
人間関係が原因で前職を辞めました。退職理由をどう伝えればよいですか?
前の職場で上司や同僚とうまくいかず、人間関係が原因で退職しました。面接で退職理由を聞かれたら、どのように説明すればいいでしょうか?
(K・Sさん、ほかからの質問)
人間関係には触れず、志望動機を退職理由にうまく応用しましょう。
人間関係の問題を第三者に説明することは非常に難しく、面接担当者によっては「また同じ理由で退職するのではないか」、「応募者本人にもトラブルの原因があるのではないか」という不安を持たれる可能性もあります。人間関係にはあえて直接触れず、職務内容やキャリアアップのための退職であるとするなどして、“仕事”に関わる問題に置き換えることをオススメします。
なおかつ、それを“不満”としてストレートに話すのではなく、前向きな表現で伝えることが大切です。例えば、前職が「お互い相手の仕事に関心がなく、職場での会話もほとんどなかった」なら、「チームで協力し、同じ目標に向かって努力できる職場で働きたいと考えて転職を決意しました」と言い換えるなど、表現を工夫するようにしてください。
人間関係の問題を、違った切り口に置き換えることは難しいという場合は、志望動機を退職理由に応用することも、一つの方法です。「応募先が扱っている商品に関心がある」、「これを機会に、以前からやりたかった仕事に挑戦しようと思った」など、前職の退職理由とは別に、応募先を選んだ理由も具体的にあるはずです。それを、退職理由にうまく置き換え、「扱う商品に、より一層の関心が持てる職場で業務に専念したいと考えて退職しました」、「かねてからの念願だった○○の仕事にぜひ挑戦したく、転職を決意しました」などと伝えるといいでしょう。
この内容は、2016/03/10時点での情報です。
(文責:編集部、アドバイザー:松尾友子、冨塚祥子)
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