求人情報の正しい読み方
求人情報は、「仕事の内容」「求めている人材」「勤務地」「給与」「勤務時間」「休日・休暇」「待遇・福利厚生」「企業情報」といった項目に分かれています。でも、求人によっては仕事の内容が漠然としていて実際にどんな業務なのかよく分からなかったり、給料の幅が広すぎたりと、応募するかどうかの判断に迷ってしまうこと、ありませんか?
そこで今回は、求人情報の読み方について、ポイントをご紹介します。
待遇や条件面はあくまで目安程度に
求人情報に表記されている項目のうち、「給与」や「休日・休暇」、「待遇・福利厚生」といった待遇面は、他の求人と比較がしやすいため、この項目を優先してチェックしている方も多いのではないでしょうか。
けれど、「給与」はその人の経験によって変わるため、あくまで目安でしかありません。年収例が記載されている求人もありますが、それはあくまで参考例。記載されている給与の範囲の一番低い額なのか、一番高い額なのかは話を聞いてみないと分からないのです。レアケースですが「どうしても入社してほしい人材」と高く企業に評価されて、求人情報に掲載されている給与の枠を超える場合も。あなたを高く評価してくれる企業があるかもしれないのに、まだ給与提示されていない段階で判断してしまうのはもったいないのです。
「待遇・福利厚生」も同様に、どのような条件によって対象になるかは求人情報だけでは分かりません。待遇や条件面は、求人情報を探している段階ではあまりこだわらずに、幅広く検討するようにしましょう。
経験を生かすなら「求めている人材」を確認
では、求人情報のどこを重視したら良いのでしょうか?――重視するべきは、「求めている人材」の項目です。中途採用の場合、即戦力が求められます。この項目に記載されている、企業から求められている“経験”は、自分の経験と合っているかどうかをしっかりとチェックしましょう。
もちろん、「未経験歓迎」の求人を探している場合は、その限りではありません。企業側が「未経験歓迎」で募集しているのであれば、自信を持って積極的にアプローチしてみましょう。
また、「仕事の内容」も重視したい項目です。ただし仕事内容の場合は、実際に話を聞いてみないと具体的なことは分からないことも多いのが実情です。どんな顧客やプロジェクトを担当して、規模はどのくらいなのか、どのような状況なのか、どんなメンバーと一緒に働くのかなど、任せてもらえる仕事に対しての印象は、求人情報を見たときと実際に話を聞いた時でガラリと変わることも。そのため、求人を探す段階からあまり限定しすぎずに。自分がやってみたいと思える仕事かどうか、そして自分の力でできそうな仕事かどうかを判断のポイントにして、求人情報をチェックしていきましょう。
求人情報に書かれている内容が分からないときは?
「待遇欄に社会保険がない場合、保険には加入できない?」や、「フレックスタイム制と時差出勤制について教えてください」など、募集要項に書かれている内容で、どのように理解したらよいか分からないときは、「転職Q&A」の「求人応募編」をご覧ください。
また、「知らないと危険!?な求人広告の正しい読み方」でも、求人情報の読み方の疑問に回答しています!
記事作成日:2017年1月29日
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