
パワハラが原因で退職しましたが、どう説明すればいい?
先日退職しました。理由は、現場の上司から理不尽にどなられたり、上司がやらなければならない仕事を丸投げされたりといったパワハラです。在職中は人事担当者に相談をしましたが一向に改善されなかったため、退職を決めました。退職理由がパワハラの場合はどう説明したらよいのでしょうか?
(T・Cさん、ほかからの質問)
パワハラを改善しようとした事実を伝えましょう。
面接時に、退職の直接的な原因である上司の言動について長々と述べるのは避けましょう。「前の上司の悪口を言っているだけ」と受け取られるおそれがあります。
パワハラが退職理由の場合は、その状況を改善するために自分で何らかの行動を起こしたことを伝えることが重要です。そして、上司個人の問題ではなく、パワハラを改善しなかった会社に問題があったという観点で伝えましょう。
なお、パワハラとは、パワーハラスメントの略で、仕事上の上下関係・権利関係を不当に利用することによる嫌がらせ・いじめなどを指す言葉です。今回のケースのように、上司が部下に言葉や態度による暴力を振るったり、本来の業務範囲を超えた要求をして、精神的に苦痛を与えることも該当します。
この内容は、2010/10/13時点での情報です。
(文責:編集部)