」と言い、後々まで大きな影響を与えます。まずは「笑顔」で話しましょう。
人は本能的に明るく美しいものを好みます。「明るい笑顔」を見ると血行が良くなり、体温が上昇し“好き”になります。逆に、「暗い顔」を見ると胃液の分泌が悪くなり、攻撃的な感情にかられ、“嫌い”になると医学的に立証されているのです。
また、笑顔は緊張も緩和します。目が笑うことで目の周りにある眼輪筋、口角を上げることで頬の一番高い部分にある大頬骨筋を刺激し、脳波がリラックスした“α波”になります。

好かれる笑顔は、口角を上げる「い」の口元です。鏡に向かい「ハッピー」と言ってみてください。「ハッピー」の「ピー」の時に、歯茎が見えるか見えないか、少し見える位が好印象です。逆に下の歯が見えると、洗練された印象を与えませんので、下の歯はできるだけ見せないように意識してください。
そして目は、大好きな人や楽しいことをイメージした優しい目で。「目は心の窓」「目は口ほどに物をいう」といいますが、視覚神経だけは脳と直接つながっているので、あなたの本音が出てしまいます。「皆さんのことが大好きです」の気持ちで話すと目も笑えて、心からの笑顔になりますよ。

背筋を伸ばし、胸を張る

胸を張ると、テストステロンという自信を司るホルモンが出て、あがりにくくなります。肩の力は抜いて胸を張り、背筋を伸ばし、礼儀正しい姿勢・態度を保つことが大切です。スピーチ時、男性は足を肩幅程度に開き、左足を少し前に出しましょう。身体が少し斜めになるので身体が細く見えて、声も前に出ます。女性は右足を少し引いて足首を重ね、レの字立ちになります。正面からだと足が重なって、スタイル良く見えます。また、人間は動くものに目が行く習性がありますので、貧乏ゆすりや、小刻みな動きなどの余計な動きをすると、せっかくいい内容をスピーチしても動きに気が取られ、耳に入らなくなってしまいます。ジェスチャーノイズと言いますが、余計な動きを減らし、意図した動きをしていきましょう。同じように、まばたきが多いのも自信がない印象を与えてしまいますので気をつけてください。

アイコンタクトを意識する

どんなに大勢の前でも、一人一人にきちんとアイコンタクトして話すことで、自信が伝わります。基本は「ワンセンテンス、ワンアイコンタクト」です。一人に対して3秒以上アイコンタクトをしていきます。アイコンタクトがせわしなく目が泳ぐと、堂々とした印象を与えません。全体を見渡して、まずは左奥の一番遠い人からアイコンタクトをして話すことで、声の大きさが決まります。それから、左右・全体に、ジグザグとアイコンタクトをしていきます。人の視線がこわくて緊張しやすい人は、ニコニコ好意的に見ている人を中心に、アイコンタクトをしていくとあがりにくいでしょう。

身だしなみにも気を配る

洋服にシワ・染み・汚れがないか、清潔感のある髪型か、職場に合った服装かなど、身だしなみにも気を配ります。視線は足元に集中するので、靴もきちんと磨いてのぞみましょう。

ポイント2 聴覚的要素

明瞭な発声、発音で話す

小さい声でモゴモゴと話しては、元気ない印象を与えてしまいます。お腹から声を出し、全員に伝わる大きさの声で話しましょう。スピーチの前によく腹式呼吸をすることで、リラックスホルモンのセロトニンが分泌されて、あがりにくくなります。また、口をきちんと開けて話すと、口の中で共鳴して、声は大きく滑舌良く話すことができます。
声の高さも大切で、口角を上げて「ソ」「ラ」の音の高さで気持ちを込めて話すと、明るく元気に響きます。

言い淀みなどの不要な癖をなくす

「え~」「あの~」「まぁ」「やっぱり」等の余計な口癖が多いと、とても聞きづらくなってしまいます。これらもノイズになりますので、できるだけ減らすようにしてください。余計な口癖が出たり、早口になってしまったりする人は、「間」をとるのがこわい人です。間がないと双方向にならず、聞き手も疲れてしまいますので、適度に間を取って、アインコンタクトしながら話をしていきましょう。

始めと終わりは大きく、元気よく

スピーチが上手く聞こえるテクニックとして、始めと終わりをしっかり話すことが大切です。スピーチの「始まり」である第一印象の重要性は前述した通りですが、次に大切なのは「終わり」です。最後の印象があなたの最新の印象として残るからです。これを心理学で「新近効果」と言います。途中は緊張してたどたどしいしゃべりだったとしても、最後だけはきちんと皆さんの目を見て笑顔で、お腹から声を出しましょう。しっかりと良い印象を残すことができますよ。

チェックリストでスピーチの練習をしてみよう

以上を踏まえ、チェックリストを作りました。大丈夫、これで自信を持ってのぞむことが出来ます。スマホで簡単に動画が撮れますので、確認してみてください。「客観視」が上達の秘訣です。

 

【スピーチ前 チェックリスト】 
視覚的要素
背筋を伸ばし、胸を張っていますか?
明るい笑顔ができていますか?
アイコンタクトを意識していますか?
余計な動きやまばたきが多くありませんか?
髪は清潔で、乱れていませんか?(フケ、ヒゲの剃り残し、鼻毛なども確認)
職場や仕事に合った服装ですか?
洋服のシワ、染み・汚れはありませんか?
靴は磨いてあり、かかとはすり減っていませんか?
言語的要素
お腹から十分届く声が出ていますか?
ハキハキと滑舌良く話せていますか?
言い淀みなどの不要な癖はありませんか?
低めの声で、暗い印象を与えていませんか?
始めと終わりは大きく、元気よく話せていますか?
内容の準備はできていますか?

いかがでしたか? ちょっとしたコツを知るだけで、あなたのスピーチはグンと変わります。ぜひ自信を持って笑顔で話しましょう。最初にいい印象を与えることで良好な人間関係を築け、転職先で素晴らしいスタートを切ることができますよ。

記事作成日:2019年3月28日
WRITER:倉島 麻帆 EDIT:リクナビNEXT編集部

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