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求人選びのポイントは?自分に合った企業の探し方

転職活動では、自己分析や応募書類の作成などの転職の準備が終わったら、求人選びが始まります。ただ、数多くの求人から自分に合った企業を選ぶのは大変です。

そこで、求人選びで知っておきたい基礎知識や、求人選びのポイントについて、組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント 粟野友樹氏が解説します。

アドバイザー 粟野友樹
アドバイザー 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

求人選びで知っておきたい基礎知識

自分に合った企業を見つけるために、求人を探す際に知っておきたい基礎知識をまとめました。

求人は厳選しすぎない

初めて転職活動する方の中には、書類選考や面接の通過率の相場が分からないために、「いくつも面接が決まったら対応しきれない」「希望条件にピッタリの企業に応募しよう」と考えて、求人を厳選して応募するケースがあります。

リクナビNEXTが行ったアンケート調査によると、応募数の平均は7.5社、面接した企業の平均は3.4社、内定が出たのは一人あたり平均1.4社となりました。平均すると、応募から書類選考の通過率は約5割、面接からの内定率は約4割のようです。

求人を厳選して応募したとしても、必ず選考通過するとは限りません。また、求人を見た限りでは自分に合っていると感じても、選考が進んで面接で話を聞くうちに、違和感を覚えて辞退したくなる可能性もあります。

中途採用は、採用予定人数が充足すると募集が終了してしまうため、求人を選ぶのに時間をかけすぎると、せっかくのチャンスを逃してしまうかもしれません。求人は厳選しすぎずに、同時並行で複数社の応募や選考を進めて、複数の企業を比較検討できるようにしておくと良いでしょう。

希望条件が変わったら優先順位を見直しておく

求人を探したり、面接で話を聞いたりしているうちに、「○○業界もいいと思うようになった」「面接できれいなオフィスを見たら、オフィス重視に変わった」など、希望条件が変わっていくのはよくある話です。

希望が変わったら優先順位を見直しておかないと、「もともと希望していた△△業界も捨てがたい」「オフィス重視になったけど当初の条件も変えたくない」と、どんどん希望条件が増えて選びきれなくなる可能性があります。

希望条件が増えたとしても、「自分が最重視しているのは何か」を常に意識して、優先順位をしっかりと決めておきましょう。

すべての条件を叶える企業はごく僅かと理解する

例えば、「各種手当あり」「残業なし」「テレワーク可能」「年間休日120日以上」など、魅力的な条件の求人には、応募が集中するものです。そのため、求人を選ぶ際に、条件を設定しすぎると、マッチする求人がなくなる、または応募が集中するため選考通過が難しくなる可能性があります。

どんなに応募数を増やしても、選考通過ができないと転職することはできません。「すべての条件を叶える企業はごく僅か」と理解して、選考通過率を見ながら条件を見直すことが重要です。

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求人を選ぶ前に!転職の「軸」を決めよう

求人を選ぶ際は、まず転職理由を明らかにすることから始めましょう。転職理由とは、「会社を辞めようと思ったきっかけ(退職理由)」と「転職で実現したいこと」です。

例えば、「人間関係が不満で辞めた」という場合は、退職理由は「人間関係」になりますが、転職理由は「助け合えるチームで働きたい」「優秀な仲間と切磋琢磨したい」など、転職先で前向きに実現したいことになります。

転職理由がなく、不満解消のために転職すると、同じ不満が発生した時に、また転職したくなってしまいます。転職活動では、軸となる「転職理由」を明らかにして、長く続けることができる職場を探すようにしましょう。

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自分に合った企業の探し方

求人選びの原則として、「可能性を広げるために求人を厳選しすぎない」ということが大切ですが、その中で自分に合った企業を選ぶために、3つの方法を紹介します。

「絶対条件」と「希望条件」を決める

条件は、「絶対条件」と「希望条件」を決めておくようにしましょう。特に年収は、「必ず○○万円以上」と絶対条件のみを提示してしまうと、応募先企業の給与テーブルよりも高かった場合は、年収がマッチせずに不採用となってしまうケースが多くなります。

少しでも可能性を広げるために、「最低限必要な年収は○○万円(絶対条件)」と「できれば○○万円以上の年収を希望(希望条件)」に分けて伝えるようにすると、企業側も「希望の○○万円は難しいが、最低限の年収の間なら可能」など、検討がしやすくなります。

年収以外でも、「関東圏を条件に、できれば○○県を希望」、「土日休みが絶対だが、夜勤はあっても構わない」など、希望度を整理して「絶対条件」と「希望条件」を決めておきましょう。

できるだけ自分の目で確認する

もし迷っている求人があれば、記載されている情報だけで判断せずに、応募して面接で確かめるようにしましょう。

面接で話してみた結果、求人では分からなかった意外な魅力に気づいて入社意欲が高まったり、懸念していたことが確認できてきっぱりと諦めたりと、迷いのない意思決定をすることができるからです。自分の目で確認して判断することで、後悔のない転職を実現することができるでしょう。

カジュアル面談なども活用する

近年は、気軽に企業の採用担当者に会って、お互いの志向や相性を確かめる「カジュアル面談」が増加しています。面接に比べると、企業からの説明があり、求職者側もざっくばらんに質問することができるので、相互理解を深めることができるのがカジュアル面談の魅力です。

最近では、オンラインによる面談も増えているので、移動することなく実施できる点もメリットです。カジュアル面談を活用して、「この企業に入りたい」と感じられる企業を見つけましょう。

記事作成日:2023年6月16日 WRITER:只野志帆子 EDIT:リクナビNEXT編集部
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※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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