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転職の報告はどのようにすれば良い?【挨拶メール例文付き】

ノートパソコンを使う女性転職が決まり、上司や先輩、取引先などお世話になった方々に報告、挨拶をしたい。そんなとき、何をどのように伝えるといいのでしょう。

伝える内容の注意ポイントとあわせて、組織人事コンサルタントの粟野友樹さんに聞きました。

アドバイザー 粟野友樹
アドバイザー 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

上司に転職の相談をするときは?

直属の上司は退職交渉の相手になります。転職先からの内定を承諾した時点で、すぐに退職したい旨を伝えましょう。

退職希望日時から逆算した引き継ぎ期間の設定など、こちらから提案しながら進めていきます。転職先の業界や、業務内容も簡単に紹介しましょう。

退職交渉をする際の注意点

退職交渉では「なぜ転職をするのか」「なぜ今なのか」「転職先企業はどこなのか」を聞かれることもあり、答え方に注意が必要です。

転職理由、タイミングについて聞かれた場合

「転職先で目指したいキャリアがあるから」「家庭の事情もあり今の時期しか動けないと思った」など、上司が納得しやすい理由を伝えましょう。

現職への不平不満を伝えるのはNG。上司をはじめ会社側が感情的になり、退職日まで居心地悪く過ごすことになっては、お互いに不幸です。引き継ぎや有休消化で自分の希望を伝える際もやりにくくなってしまいます。

転職後に、現職での人のつながりに助けられることもあるので、退職交渉では前向きな言葉で転職理由を伝えましょう。

転職先企業を聞かれた場合

退職交渉において具体的な社名を伝える必要はなく、交渉段階では伏せることが一般的です。

伝えると、「その会社はお客様からの評判がよくない」「最近、離職率が上がっているらしい」など、引き止めの材料に使われてしまうことがあるからです。

何度も聞かれる際は「転職先から、社名を教えないように言われています」「転職先との約束もあり、今はお答えできません」など、やんわり断りましょう。

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転職後に上司へ報告・挨拶をする場合

転職後も上司との関係を良好に保ちたい、とくに感謝を伝えたいなどの意向があれば、転職後に改めてメールなどで近況報告をするといいでしょう。

転職後、どんな仕事を任されているのか、前職での経験、上司からの教えがどう役立っているかを伝えると、上司も新しいキャリアを応援したくなるはず。

転職後に具体的な社名を伝えるのは問題ありませんが、競合他社へ転職した場合は、少し時間を置いて数週間後に伝えること。転職直後に「実は**社に転職しました」と伝えられても、上司としては複雑な心境です。相手の立場に立った配慮を心がけましょう。

下記に挨拶メールの例文をご紹介します。

【転職の報告メール例文】

件名:転職のご報告/△△(名前)

〇〇 〇〇 様

お世話になっております。△△△△です。

退職時にご挨拶させていただきました通り、
この度、〇月〇日付で〇〇業界へ転職し、現在、法人営業を担当しています。

周りには中途入社のメンバーも多く、わからない点があればすぐに聞ける、恵まれた環境におります。

△△社(前職)在社中に〇〇さんに教えていただいたことを糧に、
新たな気持ちでお客様との信頼関係構築に向けて邁進してまいります。

長い間、大変お世話になりまして誠にありがとうございました。

メールでのご挨拶となり失礼いたしますが、
今後ともお付き合いの程、宜しくお願い申し上げます。

(署名)

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同僚や先輩に転職の報告をするときは?

現職に就いている場合

転職を伝えるタイミングは、原則、辞令が出てからです。
ただ、業務上、引き継ぎが生じる場合は「辞令前なので内密に」とした上で、転職予定を伝えましょう。

近しい同僚や先輩であればすぐ報告したくなるかもしれませんが、上司への相談(退職交渉)前は避けた方が賢明です。本人からの相談より先に、周りから「転職するらしい」という情報が入ると、上司のマネジメント能力が問われるからです。具体的な社名など、上司に伝えていない内容も、同僚や先輩には言わないようにしましょう。

関係性によって、口頭やメール、チャットなど手段はさまざまですが、ここでは、メールでの例文をご紹介します。

【転職の報告メール例文】

件名:転職のご報告/△△(名前)

〇〇 〇〇 様

お疲れ様です。△△△△です。

唐突なご報告で恐縮ですが、この度、〇月〇日をもって△△社(現職)を退職することとなりました。
教育担当として長い間お世話になった〇〇さんには、ぜひご報告したくメールさせていただきました。

今後は、△△社で培った営業経験を生かし、新たに**業界の営業職に挑戦する予定です。

社会人としての基本を、〇〇さんに教えていただき、すべてが私の糧になっています。
誠にありがとうございました。

メールでのご挨拶となり失礼いたしますが、
今後ともお付き合いの程、宜しくお願い申し上げます。

(署名)

転職後に挨拶・報告をする場合

上司のケースと同じように、これからも関係を良好に保ちたい、前職での感謝を伝えたいなどの意向があれば、転職後に改めて連絡するといいでしょう。

個別に同僚や先輩に伝えた内容でも、前職の社内でどう伝わるかはわかりません。上司に伝えていない内容や、前職の不満、転職先との比較で前職を卑下するようなことは、言わないのがルール。SNSで「**社に転職しました!」と報告する際も、タイミングに注意しましょう。

下記に挨拶メールの例文をご紹介します。

【例文】

件名:転職のご挨拶/△△(名前)

〇〇 〇〇 様

お世話になっております。△△△△です。
退職時には簡易な挨拶となり失礼いたしました。

この度、株式会社〇〇に入社し、人事・採用領域を担当しております。

仕事の進め方についてまだまだ不慣れなところもありますが、
人と向き合う採用の仕事において、△△社(前職)在社中に〇〇さんに教えていただいたことを忘れずに邁進してまいります。

長い間、大変お世話になりまして誠にありがとうございました。

メールでのご挨拶となり失礼いたしますが、
今後ともお付き合いの程、宜しくお願い申し上げます。

(署名)

取引先に転職の報告をするときは?

現職に就いている場合

取引先に転職を報告するのは、退職が決まり、引き継ぎが生じるタイミングが自然でしょう。

転職先の社名まで伝える必要はありませんが、転職先の業界や業務内容を簡単に報告するのが一般的です。下記にメールで報告する場合の例文をご紹介します。

【転職の報告メール例文】

件名:転職のご報告/△△(名前)

株式会社〇〇〇〇
〇〇 〇〇 様

お世話になっております。△△△△です。

唐突なご報告で恐縮ですが、この度、〇月〇日をもって△△社(現職)を退職することとなりました。
今後は、これまで培った営業経験を生かし、新たに**業界の営業職に挑戦する予定です。

〇〇様には、約2年にわたり大変お世話になりました。
営業担当として至らぬ点も多かったと存じますが、叱咤を含め、教えていただいたことは数え切れません。

今後は、当社の◇◇というものが、貴社の営業担当として引き継がせていただきます。
私と一緒にご挨拶に参りますので、改めて日程調整のご連絡をさせていただきます。

メールでのご挨拶となり失礼いたしますが、
今後ともお付き合いの程、宜しくお願い申し上げます。

(署名)

転職後に報告をする場合

とくにお世話になった方や感謝を伝えたい方、あるいは新たな取引先候補となる方であれば、転職後にメールで新たな仕事内容などを報告しましょう。

ただ、前職とのつながりのある取引先なので、前職の不満などネガティブなことは言うのは控えましょう。下記に例文を記載します。

【例文】

件名:転職のご挨拶/△△(名前)

株式会社〇〇〇〇
代表取締役 〇〇 〇〇 様

お世話になっております。△△△△です。

退職前にご挨拶させていただきました通り、
この度、株式会社△△を退職し、〇月〇日付で株式会社〇〇に入社いたしました。
現在、前職での経験を生かし、法人営業部に勤務しております。

△△社では大変お世話になり、誠にありがとうございました。
〇〇様と、ぜひまた一緒にお仕事ができたらと考えております。
近々、ご挨拶をかねて一度お伺いさせていただけますでしょうか。

メールでのご挨拶となり失礼いたしますが、
今後ともお付き合いの程、宜しくお願い申し上げます。

(署名)

メールで転職の報告をする際の注意点

上司や先輩、取引先など、相手が誰であれ、メールで転職の報告する際は、受け取る相手にとってわかりやすく、読後感のいい内容を心がけましょう。

転職後の報告は、セキュリティ上や就業規則上の観点から、企業アカウントではなく個人メールから送信するのが一般的です。誰からのメールかがわかりにくくなるため、受け手が一目でわかるよう、件名に自分の名前を入れましょう。

また、前職での感謝の気持ち、新天地での前向きな頑張りなど、ポジティブな内容を簡潔に伝えること。前職の不満や悪口をいうことは、あなた自身の評価に返ってきます。メールを受け取った相手が、あなたの新たな挑戦を応援したくなるような、あるいは自分も頑張ろうと思えるような挨拶メールを送れるといいですね。

具体的な注意ポイントは、こちらの記事も参考にしてみてください。

記事作成日:2020年10月27日 WRITER:田中瑠子 EDIT:リクナビNEXT編集部

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