転職なら社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】|求人、転職に関する情報満載! 2017/12/08 UPDATE 毎週水・金曜更新!

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面接で聞かれて困る8つの質問

面接で聞かれて困った質問を、アンケートで転職活動者100人に聞いてみました。今回は「答え方に困る質問」の裏にある、人事の質問意図を解説します。また、それに対する答え方について、コミュニケーションのプロたちが詳しくアドバイス!

アドバイザー

キャリアコンサルタント 上田晶美氏

ハナマルキャリアコンサルタントを設立。大学生の就職、社会人の転職に関する講演は年間100回を超える。就職関連の著書をはじめ、ブログで転職のアドバイスも。

ビジネスマナーの達人 浦野啓子氏

ビジネス・コミュニケーション・インストラクター。「厚生労働省 若年者就職基礎能力支援事業 認定試験実技面接官」の資格を持つ。著書には「面接突破法」など。

銀座ママ ますい志保氏

大学在学中に銀座デビュー。後に「ふたご屋」を開店し、現在は4店舗、在籍ホステス120人を抱えるまでに成長。著書は「いい男の条件」など。

困った質問1「前職の在職期間が短いのはなぜですか?」

illust_01人事は、なぜこの質問をするのか?

それぞれの転職理由を確認し、方向性(キャリアプラン)を持って仕事を選んでいるかを探る意図があります。当然ながら、「すぐに辞めてしまう人なのではないか」という点も見られています。

「前職の在職期間が短いのはなぜですか?」への答え方

人間関係を転職理由にするのは避けよう

例えば「予定していた配属先が急に子会社化され、別の配属先になった」など、予定と違っていたケースは正直に答えれば問題ないでしょう。ここでNGな解答は、転職の理由が会社の雰囲気や人間関係のケース。これはどの会社でも起こりうることなので、自分の会社に入っても同じトラブルを起こすのではないかと、人事を不安にさせるでしょう。また、前の会社の不満や悪口も心証を悪くします(キャリアコンサルタント 上田晶美 氏)。

計画的な転職だったと強くアピール

前職で何を学んだのかを明確にした上で、「プランがあります」など、そもそも計画的な転職だったと伝えるのです。そう言い切ることで、「どうして?」と面接官は興味を持ちます。また、転職理由が明確ではない場合は、「最初から決めていました」と言いましょう。例えば28歳の男性の例で、「42ヵ年計画があります」と言った人がいて、「この人にはかなわないな」と魅力を感じました。もちろん、計画は崩れてもOKです。大切なのは一本筋が通っているかどうかで、場所が変わってもポリシーは変わらないことを伝えましょう。「根をはる」「骨を埋める」という言葉を用いるとさらに効果的です。目線を合わせ、話し終わった後も相手が動くまで動かない姿勢で熱く語ってください(ビジネスマナーの達人 浦野啓子 氏)。

困った質問2「最近の関心ごとは何ですか?」

illust_02人事は、なぜこの質問をするのか?

希望業界に関するニュースに、どれくらい敏感なのかを測る質問。積極的に情報収集しているか、世の中の動きに自分なりの意見を述べられるかをみたいのです。

「最近の関心ごとは何ですか?」への答え方

趣味に走りすぎた話題はNG!

社会問題をテーマにすることはGOOD。さらに、「自分が希望する業界にどう影響があるのか」に話を落としこみたいですね。この質問は自己アピールのチャンスなので、業界への関心の高さや自分の意見がしっかり述べられることを面接官に印象づけたいです。趣味に偏りすぎたテーマや、政治や宗教の話題は避けた方が無難でしょう(キャリアコンサルタント 上田晶美 氏)。

単なる知識自慢にならないよう注意!

ニュースはもちろんですが、特技や趣味など自分の得意分野を語っても問題ありません。その場合は、1つ聞かれて5つ返せる題材が良いですね。話し方のテクニックは、単なる知識のひけらかしにならないよう、一番自分が伝えたいことを考え、落としどころとして用意しておくこと。そのための伏線を敷くことも有効です。徐々にテンションを上げ、リズミカルに話ができる組み立てを。話の時間は10分くらいが目安で、途中で「もう少し話してもよいでしょうか?」と場の空気が読める配慮もみせましょう(ビジネスマナーの達人 浦野啓子 氏)。

困った質問3「失業期間が長いようですが?」

illust_03人事は、なぜこの質問をするのか?

やはり企業側としては失業期間があるのは気になるもの。しかも、失業期間が長ければ長いほど「何をしていたのか」への関心が高くなってきます。退職の理由、失業期間中の行動、今後の目標などはきっちり答えられるようにしておきましょう。

「失業期間が長いようですが?」への答え方

「自分探しの旅をしてました」は禁句 !?

アルバイトをしていた、通信教育や学校に通っていたなど、質問に正直に答えて誠実さを伝えるのもありです。そして「今度は失敗したくない」ということを強調し、そのためにどんな努力をしてきたかを明確にしたいですね。失業中といえども、自分なりに考えて行動していた様子を伝えれば、面接官も納得するでしょう。もっとも避けたい回答は、目的もなく自分探しの旅に出ていたケースや、趣味に偏ったもの。フラフラと失業期間を過ごした印象を与え、マイナス評価につながってしまいます(キャリアコンサルタント 上田晶美 氏)。

経験を積んで賢くなった自分をアピール

「勉強をかねて海外を回っていた」、「自分に適した職業は何かを、真剣に考えるチャンスだった」など、自分の勉強に充てた時間だったと、アピールすることは大切です。仮に何もしてなかったとしても、毎日なんらか考えていたはず。人は、体は退化していきますが、頭は経験を積んで賢くなっていくもの。お金で買えない経験や時間を、「貴重でした」とアピールしましょう!(銀座ママ ますい志保 氏)

困った質問4「夢は何ですか?」

illust_04人事は、なぜこの質問をするのか?

あなたのプライベートの夢を聞いているわけではないので注意。仕事を通じて達成したいことや今後の目標を聞くことで、意欲的な人かどうかを見たいのです。

「夢は何ですか?」への答え方

夢と仕事を結びつけて話そう

ここでは、「私の夢は仕事で成功することです」と、ストレートに答えましょう。仕事上のキャリアプランと結びつけて、より具体的に話せるようにまとめておきたいですね。「個人的なことなので…」と質問の回答を拒否することや、「サーフィンの世界大会に出ること」など、プライベートに偏った夢を語ることもマイナスイメージになります(キャリアコンサルタント 上田晶美 氏)。

「●●みたいな人になりたい」はNG

「1年後にはこの会社でバリバリ仕事をしていたい」とか、「3年後にこの会社で必要とされる社員でいたい」など、夢に日付をふって回答しましょう。さらに、応募先が憧れだったことを告げ、「御社のような会社に出会う機会がなくて遠回りしたけど、やっとたどり着きました」など、「初恋の人なんだ」くらいの勢いで意欲をみせたいですね。途方もない夢や趣味に走ると場がしらけてしまうので注意を。また、「●●みたいな人になりたい」もNG。面接官が評価するのはあなた自身なので、他人を基準対象にするのは避けてください。話し方は謙虚で力強いことが大切で、夢の続きがこの会社にあることをアピールしましょう(銀座ママ ますい志保 氏)。

困った質問5「~の方が向いているのではないですか?」

illust_05人事は、なぜこの質問をするのか?

あなたを否定しているのではなく、あなたがどんな反応をするかに興味があるのです。そこから、採用後の柔軟性や仕事に対する意欲を確認したいと思っています。また、応募会社に対する思いの強さも表れるので、誠実に答えたいですね。

「~の方が向いているのではないですか?」への答え方

ネガティブに受け止めず、前向きさをアピール

たとえ希望部署に配属されなくても入社したいという強い意思を伝えましょう。会社自体に魅力を感じているということを印象づけたいですね。面接官は人を見るプロなので、別の職種をすすめられたとしても、「適性を見出してくれた」と前向きに受け止めて回答したいところ。しかし、質問の真意はあなたがどんな反応を示すかにあるので、柔軟性やチャレンジ精神をアピールしてください(キャリアコンサルタント 上田晶美 氏)。

困ったら「考えさせて下さい」とひと呼吸

ここは否定的な態度をとるのではなく、自分を認めてくれていると捉えると良いでしょう。どうしても受け入れられないケースであっても、その場で拒否するのではなく、「考えさせてください」と柔軟な姿勢を見せたいところ。「どうして●●ではダメなのですか?」と、質問することも有効です。マイナス部分を知ることも自分を高めるために必要ですから。「はい、挑戦してみます」と、肯定する場合は、チャレンジ精神を前面に出し、明るいトーンで歯切れよく話してください。面接官に好印象を与えるコツは、相手の提案を立てた上で自分の考えを述べることです(ビジネスマナーの達人 浦野啓子 氏)。

困った質問6「お酒は飲めますか?」

人事は、なぜこの質問をするのか?

ビール会社や酒造メーカーなど、お酒を扱う会社は本当に聞きたい質問ですが、基本的には相手をリラックスさせることが目的。あまり堅苦しく考えなくてよいでしょう。

「お酒は飲めますか?」への答え方

飲めなくても社交性をアピールすればOK

「全然飲めません」など、否定的な言葉を選ばない方が心証はいいと思います。私たちの世界でもお酒を飲めない人がいますが、お酒を飲めないこと自体はマイナスになりません。飲めなくてもコミュニケーションの場として楽しめる人間ということをアピールしましょう。逆に、お酒が好きな場合は「大好き」とは言わず、「嗜む程度です」と答えるのが無難でしょう(銀座ママ ますい志保 氏)。

困った質問7「今までで一番苦しかったことは何ですか?」

人事は、なぜこの質問をするのか?

この質問はあなたのキャパシティを測る質問といえます。入社後に苦しい場面が訪れたとき、どう仕事へ取り組むのかという姿勢を面接官は見たいのです。過去にきちんと対処できていた人は、入社後も挫折することなく、機転を利かせて仕事に取り組めると判断されます。

「今までで一番苦しかったことは何ですか?」への答え方

困難な経験から学び、成長した姿を見せたい

面接官はあなたの苦労話を聞きたいわけではありませんので、この質問に対しては事実を話すだけでは不正解です。前後関係を整理した上で、「何を学び」「どう対処したか」を伝えましょう。そして、その経験を通じて成長できたこと具体的に話してください(キャリアコンサルタント 上田晶美 氏)。

苦しかったと感じさせない前向きさが大切

苦しい経験をしていたとしても、「いつも前向きに頑張ってます」、「絶対あきらめない性格なので、粘り強く乗り越えました」など、“苦しいと感じたことはない”自分をアピールするのがスマートです。苦しかったことをぐちったりするのではなく、その経験があったからこそ、今の自分があると誇ってください(銀座ママ ますい志保 氏)。

困った質問8「転職回数が多い理由は何ですか?」

人事は、なぜこの質問をするのか?

忍耐力があるか、辞め癖がついていないかを見られています。それぞれの転職理由を確認し、採用後に長く安定して働いてくれる人物かどうかを見極めています。

「転職回数が多い理由は何ですか?」への答え方

転職はキャリアアップのためと胸を張ろう

「キャリアをアップしたいから」といった、前向きな考えの転職理由は好印象です。転職回数に比例して、実力や経験もアップしたことも伝えましょう。「人間関係に悩まされて」や「ひどい待遇を受けていた」など、言い訳っぽいのはNG。転職回数があまりに多い場合は、誠実な人柄をアピールして、「今回は大丈夫そう」と人事に安心してもらいたいところです。今まで得た経験・キャリアを活かしてどう仕事に励みたいのかを強調するとなお良いでしょう(キャリアコンサルタント 上田晶美 氏)。

転職経験を逆に武器にする!

今は転職回数が多いことも珍しくない時代。消極的な回答は避け、「自分を鍛えるためです」とはっきり告げましょう。複数回転職を経験すると、いろいろな人たちに触れることで心が強くなり、これもひとつの武器になります。新しい環境に順応し、円滑なコミュニケーションを図れる人間は重宝されますから。また、「チャレンジ精神」と「飽きっぽさ」は紙一重なので、短所に受け取られないよう、最後の語尾まで力強く話しましょう(ビジネスマナーの達人 浦野啓子 氏)。

記事作成日:2006年10月12日
EDIT:(株)マインドシェア COPY/DESIGN:(株)エーアンドエス