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誰にも転職の相談ができずに悩んでいる方へのアドバイス

転職は、自分の人生を左右するかもしれない一大イベント。できれば誰かに相談したいけれど、相談できる相手がいない…。

そんなときはどうすればいいのか、誰にも相談せずとも転職を成功させるにはどうしたらいいのか、組織人事コンサルティングSeguros代表コンサルタント・粟野友樹氏がアドバイスします。

アドバイザー 粟野友樹
アドバイザー 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

まずは自分の悩みを整理してみよう

一般的に、転職のことで誰かに相談したいと思うのは、次のような悩みや疑問が生じた時に多いようです。

①職場の人間関係、仕事が合わない
②転職するべきか
③どんな転職活動すれば成功につながるのか
④おすすめの業界・企業はどこなのか
⑤今後のキャリアプラン

①のような悩みは、不満に近いネガティブな感情で、転職が目的ではないこともあります。②は転職そのものに対する不安、③④は転職のノウハウに対する問い、⑤は将来に対する不安、と大まかに考えることができます。そして、こうした悩みなどがいくつも入り混じっていることも珍しくありません。

いずれにしても、誰かに相談するしないにかかわらず、まずは自分の悩みを分析し、「何を相談したいのか」を整理してみましょう。自分の悩みが明確になることで、もしかしたら「相談しなくても自分で解決できる」と思えるかもしれません。

相談する場合も、何に悩んでいるのかがはっきりしている方が、相談相手はアドバイスしやすくなります。

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ひとりでも解決できる方法ないか検討してみよう

実際、転職者へのアンケート(※)などを見ると、「転職の悩みは、誰にも相談しなかった」という人は意外に多いようです。それでは、先に挙げた①~⑤の悩みについて、ひとりで解決できるとしたらどんな方法があるのか考えてみましょう。

※【参考】転職の悩みは、誰に相談すれば良い?

①「職場の人間関係、仕事が合わない」の場合:
例えば上司とのの人間関係がギクシャクしているのなら、「上司の発言や性格を分析する」「上司とうまくつきあっている先輩や同僚を観察して学ぶ」などの方法が考えられます。

②「転職するべきか」の場合:
転職サイトに登録してスカウトを待つなどして、自分の市場価値を客観的に見て判断する方法が考えられます。あるいは、自分のキャリアプランを見直して、現社で実現できることと転職で実現できることを比較検討してみるのもいいでしょう。

③「どんな転職活動すれば成功につながるのか」の場合:
転職サイトのノウハウ記事、書籍や動画共有サービスなどを参考にする方法が考えられます。

④「おすすめの業界・企業はどこなのか」の場合:
業界紙やビジネス誌、業界地図や四季報などで、業界の情報収集が可能です。またワークライフバランスや年収など、転職で重視する要素が決まっているのなら、転職サイトでキーワード検索をしたり、厚生労働省が発信している『女性の活躍推進企業データベース』などの政府系サイトを参考にするといいでしょう。

⑤「今後のキャリアプラン」の場合:
まずは自分のキャリアの棚卸しをして、自分なりにキャリアプランを立ててみることです。身近に「こうなりたい」と思うロールモデルを見つけて、その人のキャリアを知ることも参考になります。

最近は、書籍動画共有サービスでも転職に関するさまざまな情報を得ることができます。補足的に活用できる転職サイトのコンテンツも充実しているので、ひとりで解決するための手段として利用してみましょう。

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相談が必要の場合、然るべき相手はいないかもう一度探してみよう

上記を試してみても、やはり誰かに相談したい、という気持ちが残ることもあるでしょう。その場合は、無理にひとりで解決しようとせず、相談した方がいいと思います。誰かに相談することで、たとえその場では解決に至らないとしても、気持ちが楽になることが多いからです。

「相談したいのに相手がいない」と感じている人は、今一度周囲を見渡してみてください。転職の相談相手を「友人や家族」だけで考えている人も多く見受けられます。

相談相手として挙げられるのは、友人、知人、家族、職場の人(上司や同僚、人事担当など)、元同僚、転職エージェントなどです。この中に、これまで候補としては浮かばなかった人がいないでしょうか。

思い当たる人がいた場合は、一度思い切って相談してみるといいと思います。ただし、相談相手によっては相談の仕方・伝え方に注意が必要です。

例えば、職場の人に相談する場合、あまりにも強く「不満があるので転職する」と匂わせるような相談の仕方では、気を許している同僚であっても、同僚から上司に伝わってしまうこともあり、それによって職場での行動をチェックされたり、重要な業務からはずされたり、転職しないよう説得されたりする可能性が出てくるからです。

また、親に相談する場合にも慎重さが必要です。親世代は20~30代の働き方や転職事情に詳しいとは限らないので、特にノウハウについては的確なアドバイスをもらえない可能性が高いからです。親心が先に立って、頭ごなしに反対されることも考えられます。

こうした状況を踏まえると、専門家からの的確なアドバイスをもらえるという点で、転職エージェントは理想的な相談相手でしょう。転職をサポートするという仕事柄、転職することが前提でのアドバイスになることを心得ておく必要はありますが、悩み解消のために一度トライしてみる価値はあります。

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相手が見つかり、相談するときには

相談することをあまり重く考えず、身近な人に気軽に聞いてみる感覚で、相談してみましょう。友人に相談してみたら、実は同じよう悩みを抱えていて、「自分だけじゃない」と励まされるかもしれません。

ただし、相談する場合は相手に依存し過ぎたり、1人の意見に傾倒し過すぎたりしないよう注意してください。

大切なのは、1つの参考意見として耳を傾けるというスタンスです。「この人に相談して解決したい」と相手に過度に期待するのではなく、複数の人に相談していろいろな人の考えを知り、参考にしましょう。

まとめ

ここまで、転職の悩みをひとりで解決する方法、あるいは悩みの相談相手の探し方をアドバイスしてきました。

繰り返しになりますが、転職の悩みは誰かに相談しなくとも、自らいろいろな情報を得たりすることで、解消できる可能性は十分にあります。もちろん、良き相談相手が見つかったら相談をし、有益なアドバイスを期待するのもいいでしょう。

ただ、「転職するには誰かに相談をしないといけないのだろうか。相談しないことで何か大きなマイナス面があって良い転職できないのだろうか」などと過度に不安に感じたり、「相談すべき」という先入観を持ちすぎたりする必要はありません。

本来、自分で解決できる悩みを、適切ではない相手や適切ではない形で相談をして混乱するといったパターンも考えられるからです。

まずは、「自分が転職・キャリア形成においてどんな悩みを持っているか」「自分で解消できることは何か・自分で解消できないことは何か」を整理してみましょう。そうすることで、「誰にも相談できずにどうしよう」という悩みがなくなり、満足の行く転職につながるかもしれません。

記事作成日:2023年5月8日 WRITER:笠井貞子 EDIT:リクナビNEXT編集部
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※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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